ひとつ前の記事に書いたように、

情報ばかり集めながら、ずーっと行動ができませんでした。

 

その理由は、

 

「いま病気なわけじゃない」 (慢性的な不調程度)

 

つまり→危機感が薄い!!

 

が全てでした。

 

そんな私に、予想外の出来事が。。。

それは、「ぎっくり腰」えーん

 

これまでも2回ほど経験してますが、今回は一番酷い!!

仕事もあるし一刻も早く改善しなくては…

そう思い、何かの時の駆け込み寺のような存在の整体の先生のところへあせる

するとその時は改善するのですが、また痛いビックリマーク

二日続けて行きましたが同じ状態で、これではラチがあかないメラメラ

家でぎっくり腰の時の体操もしましたが当然即効性はなく…。

次は、できれば避けたかった西洋医学に頼るしかないビックリマーク

と、個人医院ながら、診察4時間待ち爆弾の先生の所へ行き、

「先生!注射してください!!」

と言い、念願の注射をしてもらうも、全く痛みが軽減しないドクロ

 

「困ったゲッソリあせるこれはどうしたもんか・・・」

 

これまでのように

「何とかしないと…でもなぁ」

では、もうすまされない!

 

普段から、何事も崖っぷちまで来て、ようやく動ける私あせる

今回の崖っぷちは、このぎっくり腰でした。

でも、これがきっかけとなり、これまでずっーと、

「やりたくて、でもやれなかった」断食

、を、スタートさせることができました。

 

つづく

 

 「健康でありたい」「元気で生活したい」

これは誰もの願いです。

 

ありとあらゆる情報が溢れかえっている現代、情報に振り回されず、本物を見極めること、これがとても重要だと思います。

 

私は元々、健康に関する情報が大好物。(笑)

いろんな情報を集める中で、いつの間にか「これは本物」と判断するアンテナがすごく高くなり、今ではもう不要な情報は見向きもしなくなりました。

今ではある意味信念をもって、自分に必要な情報を判断しています。ただし、そこにどんな根拠があるのかと問われても、あくまでも私の「勘」ですので、人に説明はできません。(笑)

 

そんな中でも、私が衝撃を受けた本との出会いがいくつかありました。

 

↓甲田光雄先生の本

 

↓赤峰勝人さん

 

このお二人を知ったことは、私の「健康ヲタク」人生に、最大のカルチャーショックになりました。

とりあえず、このお二人の著書を全て読み漁り、この本人出てくる人の著書を読み漁り…(笑)

 

この二人に限らず、たくさんの本を読み漁り、「本物はコレ!」という考えが自分の頭の中で定まり、だけど情報ばかり頭にあっても実行できないことばかり。

 

そんな私が、ついに一歩踏み出せるきっかけとなった出来事がありました。

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先月、初めて3日間のファスティングを体験しました!

 

・食べることが大好きキラキラ

・意志が弱いタラー

 

こんな私にも「できた爆  笑ビックリマークということが本当に大きかったです。

「私にもできるんだー。」と、大きな自信になりました!!

 

ファスティングに関して、肯定派、否定派、いろいろあります。

でも、「やってみてから言いましょう!」と言いたい。

やってもないのに、言い悪いを論じるのはどうかと。

「そんなものは効果がない」

と言う人ほど、自分が実際に体験されたこともなく、それを根拠に実証されているものはありません。(私の知る限り)

 

人に伝えるにも、

実際にやってもないことを知識として持ってても、説得力なし。

 

体験を語ることは、私に起こっている事実。

ということで、私のファスティング初体験をここにシェアしたいと思いますニコニコ

興味のある方は、読んでいただけると嬉しいですラブラブ

 

↓私がお世話になった、ファスティング専門家の先生。

一人では無理でした。サポートがとても大きかったです!

