共通項
人間関係や恋愛を上手く運ぶコツは"同じ"というキーワードです。
同じ趣味や同じ考え…。
人はこういった自分と共通する部分がある人を受け入れます。
逆に生理的に受け付けない場合や
考えが異なる人に距離を置き、警戒します。
この同じ、共通というのは非常に大切なファクターです。
少し例を挙げてみますが
同じことで楽しいと思える事が
なぜ重要かと言うと、そこに調和が生まれるからであり
場が和み、心が共感、共鳴できるからです。
どこかにデートに行き
自分が楽しくても、相手が楽しくなければ
デートも盛り上がらず
場合によっては、『この人とは合わないのでは？』とまで
思ってしまうケースもあります。
また同じものを目指し、同じもので笑い合い
同じビジョンを持ち
同じ壁を乗り越えればそこに深い結びつきが生まれます。
高校、大学などでの
文化祭の模擬店、出し物を共に取り組んだり
クラブ活動で同じ目標を持って一丸となって取り組む。
あるいは仕事で同じプロジェクトを成功させるであったり
業績アップの為に皆協力して同じ目標を共有したり。
それを乗り越えた時、大きな深い絆が生まれます。
人の輪、一体感といわれるものが生まれます。
価値観のズレが破局の最も大きな原因であるのですから
それは、裏を返せば価値観が同じということが
最も良好な関係を維持できる重要な要因ということでしょう
恋人を探す際に、どんな人を探しているかと言えば
まず優しい人、誠実な人という要因が挙がると思いますが
もちろんそれも重要なことですが
自分と同じ部分、共通項が多い相手という要因も
忘れず持っていて欲しいものです。
恋愛は一人でするものではありません。
しかし知らず知らず一人相撲をしてしまっている方も
実は多く、そこに気づかなければ
どんなにメールをしても、どんなに束縛しても
どんなに愛情を確かめる催促をしても
根本的な関係修復にはなりませんからお気をつけください。
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反面教師
離婚・破局の原因の最も多いものが価値観の違い。
悪い原因は悪い結果を生むわけですが
そのまま逆に転換させれば良い原因になり良い結果となります。
価値観のズレが最も多い原因なのであれば
その悪い原因である価値観のズレに気をつければ
良い結果を築き上げることができるということです。
これは恋愛や夫婦の問題だけではありません。
恋愛も人間関係も同じ人と人との関わり合うもの。
だから友人なども気の合う人と付き合い
学校、職場でも価値観が違えば気が合わず
良好な関係どころか犬猿の仲にさえなってしまいます。
価値観とは絶対的なものはなく
自分と価値観が異なる人を責めるのはどうかと思います。
他人の価値観を認めず
自分の価値観が絶対となり、自分の価値観が最高だ…。
そう思うから人間関係でトラブルを起こすのです。
もちろん社会的、倫理的…。
そういった観点で考えれば、理解できない価値観もあるかもしれません。
しかしその表面的なものだけを見て判断してはいけません。
人には人の人生があり、背負っているものがあり
様々な家庭環境があり、好んでそうなったわけではない場合もあります。
また自分が知っている部分は
その人の一つの部分であって
まだまだ自分が知らない面を持っています。
結局その価値観が正しいのか誤っているのかは
それぞれ自身がいずれ痛感します。
表面的に取り繕い、いい人に見せていても
皆、そんなに騙されるほど愚かではありません。
原因と結果はリンクしていて
悪い原因は悪い結果を生むのです。
その価値観通りの人生を歩むのです。
ですから過度に他人の事で自分の気を
汚さないよう気をつけてください。
成長とは自分に都合のいい事ばかり起こるのではないのです。
成長の意味を咀嚼してください。
そして自分が成長する為に大切な事は
有益な情報を得て、素晴らしい人と触れ合う事もそうですが
悪い見本、反面教師となる存在も
自分を成長させてくれることを忘れないでください。
貴方が今辛いのは成長する為なのです。
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過去の呪縛
失恋だけでなく、人生の失敗の経験によって
現在も苦しい思いをされている方もいらっしゃるかもしれません。
心の傷、辛い記憶…。
時間が解決してくれるとは言え
忘れる事ができるまでの間は苦しいものですが
わざわざ自分から過去の辛い記憶を呼び覚ましてはいけません。
