ＧＴ５、コース作成もカートも天候変化も全部事実！

GamesComがドイツ・ケルンで開催中ですが、そこに出展されている
最新版のデモにより、以下のような新事実が判明（または確定）しました。

・モンツァが収録される
・レーシングカートに乗れる
・メニュー画面に"course maker"という項目がある(※)
・スキッドマーク（タイヤ痕）が付く

※デモでは選べないようになっているとのこと


さらに、今週のファミ通をフライングで購入した人によると、
それにはＧＴ５のインタビューが掲載されており、
「天候はリアルタイムで変化する」といった内容も含まれていたそうです。


ＳＣＥ ＷＷＳの吉田周平氏のインタビューでの発言は、やはり本当でした。
逆に、スキッドマークに関しては、山内氏は以前のインタビューで
「つかない」ことを示唆するような発言をしていたため、予想外でした。

情報元：GTPlanet、速報保管庫IV

更新：こちらにファミ通の詳細がありました。コメントありがとうございます

GT5には"雪"もある

G4TVのインタビュー動画で、「雨」のほか「雪」も走れるとの発言があります。(0:55～)
"snow scenery"と触れられているのみで、実際に降雪のエフェクトがあるのか、
GT4のシャモニーのような雪のコースがあるだけなのかなどは不明ですが、
何らかの形で"雪"の中を走れることだけは確か、と見ていいようです。

グランツーリスモ5、ヘッドトラッキングは微妙？

CVGによると、Official PlayStation Magazine UKに
GT5のプレビュー記事が掲載されていますが、
その中にこのような記述があるとのこと。

"PSEyeを利用したヘッドトラッキングは200のプレミアムカーで機能し、
顔を動かすことであたりを見回すことができるが、
我々がプレイしたアーリーデモでは微妙だった。
ヘッドトラッキングは、だいぶ前から、PCにおいてIRカメラと追跡マーカーを
利用することで上手く機能していたが、PSEyeというずっとシンプルなカメラで
デジタルの入力をアナログの動きに適用するため、左右のわずかなチラ見が
かなりの遅延のあと、ゲームに90度の動きとして認識されてしまう。
ポリフォニーが発売までにうまく修正してくれると良いのだが。"

GT5は11月発売予定です。

IGN:堀井雄二インタビュー 訳

IGNに堀井雄二のインタビューが掲載されています。
日本の当たり障りのないインタビューでは聞けないような、面白い話ばかりなのですが
さすがに長いので一部だけ訳して紹介します。


IGN：北米版(DQ9)は何が変わっていますか？日本版から調整すべき部分はありましたか？
堀井：海外でもリリースすることを頭に入れて開発していましたので、
ゲームプレイに関してはあまり違いはありません。タッグモード（マルチプレイ？）は
日本やその他の地域の人と組んでプレイできます。

IGN：アメリカでもいくつかレビューが出てきています。見ましたか？
ドラクエシリーズが絶対的なものになった今でもレビューは重要ですか？
堀井：もちろんレビューは読みます、特に日本で。
英語のはまだ見ていませんが、1UPで「A」を貰ったということは聞きました。

IGN：日本とアメリカのレビュアーの、ターンのRPGを見る目の違いについて何か感じますか？
堀井：何故アメリカのレビュアーがターン制のRPGに否定的なのか、疑問に思います。
リアルタイムにも面白い点はありますが、この種のゲームにおいては、
ターン制のほうがより戦略性があります。また、このゲームでは他の人と遊ぶこともできますし、
一緒にどのような対処をするか決めることも出来ます。

IGN：DQ9は開発に長い時間、ほぼ５年が費やされました。
開発上どのような問題に遭遇しましたか？なぜこれほど長くかかったのですか？
堀井：難しい質問です。問題はあまりありませんでしたが、ストーリーの原案や構築に
時間がかかりました。マルチプレイも、技術的な面で難しかったです。
その特徴のひとつは、いつでも、誰の世界にでも参加できるということです。
それを実現することは技術的に本当に難しく、かなりの時間がかかりました。

IGN：長い間ドラクエに関わり、あなたのキャリアを決定づけるものとなりました。
それに関して後悔はありますか？
堀井：良い面も悪い面もあります。皆さんは私でドラクエを連想されますし、
シリーズも有名です。これは良いところです。多くの人たちが
ドラクエを知っていてくれて、楽しんでくれていることは、幸せなことです。
しかし、逆に言えば、特に日本では、多くの人々がドラクエシリーズを知っていることは、
彼らを楽しませることへのプレッシャーも生んでいます。

IGN：近年のRPGで好きなもの、影響を受けたものはありますか？
堀井：The Elder Scorlls IV: Oblivionが大好きです。

IGN：ゲーム以外でインスパイアされたものは？
堀井：アメリカのTVで言えばDexterが大好きです。日本ではJIN。
タイムトラベルを扱っていますが、私はそういうのが好みです。
現代に住む人が江戸時代にタイムスリップするという話ですが、非常に興味をそそられました。

グランツーリスモ5、サーキット作成機能＆天候を搭載！

PS/UK公式サイトでの吉田周平氏へのインタビューで
グランツーリスモ５に「コースの作成＆共有機能」と「天候」という
二つの大きな新フィーチャーがあることが明らかになりました。

>it will also feature new game-enhacing graphical effects such as
>damage, night racing and weather.
(ダメージ、ナイトレーシングや天候など、ゲームを高める
新しいグラフィカルエフェクトも用意される)

>creating and sharing your own track
（自分でコースを作成し共有できる）

さらには"go-karting(ゴーカート)"や"chucking cars around stunt arenas（スタント）"もできるとか。

恐らくこれらのフィーチャーはGamesComまたはTGS向けに、敢えてとっておいた
サプライズのような気がしますし、少々フライング気味の発表とも思えますが、
ファンにとってとにかく喜ばしいニュースであることは間違いないですね！