→ナチュラルラボ・田中裕規先生のHP

https://n-lab.co.jp/fasting/index_pc.html

 

 

講座自体は1時間半、スライドを見ながら土井先生が一方的に話されます。

先生の品のある大阪弁、噺家のような流れる口調、淡々と、でも熱い思いで話され、もちろん笑いもあちこちにナチュラルに散りばめられ。笑

あっという間に終わってしまいました。

 

で、ドキドキ待ってた「質疑応答」タイムは・・・ありませんでした。

・・・チーン(*_*)

 

追い打ちをかけるように、会場の司会の女性が、

「ではこれをもちまして終了させていただきます。なお、サイン会等はありませんので、ご了承ください。」

 

・・・えーーっ。もしサイン会あったらあかんと思って、さっき廊下で最新本買ったのに(家にはすでに持ってたので2冊目^^;)。

ブツブツ…。←私の心の声

 

しかし!ここは大阪。なにわです。

参加者は圧倒的におばちゃん。とはいえ品のあるおばちゃんばかりでしたが、気づくと先生の横にはサインを待つ列が。。

完全スルーされた受付のお姉さんが慌てて先生のところに駆け寄るも、

 

土井先生:「まあ、よろしいやんか。サインしますわ。並んでくれてはるんやし。」

 

実は講座前にも先生の横に列ができ、受付の人が

「あ、あの・・・もう始まる時間ですので・・・」と言うも、

 

土井先生:「まだ今の時間やったらよろしいですよ。サインしますわ。並んでくれてはるんやし。」

 

 

受付の人やりにくそう(笑)。

このせりふを、流れるような古き良き大阪弁のイントネーションで品よく言われてしまうと、タジタジ。(笑)

 

でも、土井先生の人柄が垣間見えませんか?

なんかこういうところも、めっちゃ普通っぽい飾り気のない魅力があるんです。

 

えらそーにしてる人なら、それは料理にもおごりとして必ず出る、と、私は思います。

 

で?私は?どうしたか?

 

もちろん、並びましたよ。笑

先生は一人一人の目をしっかりと見て、ありがとうと言われ、サインしてくださいました。

やっぱり素敵でしょ。

 

で、私の番が来て書いてくださってる時に、

訊きましたよ〜!

 

私:「先生、『祝いの料理』って本はもう販売されないんですか?」

先生:「ああ〜、あれはね、いい本ですよ。」

私:「私、あの本が大好きでもう一冊欲しいんですけどもう売ってないんです。」

先生:「あー、難しいなぁ。アマゾンとかで買うとかねー。」

私:「アマゾン、めちゃくちゃ高騰してて…。」

 

次の人の番だったのでそのくらいの会話でしたが…。

やっぱり、「難しい」と言われてたから、再度販売はなさそうな雰囲気だったなぁ。。めっちゃ残念です。

 

でも、土井先生と直接会話できた!嬉しい!

よう考えたらすごい!(笑)

 

でも、こりずに、土井先生のTwitterに書きこんだら、先生「いいね」

しれくれてはりましたが。(笑)

Twitterとかでも、先生はめっちゃマメなんですよ。

 

 

 

↑土井先生の最新本。

 そのまま今回の講座のタイトルでした。

 

この本の帯に書いてあること。

 

「食事はすべてのはじまり」

「大切なことは、一日一日、自分自身の心の置き場、心地よい場所に帰ってくる暮らしのリズムをつくること。その柱となるのが、一汁一菜という食事のスタイルです」

●今、なぜ一汁一菜か

●暮らしの寸法

●毎日の食事

●作る人と食べる人

●おいしさの原点

●和食を初期化する

●一汁一菜からはじまる楽しみ

○一汁一菜の実践(合理的な米の扱いと炊き方、具だくさんの味噌汁)

 

私も、子供達にとって、安心や信頼、自信を育て、想像力を育める食卓を創っていきたいと、

あらためて思いました。

 

講座の内容は全て本に書かれてあります。

ご興味ある方は是非どうぞ。

 

 

私から特におすすめなのは!!

