えりんぎのブログ

ホミン小説


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ONE MORE THING ~33話
ONE MORE THING~second~ 35話

↑こちらの続編になります(^^)





~チャンミンside~






─────季節はめぐり、ユノヒョンのいた支店に配属されてから3年目の夏が過ぎようとしていた。



銀行の異動サイクルは結構はやい。


ユノヒョンも4年目の夏に本店営業部へ異動になって、早いものでもう1年だ。




「こらーっ!!チャンミナ!!…あんた、またジュンギにやっかいごと押しつけられたんだって?」



「…………ジュリさん。」


そして、ユノヒョンと入れ替わりに異動してきたジュリさん。


振りかえるほどの美人なのに、本人はいたって男まさりのサバサバした人で。


この支店に来て、それはもうあっという間にボスになってしまった彼女。



「やっかいごと、って…。今度の活動発表会の事ですか?」


「そうに決まってるでしょ?あんた、去年も支店代表で出て、今年は2年目のジュンギがやんなきゃいけないのに。」


「…でも、ジュンギがどうしても無理だからって、泣きつかれちゃって。」


「僕は別に全然嫌じゃないから。」


ニコッと笑いかけたら、…はぁ~、と呆れたようにため息ついたジュリさん。


「…ったく、お人好しね~。チャンミナらしいけど…。いいわよ、原稿作るのは手伝うからね。」


「あ、ありがとうございます。」


口は悪いけど、困った人を放っておけない、…結局一番のお人好しはジュリさんだと僕は思う。


「あーあ。また、ユノに叱られるわよ?貴重な2人きりの時間を減らすな!!ってさ。」


ニッ、と僕の肩を拳で小突いて行ってしまった。



ジュリさんはユノヒョンの幼なじみで、親友と呼べるほどの仲。


そして、昔から、…たぶん今も、ずっとユノヒョンを想い続けてる。


僕には何となく分かるんだ。


ユノヒョンを想う気持ちが、僕のそれと一緒だから。


適当に遊んできたユノヒョンが唯一手を出さなかった人──────。


いくらヒョンが、──友達だよ?って言っても、…おまえだけが特別、って全身で教えてくれても。


2人が並んだ時の圧倒的な雰囲気に。


今でも、隠れて落ちこむ僕がいて、自分で自分が嫌になるんだ。


彼女を好きなのに、好きじゃなくて。

彼女と一緒の支店で心強いのに、目の前から消えてほしいと切望する僕がいる。


───ねぇ、ヒョン?

もうこの気持ちはどうすることも出来ないよ?…きっと。





*******************


こちらはちょっと堅めに?緩やかに。お話がながれます^^;

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