旅立ち

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小学校の卒業文集の表紙に自分で書いた題名である。
なんとも平凡でありながら、たくさんある平凡な言葉の中で何を思ってこれを引っ張り出したのかはよく覚えていない。
私の小学校の卒業式ではひとりひとり壇上で抱負を叫ぶ。
「中学校で新しく学ぶ英語を頑張って、将来は世界に羽ばたく人になりたいです」
と言い放った私はまだ世界の全体像さえまるでつかめていないただのガキだった。
かっこいい響きにつられて言ってみたという不届き者だったわけだが、いつのまにやら本当の目標になっているのだから実に恐ろしい。昔の自分に刷り込まれた感がなくもないような・・。

さて卒業式を19日に控えた今の私は、華の中高生活から無事旅立つことができるのか。
大好きな人たちに会えなくなる寂しさに胸をしめつけられる毎日が足早に通りすぎていくようでさらに心細くなる。
六年間を締めくくる卒業式を、最後の仕事を、無事にこなしたいなぁと切に願うばかりだ。あードキドキ。

皆さんは卒業シーズンをどんな気持ちでお過ごしでしょうか・・。
4月になったら合格のお便りも来ることだし、留学仲間で集ったりしたいね!
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本の虫

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になるべく、せっせと身の回りに本をかき集めているところだ。
アメリカの大学での読書量は半端ないという。
速く、大量に読む訓練としても、あちらの学生との距離を少しでもつめておく意味でも、かじった程度しかない英米文学に今こそ足を踏み入れるとき!
どなたか、お勧めがあれば教えていただきたい。英米文学、日本文学、ジャンルも問わない。とっておきの一冊を紹介してください。

私が今読んでいる本は、
The Scarlet Letter (Nathaniel Harthorne)
沈黙の春 (レイチェルカーソン)
オレンジガール(ヨースタインゴルデル)
台所のおと(幸田文←大先輩。)
近代科学を超えて (村上陽一郎←卒業式の祝辞)
科学・哲学・信仰 (同上)

ついつい同時読みをやらかしてしまう。
違う種類の本なら大丈夫なんだけどね。

今までに読んだもので印象深い本は、
1984 (George Orwell)←必読書。
貧困に立ち向かう仕事 (西水美恵子)
世界の半分が飢えるのはなぜ? (?)
歴史を変えた誤訳 (鳥飼玖美子)
あなたが世界を変える日 (セヴァンスズキ)

好きな本は、
車輪の下 (ヘルマンヘッセ)
9.11ジェネレーション (岡崎玲子)
ソフィーの世界 (ヨースタインゴルデル)
カードミステリー (同上)
宮沢賢治全般

徹底的に趣味娯楽に走り続けたようで・・
これから読もうと思うのは、
ディケンズ、トルストイ、ヘミングウェイ、オースティン、ブロンテetc
と、どこから手をつけたらよいやらわからない状態。
どなたか救いの手を差し伸べてください。
六年分でもなんでも、沢山読まなければ。
本は心の栄養だしね。
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初アウト

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Wesleyan Freeman Scholarshipの一次選考結果が出た。
思いがけず早速舞い込んできた不合格通知。
これについて書くのは辛いけれど、泣く泣く書こう。
邪魔なプライドを脱いでこそ昔の自分を超えられるのだから。

一つ目の門を閉ざされるとは思わなかった。
正直いって初めは、なんで落とされたのかがわからなかった。
勢いでStatusを暴露すると、
私立女子進学校学内1位(偶然の賜物)
成績平均 4.8
TOEFL 263(普通)
SAT Verbal 590 Math 800(普通)
SAT II Writing 630 Math IIC 770 Chinese 750(微妙)
他:器械体操部、体育委員、体育祭実行委員、アルバム委員、ボランティア
  部活の賞状が4枚。先生の粋な計らいで都知事賞をもらえる予定。
※Wesの奨学金審査ではSATはMathしか見ないらしい。

これでも?というのが正直な気持ち。
スコアや成績以外の「なにか」が足りなかった。
これは私が一番恐れていたこと。一番自信を削がれること。
なにがいけなかったのだろう。その答えを大学は教えてくれない。
点数でスパっと切られる日本の受験の方が諦めがついてよろしい気がしてくる。
エッセイかな。アピール不足かな。
私も質の悪い奴だが、思い当たる理由がない。釈然としない。

