熱性けいれん時のお薬【ダイアップ坐薬】について考えてみた朝。

おはようございます
岡崎市でマタニティーアロマとリフレクソロジーサロン
honoiro(ほのいろ）小林です。



熱性けいれんネタ
続けます　笑

前回の記事はこちら

今回は
お薬のこと。




子どもへのお薬
必要な時しか使いたくないと思っている私です。


でも、熱性けいれん
お薬使わなくてもいいのか
わかりませんでした。






今回、娘の熱性けいれんに対し
ダイアップ坐薬が処方されました。

お薬の添付文書。
医薬品医療機器総合機構から
印刷できます。

みてました。

でも、もう一歩のところが。
これだけでは、腑に落ちず。





そしたらば
いい本に出会いました。
（記事の最後にリンクあります。）




熱性けいれん自体は
５分以内に収まれば
問題ありません。

これは、小児科の先生もおっしゃっておりました。



ただ、何度も繰り返したり
１日に２回以上繰り返したりするときは
てんかんんを疑うと。


これは私の考えですが
５分以上のけいれんが持続したら
呼吸抑制による、新たな問題も考えられるだろうし
嘔吐したら、それによる誤嚥性肺炎のリスクもあると思います。
（本によっては１５分以内も大丈夫、との記事もみつけました。）


で、てんかん。



熱性けいれんを起こした子の
２～２０％がてんかんを起こすそうです。

また、熱性けいれんを起こしたことのない子の
１０倍くらい、てんかんを起こしやすいそうです。


ちなみに
てんかんとは
厚生労働省のサイト



ジアゼパム（商品名ダイアップ坐薬）に
けいれんを抑える作用はある。

（使用した場合、再度熱性けいれんを起きたのは１２％
使用しなかった場合は３９％）




では、

抗けいれん剤を使用することで
てんかんに進むのが予防できるのか、という点です。



平均１４歳時点で
てんかんが残った子は
ジアゼパム（商品名ダイアップ坐薬）を使用群０．７％
不使用群０．８％



てんかんへの移行率に有意の差はないようです。

また、身長、体重、頭囲、神経系の機能、運動能力、知能指数などにも差がなかったそうです。





そして
なにより気になるのが
「抗けいれん剤としてのジアゼパム（ダイアップ坐薬）の用量は、抗不安剤として用いる用量の何倍にもなる」



娘にはダイアップ坐薬４mgが処方されました。

添付文書には、１回０.4～０.5mg/kgを１日１～２回、
１日、１mg/kgを超えない量で、との記載があります。

娘は現在９kgなので、この、4mgの坐薬を１日２回までokとのことになります。


このお薬、
【抗精神薬】と添付文書に書いてあります。
その場合の使用量は
大人で１回２～５mg、１日４～１５mg


比較しますと
熱性けいれんの時の子どもへの投与量の多さがわかります。





副作用は
中枢抑制作用（ふらつき、失調）３０％
脱力感　２９％
イライラ　２４％
錯乱状態・じっとしていられない　６％
幻覚　0,7%



また、
発熱回数が有意に高かったと指摘もありました。
これは、このお薬が免疫機能を抑制する作用と考えられるそうです。


中枢神経抑制しますからね。
免疫、ホルモン、自律神経に
なんらかの影響があるのは
納得します。




以上のことをふまえ。
私なりのまとめです。




■ダイアップ坐薬は予防的に（※）けいれんを抑える作用はある

■けいれんからてんかんへの移行を抑える作用は不明

■熱性けいれんは５分以内に収まれば問題ない
（ただ、２次的なことには注意する。５分以上は救急車）

■ダイアップ坐薬の用量と副作用を考慮し、投与を考える




※けいれんを予防的に抑える、とは
坐薬なので、せいぜい１５分くらい？３０分くらい？
効果がでるまで。

なので、けいれんが起きている、なう、で
坐薬いれても、そのけいれんを抑えることにはなりません。

熱の上がり始めで熱性けいれんは起きるので
発熱したら、坐薬を入れて、とよく言われますが、そうゆうことです。




お薬を減らしたい、となると
けいれんに対する対処方法や
心持ちが必要となりますね。



こういったことをふまえて
かかりつけのお医者さんと
お話できたら
その時の、最良の選択が出来るのかな
なんて思いました＾＾


なにより大切なのは
命ですしね。






そもそも
なぜけいれんが起きるのか。

本の中にはお薬の影響もある、とありました。

娘の場合、これは当てはまらないので

とりあえず、汗をかける子へ。。
励もうと思います。笑




熱性けいれんは年齢とともに自然に起こらなくなるそうなので
あんなこともあったね～と
ネタになる日がくるはず＾＾

大きなトマトが
お庭で採れました

思いのほか、長くなりました。
お読みいただき、ありがとうございます＾＾

病院では教えてくれない？看護師お母さんによる予防接種おべんきょう会　　
募集中です＾＾

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