三宅島にもクジラがストランディングする。
毎回、その処理に困って、ほとんどが放置され、海が大きく荒れると消滅する。
地球上でもっとも大きな生き物が、こうして飾られることは、
ある意味祭壇に近い、神仏のような気がする。
博物館で恐竜の化石を見ると、ワクワクするように、
実際に島の周りを泳いでいる動物の最期を、このように飾ることは、
圧倒的な自然の中の生き物を感じる、いい機会でもある気がする。
※子供たちにはもちろん、大人だって圧倒される。
錆が浜の船客待合所の斜めの壁や吹き抜けに、この大きな骨格が飾られたら
みんな写真を撮ってSNSにアップするだろうし、島のスポットになるだろう。
骨格標本を作るときには島の小中学校の生徒が参加したら、記念になると思う。
何十年も、何百年も、後世に残るレガシー作りを、三宅島もしていきませんか?