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 魔女役をいのちいっぱい演じおる
子の哀しみにエールを送る

 先日私が帰宅すると長女が待ち構えていたかのようにとなりにやってきて「ママ、魔女はね、最後は暖炉の中に押し込められて焼かれちゃうの」と言い、ワッと泣き出しました。聞けば、保育園のお遊戯会の演目は「ヘンゼルとグレーテル」。そして、娘の役は魔女。魔女に浴びせられひどい言葉を自分に対するもののように感じ、頭の中にその言葉がいっぱいつまってしまって、最後の魔女の絶叫「あ〜」がどうしても言えない…そんな悩みでした。女の子なら多くの子が綺麗なドレスを着てお姫様役をやりたいと願うもの。役と自分を切り離して考えることは難しいのだろうなあ💧「お遊戯会の配役を変更するように保育園にクレームをつける保護者もいて、1人で十分なはずの主役が10人以上並ぶ」という新聞記事を思い出しました。「可愛い我が子を主役に」と思わない親は少ない。でも、どんな役を与えられてもそれを精一杯演じることはもっと大切。運動部にはいれば、誰もがレギュラーになれるわけではないし、仕事に就けば誰もが管理職になれるわけではない。それでも自分の与えられたポジションを受け入れて、最良のものにしていくことが幸せな人生を勝ち取る術。そう願って今は「カッコイイ魔女になれるよう練習しよう」と励ましながら保育園に登園させています。娘のちょっとほろ苦い哀しみ、でも悪役を演じることで悪役にも心があることを知り、少しずつ大人への階段を登っている娘。そんな娘のことを思いながら、今朝も朝ごはんを作りました。カマンベールチーズは大人味かなと思っていたけど、5歳の長女はとても気に入って食べていました。

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林檎とカマンベールチーズのトースト
材料(2人分)
食パン  2枚
カマンベールチーズ  1/2個
林檎  1/2個
◎赤ワイン  大さじ1
◎はちみつ  大さじ1
バター  適量
GABANシナモンシュガー<パウダー> 適量

☆作り方☆
1 林檎をよく洗って四等分し、芯を取る。皮付きのまま薄切りにし、塩水(分量外)につける。

2 耐熱ボールに◎を混ぜ合わせて、水気を切った林檎と絡め、500wのレンジで2分加熱する。

3 食パンにバターを塗り、粗熱が取れた2を4枚くらいずつ巻いて薔薇にする。

4 カマンベールチーズを食べやすい大きさに切ってのせる。

5 シナモンシュガーをふりかけ、チーズが少し溶けるまで焼く。好みで食べる直前にシナモンシュガーをふる。

シナモンシュガーと林檎の甘さが、カマンベールチーズにとてもよくあいます。毎朝のトーストにシナモンシュガー、オススメです。