二人でよく聞いた曲、二人でよく行った場所
二人で撮った写真、保存してある過去のメール…。
今はメールや動画など過去を簡単に保存できるようになりましたが
それは今が幸せだから便利な機能であって
今が辛ければ不必要な機能であり
いつまでも辛い記憶に縛られたままになります。
断ち切る勇気というのは、容易に持てないかもしれません。
しかし、目的を忘れてはなりません。
今生きている理由、手にしたいもの…。
決して過去の辛い思いを手にしたいわけではなく
本当に自分らしく生きることができる場所に到達することであり
共に笑い合える時間を発見することのはず。
過去を振り返って
客観的な視点でいい思い出だったと冷静に見つめることができるなら
振り返ることもいいとは思います。
しかし過去を振り返り、辛い記憶が呼び戻され
苦しさに襲われ、悲しい感情が呼び起こされてしまうなら
断固として決別するべきです。
過去とは、過ぎ去ったこと。
それを噛み締め、前へと歩んでいって下さい。
その一歩を振踏み出した瞬間
あなたは成長した事になるのですから…。
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自信の根拠
恋愛、仕事、学業…。
それぞれに自信を得たいと誰もが願っているかもしれません。
しかし、実際に本当に
自分に自信を持っている人などごく少数でしょう。
また実績に裏付けられた確固たる自信もあれば
何の根拠もない、独りよがりの自信もあるでしょう。
根拠のない自信というのは
実力の伴わない愚か者のように扱われるかもしれませんが
何かを成し遂げてきた人間というのは
最初は皆、根拠のない自信から始まっているのです。
なぜだか自信がある。
やれる自信がある。
説明はできない、根拠はないけれど
何となくやれる自信がある。
そういうところから始まっているのです。
大切なことは自信があるかないかではありません。
行動してるか、前を向いているか、諦めていないかです。
行動力が足りない人は考える過ぎる傾向にあります。
意味や理由メリット、デメリット
それが無駄かどうなのか？
勘違いしていませんか？
一番無駄なのは意味や解釈を考えすぎて
何も行動しない時間なのです。
時に自分の評論家になるのもいいでしょう。
しかし評論家で終わってはいけません…。
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マイナス思考の正体
自分はマイナス思考で困っている。
プラス思考の人が羨ましい…。
そういった悩みを持ってらっしゃる方が多いのですが
最も問題なのはマイナス思考をしている
自分をマイナスと捉えるところが一番のマイナスです。
マイナス思考の正体は、ただの決め付け、思い込みです。
人間疲れてくればマイナス思考になり
仕事でミスをしたり、テストで良い点が取れなかったり
告白が失敗したり、恋人と喧嘩したり…。
誰だってヘコみ、落ち込み時はあります。
人間には喜怒哀楽がありますが
どれも必要な感情だから人間に与えられているのであり
不要なものであれば、そもそも備わっていません。
だから例え何かで失敗しても
それはそれで自然発生した感情だけですから
それ以上、自分の心を深く掘り下げて
ああでもない、こうでもない、ああしておけば、こうしておけばと
心の奥に入っていく必要はないのです。
もちろん時に自分の心を見つけ直し、律する必要もあります。
しかしマイナス思考の方の多くは
とにかく深く掘り下げる思考習慣があるので
余計にマイナスに陥ってしまうのです。
自分がマイナス思考だと思っているにも関わらず
マイナス領域にどんどん入っていくわけですから
考えれば考えるほどマイナス思考になるのは当たり前です。
私の座右の銘は『人間万事塞翁が馬』です。
簡単な意味としては自分の人生に起こる出来事が
何が良いのか何が悪いのか分からないということです。
恋人が出来ても、それは不幸の始まりかもしれない。
失恋しても
それはもっと大きな幸福を手にする為のプロセスかもしれない。
仕事がうまくいっても体を壊せばそれで終わり。
幸福な夫婦生活を送っていても早くして死別するかもしれない。
いきなり地震がきてこの世を去るかもしれない。
つまり
この先に何が起こるかなど
とてもではありませんが人智で推し量れるものではないのです。
だからマイナス、マイナスと思っていることが
実は長所かもしれませんし
災い転じて福となす場合だって往々にあります。
