文部科学省は17日、教育関係者による議論を政策形成に生かすため、会員制ウェブサイト「熟議カケアイ」を同省ホームページに開設した。教職員や保護者らがネット上で掛け合いの議論をし、熟慮しようというもので、同省によると、政府内では初の試みという。サイト上の議論は政務三役が受け止め、有識者らで作る中央教育審議会などの答申と両輪の形で政策決定を行いたいとしている。

 サイトは24時間運営で、掲示板に意見が掲載される。会員以外も閲覧は可能。同省側からの情報も掲載、民間人の司会進行役が議論の整理、円滑化を行う。「責任ある発言」を求めるため、住所や名前などを登録制とした。ネット意見掲載時は匿名も可。まず、教員の資質向上などに関し5月末まで議論をしてもらう。

 17日は、「熟議」の皮切りとして、同省講堂で教師や学生ら約120人が参加してシンポジウムが行われ、動画サイトで生中継した。

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