2012-01-18

出発

テーマ:日常
今日は私の満61歳の誕生日。これという感慨とてなく、「たいしたことねえ61年だなあ」とつぶやくばかり。ただ、昨年の地震・津波・原発事故(人災)以来、死について考えることが多くなった。年齢からくるものでもあろうが、いつ死んでもおかしくない、と思うのだ。では、それをどう迎えるか。
こうしている今も、時間はどんどん過去へ流れ込んでいく。それはもう取り返せない。過去を後悔しても反省しても始まらない。ならば、今をゼロ地点として、これから先をきっちり生きるしかあるまい。よし、今日を私の新たな出発点としよう、と密かに決意してみるのではあるが。
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2012-01-10

刺戟される

テーマ:読書
『いつもそばに本が』という本がワイズ出版から出た。覚えておられる方も多いと思うが、朝日新聞・日曜の読書欄に掲載された、多くの読書家による本にまつわるエッセイ。掲載期間は1999年9月から2004年3月までだったという。その執筆者が凄い。田辺聖子、大島渚、北杜夫、吉本隆明、城山三郎、逢坂剛、中島らも、鶴見俊輔などなど、全部で73人。いったい、どのようにして人選したのだろう。その編集会議を覗いてみたい、と思った。
で、その73人全員のポートレートを撮ったのが、写真家の首藤幹夫(しゅとう・みきお)さんなのだ。首藤さんとは、もう20年近く親しくさせていただいている。だから、私にとってこの本は「首藤さんの本」と言ってよく、発行を待ちかねて買ってきた。執筆者1人につき2枚の写真が掲載されている。タテ位置とヨコ位置の写真が1枚ずつ、見開きで。その写真ページのあとに、読書エッセイが2段組みで4ページ続く。
しかし、なにしろ73人分である。総ページ数は480にもなる。しかもA5判。最初は写真だけを眺め、しばらく置いておいた。だが、本文を読まずして「読んだ」とは言えない。首藤さんにも失礼だ。
というわけで読み始めたら、これがすこぶる面白い。ソウソウたる読書家たち(その多くは作家でもある)が、自分と本とのかかわりを書いているのだから、面白くないわけがない。「へえー、そういう本があるんだ」「この人はこういう本を読んできたのか、意外だな」「この本は絶対に読んでみたい!」というふうに、浅学非才の私には知らないことばかり、新しい発見ばかりなのである。読み終わったら、もう一度読んで、そのときは読みたくなる本をメモしていくつもりだ。
ふだん「最近は面白い本がない」などと言いつつ読書から遠ざかっていたが、いやいや、それは自分が無知なだけで、本の世界は広大無辺であり、そこには無数の「お宝」が隠されていることを『いつもそばに本が』は教えてくれている。本好きの方は是非。税込み2310円です。
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