2010-02-20

ついに

テーマ:映画
徹夜のまま仕事を続け、朝メシも昼メシも抜きで校正作業を続けたが、なかなか終わらない。途中、編集長から「いつゲラを戻せるか」と訊かれたが、そんなもの、はっきり答えられるわけがない。自分のゲラ読みは朝までに終わらせ、朝からは他の人が校正した分を一つにまとめるという作業をしていたからだ。つまり、校正朱筆を「転記」するわけだが、これがそう簡単ではない。「井」だか「口」だか、「r」なのか「v」なのか分からない手書き文字があったり、差し替え原稿をメールで送ってくれていても、文意の通らないところがあったりする。そのつど、ご本人に確認するのだが、すぐには返事をもらえなかったり、相手がつかまらなかったりする。
で、「たぶん、夕方の6時ごろには」と言ったが、いわゆる希望的観測というやつで、確信があるわけではなく、苦しまぎれの答えにすぎない。しかし、その言葉が自分の首を絞め、校正作業ではいちばんしてはいけない「焦り」を生む結果になった。バタバタするのは、本当に嫌だ。事務局のお嬢さん方いわく、この時間帯、私は相当に険しい顔つきをしていたようだ。
そして、その6時。「どうですか」と編集長が来る。この時点では、40ページあるうちの約半分しか終わっていなかった。正直にそう伝えると、「困ったなあ」と言う。先方(デザイナーのこと。彼がパソコン上で訂正部分を直し、完全原稿にして印刷所に渡すという段取りだ)には7時に行くと約束してしまったという。「あなたが6時には終わると言ったから」とも。
これでキレかかった。「校正には時間がかかるということ、理解してもらえないかなあ。ゆうべは一睡もしてないし、今日も朝・昼抜きでずっとやってるけど、終われないものは終われない」と言いつつ、泣きそうになってしまった。あわてて自分の部屋へ引き揚げ、窓を開けて煙草を吸った。「僕は寝てないんだ!」と記者に言った雪印の社長のみっともない姿を思い出したり、人が過労から自殺するのはこんなときかもしれない、と思ったりした。
結局、編集長がデザイナーのところへ行く時間を延ばしてくれて、私のほうの作業も不思議とサクサク進み、それから1時間でほぼ全部終わってしまった。そんなものなんだよね。
訂正箇所が多かったので、もう一度ゲラを出してもらうことになったが。

そんなことがありまして、まだまだ修行が足りぬと自省しております。
しかし、編集長もデザイナーも、事務局の皆さんも、それぞれの仕事の中で、私と同じような思いをしているはずで、そんなみんなの血と汗と涙が、来る3月の「大阪アジアン映画祭」と、その一環である「おおさかシネマフェスティバル」に結実することを願っています。
どうぞ皆さま、その節は大阪歴史博物館へ、ABCホールへ、シネ・ヌーヴォへ、プラネット・スタジオ・プラス・ワンへお越しくださいね。そして、そこに置いてある公式カタログを見てください、買ってください。

大阪アジアン映画祭2010ホームページ http://www.oaff.jp/
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2010-02-18

でもね

テーマ:映画
ああ、ヨーガに行きたい、映画を見たい!
と思いつつ、「大阪アジアン映画祭2010」の公式カタログづくりに追われております。事務局の皆さんも、連日深夜までお仕事。それはもう、サクリファイスの域に達しております。
地下鉄の車内や駅構内にポスターが張ってありますでしょ。どうぞ見に来てくださいね。今年も内容は充実しておりますから。
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