鹿児島県・徳之島の伊仙町は近く犬田布(いぬたぶ)岬に建つ「戦艦大和慰霊塔」の修復工事を始める。当初は建て替える計画だったが、募金が集まらないことから修復に計画を縮小した。町は「平和のシンボルとして修復し、慰霊祭を続けて行きたい」と話し、元乗組員や遺族らが集まる4月7日の慰霊祭までに完成させる予定だ。

【当時の紙面から】戦艦「大和」撃沈

 犬田布岬は1945(昭和20)年に沖縄に向けて出撃した旧日本海軍の戦艦「大和」の沈没地点に近く、毎年慰霊祭が営まれている。慰霊塔は68年に全国からの募金で民間団体が建設。合掌する手をかたどり、高さの24メートルは大和の甲板から艦橋までに合わせている。

 しかし、建設後40年以上がたって老朽化。06年にNPO法人が再建を計画したが、募金が目標通りに集まらなかったことから町が募金窓口を引き継ぐとともに修復に変更した。

 町によると、寄せられた募金は14日現在、1759万円。町企画課によると、昨年12月の構造性能調査で「耐久性は問題ない」と診断されたという。修復工事では、コンクリートの崩落部の補修やひび割れ部の補強、さび止めなど実施する。【神田和明】

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