あなたのその頑固な頭がマイナスと決め付けている
あなたの頭がマイナスに違いないと思い込んでいるということです。
あなたにとって大切な事は
それがマイナスだ、プラスだと一喜一憂せず
ただひたすらに今取り組んでいることに専心することです。
勝手にマイナスだと決め付けてはいけません。
その決め付け、思い込みは厳禁です。
その決め付け、思い込みを
断ち切ることがマイナス思考からの脱却です。
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絶えない悩み
恋愛、仕事、人間関係…。
生きていれば悩みが次から次へと襲ってくるかもしれません。
悩みが多い方の特長の一つに決断できないがあります。
やる、やらない、忘れる、忘れない…。
決断とは決めて断つこと。
対となっているものを断つことです。
やると決めたらやらないを断つ。
忘れると決めたら忘れないを断つことです。
こうしようかな、ああしようかな
忘れようかな、忘れないでおこうかな…。
どっちつかずだから悩みが積み重なってくるのです。
何かを決断すれば、そこに期待と不安が入り混じります。
決断することは勇気が要るかもしれませんが
決断できない迷いの状態というのは
最も生産性が低く、物事の進展を阻みます。
悩みを背負い、生きていくことは
気力を失わせ、一歩が重く感じてしまいます。
もっと軽く生きる為の術を自身で身につければ
生きるということの見方が変わるかもしれません。
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心の酷使
恋愛を成功させる為、仕事で出世する為
社内での人間関係を良好に保つ為
色々考えること、気を配らなくては
いけないことがあるかもしれません。
自分が抱えられる
荷物の量を超えれば積載オーバーです。
本当によく考えてみれば
気にしなくてはいけないこと
気にかけていなくてはいけないことというのは
あまりありません。
今抱えている荷物量はどれくらいか
大きいものから小さなものまで
一度整理してみてください。
そして
じっくり考えてください。
本当にそんなに
色々と抱える必要性があるのでしょうか？
今あなたが抱えているそのことが
そんなにいつも気にかける必要性があるのでしょうか？
恋人のそんな細かなところまで
気にかける必要があるのでしょうか？
そんな他人のことで
自分の貴重な時間を奪われ
心を貧しくする必要があるのでしょうか？
誰でも
そんなに抱えれば不安に押し潰されるでしょう。
不要な荷物は捨てることができないなら捨てなくてもいい。
ただ、とりあえずロッカーに保管して
本当に気にかけるべきものに集中しましょう。
気にかけるべきものについては
一貫して答えを求め、徹底的に解決を図る。
このメリハリこそが高い意識を保つ秘訣です。
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その先にあるもの…
幸せになる方法…。
それは幸せになる方法を模索することも大切ですが
不幸せにならない方法を考えることも大切です。
泣きたくないなら笑える方法を徹底的に考えることです。
安心を得たいなら不安について突き詰めて考えることです。
強いを知りたいなら弱いを知ることです。
他人を知ることが自分を知ることになり
自分を知ることが他人を知ることになるのです。
感謝する気持ちを持ちたいなら、どん底に落ちてみることです。
どん底に落ちれば
今まで当たり前だったものが当たり前でなくなり
幸せの基準が変わるでしょう。
人と調和したいなら、一人でできる事の限界を知り
自分の弱さを痛感することです。
人生を大切にしたいなら言い訳をしないこと。
しない理由、やらなくて済む言い訳
無茶な自己の正当化を止めることです。
真剣に生きたいなら、真剣に死を考えることです。
言行一致
大きいとは小さいの集合体。
山も木や草花の集合体。
100も1の集合体。
大きな体も細胞の集合体。
いきなり大きなもの、難しいことに目を向けるから
やる気が起きない、自分には大き過ぎると感じてしまうのです。
大きなものにいきなり到達しようとするから
答えがないように感じるのです。
いきなり一億円貯めようと思うと大変ですが
100円を100万個集めればいいと思えば多少は軽く感じます。
心も同じでいきなり相手の心を
180度転換させようと思うから難しく感じるのです。
あなたには素晴らしい可能性がある。
素晴らしい未来が待っている。
