こんにちは かしむらです

 

先日

エリックスエッセンス協会主催の学術セミナーとして

開催した「女神論」

 

とても興味深い内容だったので

当日どうしても参加できなかった方のために

こちらで少しご紹介しますね。

 

今回も講師は、シュタイナー研究の第一人者でもあり

実際にドイツに留学され、その後1985年から

ドイツで司祭及びシュタイナー学校で宗教教師も

長年されてきた「小林直生先生」をお招きしました。

     今回のテーマは ズバリ「女神論」

 

エリックスエッセンスにも

女神エリクシールシリーズが誕生して。

エリックはいつも

「女神の時代がやってきた」という話をしてくれます。

それは、外側というよりも、私たちの中の女神性という

ことを言っています

 

今回この女神論という講座でその意味がとても理解できました

 

まずは

小林先生が冒頭に話してくださったことがとても

興味深かったです

 

日本には女神に関する、最大の功労者がいる

 

それは

  「スタジオジブリの宮崎駿さん」

 

風の谷のナウシカ 

から

千と千尋の神隠し  に至るまで

主人公がほとんど女の子で しかも勇敢

 

それまで、少女マンガという分野はあったけれど

限定された少女の世界で、主人公も、現実にはありえない

瞳に星の入ったキラキラした女の子たち

 

読むのも女の子が中心

 

そして少年マンガ、少女マンガ

というふうに、性が分離していた中で

 

宮崎駿監督は初めてアニメーションの主人公に

女の子を登場させた

 

そしてそのストーリーの中で

 

世界が向き合わないとならない深い問題に対して

ごく普通の女の子が巻き込まれてゆきながら

その問題の解決のために

本来の女性の強さを備えてゆくというストーリーばかり

 

新しい世界観を切りひらいてゆきながらも

 

それは日本古来からの、女神への感覚に触れるものだったから

 

違和感なく多くの人に受け入れられたのでしょうね

 

宮崎監督の時代を感知するアンテナが素晴らしく

時代の最先端を行き

時代を映す鏡となって

時代あるいは人類をより良い方向へと導こうとした

 

ヨーロッパには当時こういったものはほとんどなく

バットマンとかスーパーマンのように大抵が男性主人公

 

そんな中早い段階での宮崎駿監督の

女性に目を向けた先見の明は素晴らしく

 

同時に日本のアニメーションの世界は

非常に優秀で素晴らしいとのお話をされていました

 

そして

本題の「女神論」の中で以下のような紹介がありました

 

 

「 男性原理が

核兵器を作り人類をいつでも滅ぼすことが出来るように

なってしまった。

 

今こそ、女性原理(女神性)が

人類の救済のみならず、全ての人間関係の救済をするために

意識される必要があります。」

 

この辺りもエリックと全く同じことをお話しされているな〜

と思いました。

 

でも

「女神」とか「女神性」などと言いますが

 

そういった存在を意識することがなく

一般的な暮らしをしている方々からしてみたら

 

「女神ってなんだか 浮世離れした人たちの好きな話題」

というか

 

そんなイメージもあるかもしれませんね

 

でも

小林先生は今回も

現実の日常的なこととして

女神についてお話をしてくださいました

 

先生曰く

私たちが日常生活の中で

ある瞬間に、感じている

「女神の力」というものがあるそうです

 

それは どの人もきっと感じたことがある瞬間です

 

「良心が痛む」とか「良心に誓って」という言い方をしますが

その「良心」というものを感じた瞬間

そこに女神が存在しているそうです。

なんと、、

「良心」というのが最も身近な女神体験だそうです

 

なぜなら女神の中には

 

エリーニュスというギリシャの復讐の女神がいて、

何か罪を犯すと、復讐にやってきては因果応報の警鐘を

鳴らすそうです。

 

本来は人間の外側にいたエリーニュスは人間の自我意識が

発達しはじめた時に、人間の内面に入り込み

やがて「良心」となったそうです。

 

ですから私たちが、何か悪い行いをした時に

良心が痛んだら

 

あるいは、愛を持って誠実に生きようとする

自分の中の「良心」というものを感じた瞬間

 

「女神の体験」がおきているということなのです。。

 

「良心の陰に女神あり」ということです。

 

要するに

良心に基づいて、偽りなく誠実に生きることこそ

女神性の発達ということですね。

 

そして

どの人もきっと聞いたことのある

女神といえば

古代エジプトの女神「イシス」

     病を癒す治療神だったそうです

 

病は気からと昔の方は言いましたが

エジプトの認識では、病は

人にあるアストラル体の不調和が原因と考えられてきました

 

        少し余談です

 

人には肉体、エーテル体、アストラル体がありますが

↑こちら以前に私が自分の講座のために作った資料。。笑

わかりやすくエーテル体が大きめに描かれています

 

肉体:実際に物質的な体のことです

 

エーテル体:肉体の一番近い外側にあるエネルギー体

無意識であり、肉体に命を与える力であり

記憶が蓄えられている場所でもあります

 

アストラル体:エーテル体に外側にあるのがアストラル体

意識、喜怒哀楽、自分を感じたり、他者との共感もこの場所で

感じています

印象を持つ場所で「素敵な人目」「あれ欲しい目

         ↓

それを忘れないように記憶を蓄えるのがエーテル体

 

歳を重ねると「記憶力の低下」が起こるのは

なんと!!