土井先生流、ご飯の炊き方

目から鱗です。

今までの常識が覆ります。しかも簡単。

 

土井先生ほど、料理を簡単に、論理的に、分かりやすく、理路整然と、しかし熱く語れる人は他にいない!と私は思います。

 

↓土井先生のアプリ♪

有料ですが、使えば確実に元は取れます!

動画が何と言っても楽しい。いつもの噺家さん口調です。笑

レシピも相変わらず簡単で美味しい。

(写真は私のスマホ画面のアプリを立ち上げた瞬間に画面いっぱいに一瞬現れる土井先生の笑顔です。その一瞬を撮影するのに苦労した(^_^;))

 

参加者の方は、200人ぐらいだったでしょうか。

年齢層は、おもに40歳代~70歳代くらいかなぁ。98%くらいが女性だったように思います。

その中で、たまたまお隣になったのが、40歳くらいに見える男性。

それも、メモ魔の私と同じくらいメモを取っておられて、すごいなぁと思いました。「こちらへはどうして?」と思わず話しかけたくなるような雰囲気でした。(人見知りなのでそれはできず^^;)

 

土井先生は、開演のだいぶ前から講師席に座っておられて、最前列のおばちゃんたちととても気さくに世間話をされたり、参加者の中に知り合いの方を見つけると、サササッと駆け寄ってご挨拶されていたり、いい意味でめちゃくちゃフツー!でも、やはりとても紳士で、関西弁でいうところの「シュッとしてはる」素敵な雰囲気をお持ちでした)^o^(

 

私はこれまで「この人と会いたい!」と思う人とはことごとく会えていて、念が強いなと自分では思っています。

そしてこれまでお会いした人間的に立派な人ほど、全く飾らず気さくで自然体。土井先生もまさにそうでした。

 

よく「家庭料理の神様」と表現される土井先生。

土井先生のレシピの中でも、下に紹介している2冊は特に大好きで大事にしています↓『土井義晴のレシピ100』『祝いの料理』

 

実はこの本たち!!少し前まで発売終了だったのです!

でも、人気番組「プレバト」などに出演されるようになって以降、『レシピ100』のほうだけ、

気が付くと再販されていました。やった~!

 

というのは、

以前私が、「この2冊は娘が嫁に行くときに持たせたい」と言っているのを見て、友人が「私も買う!」と言ってくれたのですが、当時はどちらも発売終了。そしてAmazonの中古は高騰…。

 

『レシピ100』のほうは再販になり良かったのですが、

『祝いの料理』のほうは??

と、ずっと疑問でした。この本は名前の通り、「ハレとケ」でいうところのハレの料理のレシピばかりなのですが、おせち料理の時どれほど重宝してきたことでしょう!ほんと一生モノです。

 

そして思いました。

 

「そうや!土井先生本人に訊いたろ。講演の後、質疑応答の時間があったら一番に手を挙げたるねん。」←(心の声)

 

つづく…笑

 

 

 

『一汁一菜でよいという提案』

 

ちょうど1か月前。

日ごろから敬愛する土井義晴先生にお会いしてきました。

 

その場所は、大阪・土佐堀の朝日カルチャーセンター。      なんとその場所は、あの憧れのフェスティバルホールビルの

18階!ホールへ続く赤じゅうたんの階段を見ながら、キラキラした建物をドキドキしながら上がります。

そんな、めっちゃハイソな雰囲気のところに朝日カルチャーセンターはあります。

 

↓歌手の方なら超憧れのフェス。

お客さんを選ぶホールで、一流しか開催できないのです。

 

以前から、土井先生のお料理だけでなく、食や生き方に関する考え方が大好き!