それを信じることができないですか？
ではお聞きしますが
だからどうなのですか？
信じることができないからどうだというのでしょうか？
信じることができないから何もしないのは
多少厳しい言い方をすれば言い訳に過ぎません。
約束された未来など存在しません。
確定された安心など手に入ることはありません。
信じるという確信を先に得ようとするから
何もできないのです。
信じる気持ち、確信力とは
行動の中で培われていくものです。
今ある状況、降りかかる問題の意味など分からなくてもいい。
意味など後で考えればいいのです。
学生時代に勉強をしていて
良かったかどうかは後で本当に分かるのです。
叱られたことが本当に良かったかどうかは
社会に出てから分かるのです。
あの日あの時の言葉の重さは
自分が成長した時、その大きさ深さを知るのです。
目の前の壁を越えることがどういう意味を持ち
自分にどれだけの恩恵を与えてくれるかは後で分かるのです。
苦難や挫折がどれほど自分を大きくしてくれるかは
後から実感するのです。
苦難は自分を強くしてくれるのだ。
努力は報われるのだ。
挫折は飛躍への転換点なのだ。
自分の人生の経験から
こういう事を学び、確信している人が強いのです。
逆に努力なんてしてもムダ。
苦労することは、何のメリットもない。
何かを追い求めることは、疲れるだけ。
そういう思い込みをしている人というのは
努力が報われた経験がないからそう思ってしまうのです。
結実するまでの努力や精一杯行動して報われた経験がなく
それがどんどん行動を抑制させてしまい
面倒になっていくのです。
とにかく思い切り行動して
精一杯やることはムダではないのだという経験を積むことです。
それは恋愛でも仕事でも学業でもスポーツでも
何でも良いのです。
本当にそう思えれば
努力する事に苦を感じなくなり
加速度的にあなたは変わるのです。
だから進歩する人はますます進歩し
進歩できない人は、ますます停滞し
格差が広がっていくのです。
差が広がるのは
その人のセンスや運も関係しているかもしれません。
しかし大切な事は言行一致です。
言葉と行動が一致していること。
努力しようと思えば努力ができる。
行動しようと思えば行動できる。
ここに尽きます。
あなたの言葉と行動はどれほど一致しているでしょうか？
そのズレの修復があなたの可能性を広げ
あなたに降り注ぐ、光の放射範囲が徐々に広がるのです。
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魅了する言葉
人とのコミュニケーションを
図る手段として会話があります。
つまり言葉の交わし合いです。
言葉の選択は非常に重要で
言葉の選択によって自分が印象づけられます。
汚い言葉を用いる、美しい言葉を用いる…。
その普段用いている言葉が
あなたのイメージを作り上げます。
人間関係でも恋愛でも有利に運ぶコツは
最適な言葉の選択です。
『可愛いですね。』
『かっこいいですね。』
これは褒め言葉でしょうか？
誰にでも可愛い
かっこいいと言えば良いわけではありません。
自分が可愛く、容姿に自信のない方に
可愛いですねと言えば、中には嫌味と受け取る方もいます。
またイケメンにかっこいいと言っても
かっこいいという褒め言葉に聞きなれていて
あまり響かない場合もあります。
誰でも認められたい、必要とされたいという心理があります。
その認められたい部分、必要とされたい部分は
個々に異なりますが
そこを突き止め、その部分を褒め称える言葉をかけてあげれば
あなたに対して、かなりの好感を持ってくれたり
場合によって、あなたに恋愛感情、特別な想いを抱いてくれるでしょう。
自信家というのは当然、自分に自信を持っているわけですから
貶す、否定する、バカにするといった言葉に類するものは厳禁です。
逆に自信のない方には
自信を持たせてあげるような言葉が最適です。
自信のない方に自信を持たせられる所まで導いてあげれば
かなりの確率であなたに感謝し、あなたとの関係を強固にするでしょう。
人が持っている基本的な深層心理部分を理解していれば
色々なものが自然に見えてくると思います。
誰も否定されたくないのです。
誰もが満たされたいのです…。
ここを基点として考えをスタートさせ
良い関係を作り上げたい人の性格や特長を知れば
必然的に何が最適な言葉なのか？発見できるはずです。
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