このエーテル体とアストラル体の距離が離れてしまう

ことにあるそうですビックリ

 

エーテル体という記憶の水たまりから

アストラル体というコップで記憶を汲み上げては

人は、過去の記憶とつながります。

 

しかしながら、本来お隣同志にある

このエーテル体という記憶の水たまりの位置と

アストラル体というコップの距離が、加齢により

離れてしまう・・

 

すると何が起きるかというと。。。

うまく汲み上げられず、記憶を取りこぼしてしまうガーン

 

なるほど〜〜汗①

 

人差し指ということは

 

アストラル体やエーテル体の不調和を整える

エリックスエッセンスは、高齢化社会にも心強い

味方ですね顔

 

    そして女神に戻りますポイント。

 

エジプトの癒しの女神イシス

 

古代エジプトでは人が病気になると神殿に連れていって

深い眠りへと導いて癒しました

 

そして

この眠りのことを「イシスと出会う機会」と呼んだそうです

 

深い眠りについた人の前には、子供抱く女性(イシス)が

現れていたのです

眠りはやはり最高の薬なのですね

 

そんなエジプト時代にはすでに自動ドアがあったほど

テクノロジーが発達していたそうです

 

人間の叡智というのはエジプトが源泉だそうです

 

エジプトは

遺体を保存するという「保存文化」があり

ありとあらゆるものを保存しました

 

現代、その文化の影響を受けているものの1つが

レトルトカレーだそうですビックリ

インドじゃないんだ〜ビックリ

カレーはインドかもしれませんが汗①

 

「保存しようとする意識」がエジプト時代の影響なのですね顔

 

そして

スマホに画像を保存したい

情報や知識も保存したい

また

少しでも、高い建物を建てようとする

高層マンションやランドマークとなるような建築物

 

こちらは ピラミッドの名残スフィンクス ピラミッドビックリとのこと

つまり全てがエジプト文化の名残だそうですegyptian

 

そしてイシスが病に侵された体を健康な体に戻すような

役割をしていたことからもわかるように

 

女神の大きな力の1つに「再生産能力」があります

女性原理=生産力 生み出す力 再生させる力

 

男性原理=生産力から生まれたものに個性を与える力

 

勉強しなさい スポーツをやりなさい 

他の人間とは違う人間になれ

違う能力を身につけるためにいい大学に行きなさい

これらは男性的な発想なのですね

 

最近は母親も男性化している傾向にあるようですね

 

日本文化は昔、「女権文化」と呼ばれ

政(まつりごと)と神事を行なっていたのが卑弥呼

 

もともと女神文化が基盤となっていて

奥さんのことも「かみ(神)さん」と呼び

 

そんな大和時代の習わしが戦国時代、江戸時代を経て

武家制度の影響により男尊女卑が生まれてゆきます。

 

それから長らく、女性が男性に従って養ってもらう時代が

続いてゆきます

 

この間きっと

女神も息を潜め、新しい時代に女性たちが立ち上がることを

信頼して見守ってくれていたのかもしれませんね

 

シュタイナーは人々はこの時代に

悟性魂から意識魂へとシフトすると言っています

 

悟性魂:周囲へと意識が向き、外側の権威

      (大きな企業・いい役職、いい大学など)

    に依存して生きる

    少しでも外側の大きなものに繋がって生きようとする

 

意識魂:自分の内側へと意識が向き、真の自分の権威と繋がって生きる

 

現代は

絶え間ない人間関係の不和に悩み

国同士、民族間、家族間、友人同士、知人同士との不和

 

そう言った状況に女神的な要素が急務となっているそうです

 

「男性原理(アニムス)は文明を作ります」

 

文明の背後には男神が働いている

 

合理性重視

 

なるべく早く調理するために電子レンジを作る

いちいち火を焚くのは面倒

2時間かかっていたものが10分でできる!

 

蛇口をひねればお湯が出るものを作る

歩くと遅いから車で行く

時短のためにリニアモーターカーを作ろう!

挑戦したい!

 

命を利用して例え誰かの命の犠牲を払っても

プロジェクトの成功を目指す!