食というのはひとつの切り口であって、土井先生の世界は、

人間がどうあることが一番シンプルに幸せなのかをいつも教えてくれます。

 

土井先生のシンプルで暖かい人柄は、先生のレシピにもにじみ出ています。とても素朴なのに、「あぁ美味しい!」としみじみ思う、

それが土井先生の味の魅力(*^_^*)

 

↓最新本にサインをいただいてきました。

土井先生の気さくな雰囲気は、テレビのまんま、でした)^o^(

  

(2)に続く。(予定)笑

 


さて、寂庵での「その1」「その2」「その3」に続き、「その4」を書きますメモ


*****



~寂聴さんとの質疑応答~


寂聴さんのお話の後、質疑応答タイムがありました。

お堂の係の人が、


「寂聴さんにお聞きになりたいことや質問がある方、手を挙げてください。」


とおっしゃると何人か、さっと手が上がります。


寂聴さんの体調のこともあり、最終的に質問を取り上げて返答されたのは、全部で6,7名だったと思います。


そのうち、本当に「どうしたらいいですか?」という質問は、半分。


あとの半分はというと、


「自分が前向きに頑張れるように、寂聴さんから言葉をください。」


「今やっていることや取り組んでいることがある自分に、勇気が出る言葉をください。」



そんなニュアンスのことです。

寂聴さんから個人的に言葉を掛けて励ましてもらえたら、きっと 勇気100倍!ですもんね(*^_^*)



あ、私ですか?

中村さんにも「質問せんの?」と言われましたが、


「そんなんムリムリムリムリ。

恐れ多くて。私は隅っこで寂聴さんを見てるだけでいい」


と答えました。(笑)



そして中村さんも、最初は質問するつもりなくて、手を挙げてませんでしたよ。


途中まではねあせる



なのに中盤で、急に「はいっ!」って言って手を挙げたんです!!



そしたらちょうど寂聴さんが真正面にこっちを向いておられるタイミングで、ばっちり目が合ったらしく、

寂聴さんが「はい、貴女!」って!



もう私は、横でビックリ! 「ひゃー!」


(そりゃぁね、知る人ぞ知る中村さんだもん、タダでは帰らないとは思ったけど…まさかほんまに(笑)

 しかもエネルギーが強いから、目立つし引き寄せてしまうんですよ)



中村さんが何を話したか?

それは…是非本人に訊いてみてくださいね(笑)>リアルに本人を知る方



とにかく、中村さんが今から人生を賭けてやろうとしている大きなことと、そこに立ちはだかる壁や不安を

話したんです。

なぜ、ここまで大変な思いをしてやろうとしているのか、その想いも含めて。


寂聴さんは、いくつか中村さんの話に対して質問された後、


「あなた元気そうな顔してるから大丈夫よ。やりたきゃやればいいじゃない。」




・・・・終了。。。。。チーン。。。。。




↓(私の心の声)

えっ???

いやだ!これで終わり?

もう「次の方、貴方最後ね!」って次に行ってるし!!

中村さんがここで勇気だして自分の話、深いことまで話したのに、!!

あかん、こんなん許されへん!!



後で中村さん本人に訊くと、

「寂聴さんから見ると、悩みのうちに入らんかったんやろうね。やりたきゃやればいいじゃない。」

で、終わってたんやわ~。ワハハ。


ですが、私はこのまま終わることは許せませんでした。


そして、おとなしく小さくなってその場にいるだけのはずだった私の導火線に火がついてメラメラ


もう最後の方の質問も終わり、場が終了してみなさん立ち上がろうとされたその時、



「ちょーーーっとまったぁ!!!!!!!!パー」 ←私



と、昔の「ねるとん紅鯨団」みたいに手を挙げて叫んで(古)、その場の時間を止めてしまいました汗



「まだ彼女の質問に答えもらっていません!彼女の背中を押す言葉を掛けてやっていただけませんか!」


すると、一度は椅子から腰を浮かしておられた寂聴さんが、再度椅子に座り直し



「だって、やればいいじゃないって思ったから。」 w



でも、また場が仕切り直しになって、もう一度中村さんの話に戻ってもらえました。

そしてまたいくつか質問があったり、やり取りがあった後、



「人ができないことをやろうとしているんだから、素晴らしいことよ。

私は人ができないことをやってるんだって自信を持てばいいのよ。

それだけ揃ってて他に何が必要なの?

