最近は所々で変な名前、DQN(ドキュン)ネーム、またはキラキラ☆ネームと呼ばれるアホっぽい名前が話題に取り上げられる。さて、どうしてそのような名前が増え、注目されるようになったか。

最初に自分で言っておくが、これからその社会現象の偏見と独断に満ちた理由を決めつけてみる。
また逃げで言っておくが、特に根拠もないし筋も通そうとは思っていない。

まず結論から言ってみる。

1.少子化の日本では全体的に子供が少なくなるが、その速度は所得の高い者より低い者のほうがゆるい
2.所得が低い人は高い人と比べて、バカが多くなる
3.バカは子供を増やす確率が高い
4.バカの方がDQNネームをつける傾向がある
5.バカ親に産まれる子供は所得、環境的制約からバカが多い傾向

かなり人に責められそうな内容だ。
最初に言っておくと、子供が多い人はバカだと言っているのではなく、子供にアホな名前をつける親はバカを通り越して一生後悔するぞ、ということ。


前提として、DQNネームを子供につける親はバカだ、ということになる。
バカにもいろいろとあるが、この部分は若いうちに避妊をしないでできちゃった結婚をしたような人や、出産計画を立てないでセックスをしまくっているような人が主に対象となる。


貧乏子だくさんとは言われるが、所得と学力等にも関係があるだろう。
ただ、日本では所得と学歴、知能指数を定量化して統計的に調査することができない。


国際的に見ると所得と出生率の関係は明らかなのだが、日本ではそれほど有意な関係ではないことに注意。


そこはかとなく隅っこ。-都道府県別出生率

でもなーんとなく関連はありそうな・・・。
これは所得と出生率を都道府県別で所得の低い順から整理したもの。
一番左が高知で、その一つ横が沖縄。一番右が東京。沖縄と東京は極端に正反対な結果を出しているため、この二つを除くともっと緩やかな結果になる。
ググって出てきたものに改良を加え、2009年の県民経済年報と少子化社会白書からグラフ化。

収入と学力の差についてはこの程度の分析が日本では限界か。

家庭の所得が低いほど子どもの学力は低下する?
文科省も調査に乗り出す“学力格差”の知られざる実態ーダイヤモンド・オンライン



まあ、上記1.2.3.5は単なる統計的事実なのでそれほど触れなくてもよいか。(そう、いきなり面倒になったのだ!)

名付けの研究についてはあまり聞いたことがない。
読んだことがあるのはこれ。
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー著
ヤバい経済学 [増補改訂版]


この本はもうけっこう古いが、メールで問題になる以前から相撲の八百長について研究していたり、「割れ窓理論」をこき下ろしていたりと、かなりエキサイティングだった。

その中でアメリカ人がどういう名前をつけるかのランキングと、流行について分析している項がある。
興味深いのはアメリカでは教育水準や所得との統計ができることで、「親の教育水準が低い白人の女の子」のランキングとかがわかることだ。
そのトップ5
1.エンジェル (Angel)
2.ヘブン (Heaven)
3.ミスティ (Misty)
4.デスティニー (Destiny)
5.ブレンダ (Brenda)

日本でも「天使ちゃん」などは有名なDQNネームだが、アメリカではメジャーな名前だ。
しかし高学歴の家庭ではぜんぜん違う。

「親の教育水準が高い白人の女の子」ランキングトップ5
1.リュシエンヌ (Lucienne)
2.マリー・クレア (Marie-Claire)
3.グリニス (Glynnis)
4.アデア (Adair)
5.メイラ (Meira)

まったく傾向が違うことがわかる。
日本でもこのような違いは起こっているはずだ。

また、アメリカでもいわゆる「あやかり名付け」があるということはおもしろかった。
その時点では高学歴・高所得の人がつけた名前が、10年・20年経つと低学歴・低所得の人々の間ではやる名前となるという。
ブリタニー、ステファニー、ローレン、マディスンなどは80年代、90年代に高級な名前だったが、今では高級な人々がつける名前では無くなっている。

この文で著者は、こう締めくくっている。
「カリフォルニア州の名前データが語っているのは、子供がどれぐらい成功してくれると自分達自身が期待しているかを名前に込める親御さんがものすごくたくさんいるということだ。名前で何かが違ってくるかというと、そんなことはぜんぜんない。でも、親御さんたちは少なくとも、まさしく一番最初から、自分達はできるだけのことをしたと思えて、少しは気が休まるのだ」


その2に続く。
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