 

そんな社会の中で、多くの人が価値を外側に置き

「こうあるべき!」の思い込みに心を枯渇させていき

それでも停まれない列車で走り続け

情報を取りこぼさないようにスピードを落とさずに

怖がって生きています

 

結果

うつる病(感染病)から、作る病気(精神疾患)へ

現代病が変わっていきました。

 

 

「女性原理(アニマ)は文化を作ります」

文化の背後には女神が働いている。

 

料理を美味しくいただくための手間暇を惜しまない

命を慈しみ 言葉使いを気をつける

場にふさわしい在り方を気遣う

 

山にトンネルを掘り、自然を破壊してまで

わずかなスピードの違いにこだわりたくない

 

それが

今の時代にどの人の潜在意識の中にも

最も求められているのです

 

エリックスエッセンスで最初に誕生した

日本の女神でもある

「天照大神」は非常に女神の質が強い存在です

 

↓実在の写真がないので女神エリクシールで表現します。。

古事記では須佐之男命が大暴れしますが

その時も天照は冷静沈着でした

 

須佐之男命の傍若無人ぶりがエスカレートして

いっても

 

同じ太陽神のアポロンのように相手に反撃に

出るのではなく

「身を隠す」という手段をとりました

この姿こそが女神的な質だそうです

 

そして、またまた日本の女神といえば

「伊邪那美命」ですが

 

「イザナギ」と「イザナミ」というペアとして有名

 

名前がとても似ています

このことが、1つの存在の2つの(男性的&女性的)側面

であることを表しています

 

この「イザナギ」と「イザナミ」の神話は

実はギリシャのオルフェウス神話と同じお話。

 

どちらも知らないという方のために

 

ものすごくかいつまんでお伝えすると。。

 

どちらの神話も

 

おしどり夫婦だった二人に突然おとづれた妻の死

 

愛しい妻の死を受け入れきれない夫が

黄泉の国へと妻を取り戻しにいきます

 

冥界での存在は、その熱意に打たれ

 

どうしても妻を連れ戻したいなら

その目的を果たすまでは

決して妻の姿を見てはいけないとという掟を条件に

了解します

 

ところが、夫は、愛しい妻の姿をひと目見たくて

理性が効かず

つい振り返ってしまい

全てがなかったことに・・・

台無し。。

 

という残念神話です

(端折りすぎなので個々にお調べください笑)

 

なにしろ

ギリシャ神話と日本の神話が同じお話となっています

 

そしてここでも洋の東西を問わず

 

死という現実を受け入れる女神と

受け入れることのできないで挑戦したい(黄泉の国から連れ戻したい)

男神の性が感じられますね

 

そして命の限りといえば。。

こちらの方・・木花咲耶姫

小林先生は「サクヤちゃん」と呼んでいました。。ビックリ

さすがです。。

 

大山祇神(オオヤマツミノカミ)は

2人の娘

木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と石長比売(イワナガヒメ)を

共に瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に嫁に出しますが

 

妹の コノハナサクヤヒメは桜のような美しさ

姉の イワナガヒメは岩のように永遠に続く力強い命

を持ち合わせていました

 

ところがここでも

夫くん(ニニギノミコト)は

 

美しいサクヤちゃんだけでいいから

美しくないイワナガヒメはいらない

 

と言い放ち

姉のイワナガヒメだけを父親に返してしまうのです。。

なんと

神と思えぬ非常なことを。。

人間でもなかなかそのようなことはできません。。。

 

2人の娘を同じように可愛いと思っていた父親の大山祇神は

怒り心頭ぷんぷん

 

コノハナサクヤヒメだけと結婚するということは

ニニギノミコトの命は木の花のように短くなるだろう

 

と告げて

 

それから人には命の限りが生まれたと言われています。

 

木花咲耶姫のお話を詳しく知りたい方はこちら

 

小林先生は

「こうしてサクヤちゃんは、お前のせいで死ぬようになって

 しまったではないか!と責められるわけですが。。」

と笑

おしゃってましたが。。

 

それは

美しいサクヤちゃんのせいではなく

 

空気を読まないニニギノミコトのせいですよね〜〜

 

事もあろうにこのお方。。

さらには、サクヤちゃんが身篭った子供すら

「本当は他の男の子だろ〜?」とあらぬ疑いをかけて

サクヤちゃんを侮辱します。

 

そしてここでも女神は戦うのではなく

潔白を晴らすために 産屋に篭り、なんと火を放って

火中出産をします。

 

神の子に間違えがないのだから必ず無事に生まれるはずと。。

結果、無事に三柱の子を生みます。

 

めでたしめでたし。。ハートハート

 

じゃなくって!! オイ。

 

神の世界には「離婚」という制度がないのでしょうか!?

姉を醜いと突き返し、妊娠したら子供の父親を疑い。。

火中出産までして疑いをはらす必要がるのか〜〜と

つい、火の星座のせいでしょうか

そう思う私(星のせいにしない星汗①)。。。

はい!これが女神性欠如の「私」という感覚。。でした笑

 

なんだか

「人が神の形として似せて造られた」と言いますが。。

天にあるが如く地にもある・・

 

神様に親しみが湧きますね〜

 

こんな感じで

男神&女神の違いを少しでも感じていただけたでしょうか?

 

でも

現代まで来ると。。。

なんとなく、人間の男女は逆になっていうような気もしますね。。

 

まあ

女性が強い国は栄えると言いますから・・

めでたしめでたし。。

 

小林先生の女神論はまだまだ色々引き出しをお持ちのようで

次回秋に予定していま〜す音譜

 

そして

もっと女神を体感した〜い

という方はぜひ女神のエリクシールをお使いくださいね

 

まもなくハーフサイズのスリムな女神も登場しますので

いつもお気に入りの女神をバックに入れて、ここぞ!

という時にスプレーしてみてくださいね!!

 

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