食べ物が悪いんじゃないの?!」


場が爆笑になりました。(笑)



次は、いよいよ(やっと)最終回にしますあせる

(まだ続いてますが、これほんと読んでくださってる奇特な方に感謝感謝ですドキドキ



寂庵のお庭はとても落ち着く空間で素敵でした。


じゃくあん




~いよいよ寂庵へ~



共に行くことを快諾してくれた中村さんと、京都駅で待ち合わせ、いざ寂庵へビックリマーク


玄関前についたのは受付開始30分前。

先に来られた方が受付を待っておられました。


↓こんな感じ



私たちの前に並んでおられた、大阪からの女性二人組と、寂聴さんトークを弾ませながら、その時を待ちました。


私はもう、緊張して落ち着かず、ソワソワソワソワ…ガーン

でも、同じように寂聴さんに会いたくてここまで来られている方とのお話でだいぶほぐれたかなあせる



受付開始になってお堂に入ると、初めてここへ来た中村さんは、

「すっごい落ち着く空間!」としみじみ。


かたや私はというと、

「あかん、緊張して手のひら汗でベタベタになってきたわ汗」(笑)



↓お堂内は撮影禁止なのですが、係の方が「こちらでの撮影はご遠慮ください!」とアナウンスされる前に、皆さんスマホをカシャカシャカメラ


この写真は、その時に中村さんが撮ってくれてた、干支のおりん。(ギリギリセーフ)

干支ごとにおりんがあって、鳴らすとそれぞれ音色が違うのですベル


帰りに、家族の健康を祈りながら、全員の干支のを鳴らしました。




そしてしばらく待っていると、襖が開き、寂聴さんが!!

正直、感激して卒倒しそうになりましたアップ



隣にいた友は、第一声が、 「かわいいっ!」って。笑

私はアワアワして、声もでりゃしない…汗


でも本当に、テレビやお写真で拝見するよりもずっとお小さくて、そしてお顔はつやつや、目はキラキラされていて、失礼ながら「かわいい」って表現、おかしくはないですラブラブ



とはいえ、昨年、腰椎圧迫骨折と胆のう癌の手術をされ、寝たきりの生活から苦しいリハビリを続けて

ようやく法話が再開できるようになられたのです。

ご本人も、

「まだ完全じゃないのよ。」と言われてました。


「あのねぇ、腰が曲がってしまいましたよ。何だかお年寄りみたいでしょう?!本当に歳をとるとこんなふうになるのねぇ。」

ってしみじみおっしゃっておられました。

御年93歳っていうご年齢が嘘みたいです。



寂聴さんからのお話は1時間くらい。


今の時代を象徴するようなタイムリーな出来事についてや、ご自分が最近読まれた本について

語られました。

もちろん、普通に話されるはずありません。寂聴節満載でしたよ(笑)



お坊さんのありがたい法話、を想像していた友人は、「まさか時事ネタとは」と驚いたようです。(笑)


寂聴さんは日ごろから、今の日本の情勢を心から案じておられます。


「このままじゃ日本は滅びてしまう。そんな日本を見るくらいなら生きていたくない。」

「これからの日本は、若者にかかっている。未来は若者たちのもの。今の若者に期待している。」


そんなお話を熱くされていました。



私は、一言一句聞き逃すものかと思って会いに来ましたが、実際にご本人を目の前にすると、


もうただ目の前に生きていてくだる、それだけでいい。生きて会えたらそれだけでいい。」


と、そう思いました。



そして、お話のあとは、「質疑応答」の時間になりました。



この質疑応答が…


つづく。(笑)


~もう一枚の当選ハガキの行方~



「法話の会」が開かれるお堂は、寂庵の中にあります。


こじんまりした小さなお堂の畳の上に、ギュウギュウづめに座ってなんとか150名

この150名の定員に対し、千通以上の応募があったとのこと。

係の方の説明に、「わぁー」と驚きの声が上がりましたが、

私に言わせたら、


「そりゃそーでしょビックリマーク

です。



私がいつも聴いてる法話CDはかなり以前のものですが、その中で寂聴さんが、

「自分が一番遠くから来てると思う人手を挙げて!」


とおっしゃると、全国津々浦々、北海道から沖縄まで。


そして、フランスやブラジルから、法話を聴きに帰省されている方も!