変えられないことは受け入れる。
大変お世話になった先生方や励ましてくれた友人たちに報告するのは胸が引き裂かれる思いだが、私の中で消化できていれば心配をさせずに済むはず。
私以外の誰かが必要としていた。その人はきっと幸せなのだ。
私には違う道が用意されている、と思えば、すんなりと受け止められる。
まぁ、これでさらに他が不安になったのも確かだが・・。

でも、この手痛い一撃で、こんな救いようのない私の、目を覚ましてもらったように思う。
傲慢になっていた。自信が一人歩きしていた。
全てをやりきったつもりでいた。これはいかん。
英語の勉強もろくにせず毎日頭を泳がせていただけ、大学側からなにか言ってくるのを待っていただけ。

さっき、面倒だからとやらなくてもいいと切り捨てていた、LACの面接を申し込んだ。
一生懸命な姿勢を忘れてはだめだ。今まで私を進歩させてきたのはまさにその姿勢なのだから。
大好きな英語を生かしたいと留学を夢見ていた頃。必死に単語力を増やそうとしていた自分。
謙虚でありながらも貪欲だった初心を思い出して、勤勉な私になろう。
もうできることは面接しかないけど、合格の先をも見てこつこつと下地を作るのだ。

受験生も、しっかり踏ん張れ!
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つながり

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華の女子校生活がもうすぐ終わる。
私の六年間をなにより彩ってくれたのは、学校の内外で出会った沢山の人たち。
中学に入るころはまだ、人を信じきることができず、自分を出すことが怖かった私が、ここまで自分を誇り、周りの人をこよなく大切だと思えるようになったのは、ほかでもない友人や先生のお陰なのだ。
隣にいることを当たり前のように思ってくれる友人がいる、ということに幾度となく救われた。生徒のために心を砕き、「運命共同体」と言い放ってくれた先生はいつまでも私の師でありつづける。
へこむととことん沈みっぱなしの私にエネルギーをくれるのも彼女たちの温かい言葉や笑顔だった。感謝って、してもしきれない場合はどうすればいいのだろうと最近は本気で悩んでいる。言葉で言おうと、モノで表そうと、到底足りるはずがないんだもの。
卒業をして道が分かれようと、彼女たちとはきっとずっと繋がっていたいと願ってやまない。

また、ブログを通して出会った素敵な人たちには様々な感動をもらっている。
奇跡的な出会いをしてしまったからかな?笑。
普通に生きていたらすれ違うことさえなかったであろう人々と結び付けてくれるインターネットに感謝感謝。健全に使えば良き「出会いの場」になるんだね。

新しい出会いは私に、まだまだ見えていない世界があるのだと気づかせてくれる。
これから私がどこへ行くかなにをするかに関係なく、必ず待っている誰かとの出会いがとにかく楽しみだ。
人は結局ひとりで生きて行く。これはまぁ捉えようによっては真実に違いない。
でも、他者に出くわさずに生きていく人はまずいない。
そうして年月と共に増え、濃くなってゆく、人との繋がりが、私達の財産なのだろうなぁ。
最近はこんな風にあったかくも切ない気持ちに浸ることがたびたび。
そういう季節なのかも。

そういえば、今日もらったメールにおもしろいことが書いてあった。
まだ解読しきってないが、女性は、友達のいるひとといないひとを比べると、いるひとの方が寿命が長く、幸せに生き、歳をとっても元気でいるらしい、ということがUCLAやHarvardでの研究でわかってきているというのだ。普通に考えて当たり前じゃん、という感じだが、対人関係のストレスに応対する特別なホルモンがあるなど、医学的にも立証されるならすごいかも。
まぁ立証されようがされまいが経験としてわかっていることだから研究するまでもないようにも思えるが。
人間はもとから他者と繋がるようにつくられたのだと改めて感動してしまったので。
それは人同士のみならず、人間と自然との関係でも同じことだろう。
人と人が、人と自然が共に生きる道を選びたいものだ。