今日は昨日紹介した、目立たないマウスピース型の矯正法、クリアアライナーの適応症について説明したいと思います。
クリアアライナーは、目立たなくて、痛みも少なく、短期間で効果的に歯並びをきれいにできる、大変便利な方法ではありますが、すべての歯並びがこれできれいにできるわけではありません。
クリアアライナーで歯並びを動かせるのは、
・前歯の軽度の八重歯(歯並びの不揃いな状態)
・前歯の隙間があいている場合(歯間離開)
・前歯の出っ歯(歯並びのみが原因のもの、顎の骨から出ている場合は不適応)
・上の歯と下の歯の正中線がずれている場合
・歯茎が下がって、歯と歯の間に隙間があり、歯の間が黒っぽく影が見えるような場合
・以前に行った矯正の後戻りを戻す場合
・子供の歯の生え換わりをきちんときれいな位置に誘導する場合
こういった時に有効です。
逆に、クリアアライナーでむいていないのは、
・抜歯をしなければいけないような大きな歯並びのずれ
・顎の骨からの出っ歯や受け口(骨格性の不正咬合と呼ばれるもの)
・歯槽膿漏で歯の揺れが強くなってしまっている場合
こういった場合にはクリアアライナーは使えません。
簡単にいえば、歯並びを大きく動かさなければ無理な場合はクリアアライナーだけで矯正するのは難しい、といったところでしょうか。
当然、詳しいことは一度診察を受けないとはっきりした適応、不適応の判断はできませんが、これらのことを参考にしてもらえればと思います。
次回は、クリアアライナーがどうやって作られているのかをご説明したいと思います。
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