本当にインターナショナル、老若男女。


なので、ものすごい狭き門なことは重々わかっておりました。



今回当選するまで、数えきれないほど応募してきましたが、見事毎回落選通知しょぼん

そして今回は、おみくじで「大吉」を引いた長男が、ポストの前で柏手を打って、

「絶対当たりますように!」 

と願って、私の代わりに投函ポストしてくれたのです。


当選の嬉しさが、何倍にもになりました)^o^(音譜



そして今回、初めて二人分で応募していました。


「さて、誰と行くか。」



私は普段、一人行動が好きで、「ただ何となく」人と行動したり群れるのが苦手。

特にこういう、自分が特別大切にしていること、に関しては絶対譲れない。

何が譲れないか?


「ただ何となく興味があるという程度の人とは絶対に行きたくない。それなら一人がずっといい。」

「寂聴さんを本当に理解できる感覚を、根っこに持っている人とでないと、無理。」


寂聴さんに、私ほど傾倒している人は、私の周りにはいません叫び

ひとりで行こうかとも思いましたが、当選ハガキを手にしていると、ある人が頭に浮かびました。



コーチング仲間で、大阪メンバーの一人。中村さん。

彼女を誘おうグッド!



以前、いくら応募しても叶わない法話の会、寂聴さんはご高齢でご病気もされ、もう会えないんじゃないかと弱気になっていた私に、彼女が強く言いました。


「あきらめたらダメ。絶対に会える!そう信じてたら必ず会える。思いの力で引き寄せないと!」


その言葉に背中を押され、応募ハガキを書くことを諦めかけていた私が、また書き始めました。

そして、「どうせ当選しないだろうけど…」という思いは捨て、「当選する!」と念じるようになりました。



実は彼女のお母さまが、寂聴さんのファンでいらっしゃると聞いていました。

そして、中村さん本人も、仏教思想とか、哲学的な考え方は好き。

お母さまの代わりに、娘である彼女を連れて行こうと思いました(笑)。



結果、彼女と共に行ったことで、思い出が何倍にもなりました!!

一人で行っていたら、味わうことない思い出ができました音譜


私の選択は正しかったですビックリマーク

こういう時に、私の最大の強みが発揮されることに、大満足です(笑)アップ




さて、ここまでのお話では、まだ寂庵にたどり着いていませんあせる


もし良かったら、引き続きご覧くださいにひひ





寂庵のお庭のお地蔵様。とってもかわいらしい表情をされています。











~永遠に憧れの人に会えたはなし~




私が一番会いたかった人、瀬戸内寂聴さんに会えました。



あれからちょうど一週間。

でもまだ、この気持ちをどう表現して良いのかわからず、なかなか文章にできませんでした。


「絶対に会いたい」


そう思い続けて、月1回の「法話の会」の応募ハガキを長年送り続け、ようやく当選してその日を迎えることができました。


「なぜそんなに好きなの?」

「どういうところが魅力なの?」

と訊かれると、どうしても言葉に詰まってしまいます。


「言葉でうまく説明できない」

という返事が一番近いのです。


本当に本当に好きすぎると、そんなものなのかも知れません。


しかし!


いくら正確に言葉にできないといえ、今回大きな夢が叶った話を、ブログに残さずしてどうする!笑


と言うことで、まったく理路整然とは書けないでしょうが、その日のことを書き残します。


長くなるのでいくつかにわけて書きます。


もしお時間が許せば、お付き合いください。




寂聴さんのお住まいとお堂がある「寂庵」には、たくさんの小さなお地蔵さんや石仏が並んでいます。

そのどれもが、本当に優しい微笑を浮かべているのです。

そのお姿を拝見すると、こちらも自然と微笑がこぼれます。


寂庵1