2008-12-08

師走の気分

テーマ:日常
このところ、凡人もなにかと忙しく、2週間ほど更新できなかった。12月ともなれば、この後もやることが目白押し。身動きとれなくなる前に、この2週間を簡単に振り返っておこう。

11月21日(金) 懐徳堂古典講座「小津安二郎の映画を読む」に出席。この講座も、残すところあと1回となった。なんだか寂しい。
受講生が分担して『秋刀魚の味』のシナリオを読み合わせ、そのあとでDVDを見、上倉先生の解説を聞く。みんな、シナリオを読むのが上手になった。せっかく上手になったのに、それももう終わりかと思うと、これまた寂しい。
ところで、シーン57の佐久間(東野英治郎)のセリフ「陽のあるうちに秣(まぐさ)は乾せか……」は、どこかからの引用だと思うのだが、これが分からない。次の講義で言及されるかもしれないが、ご存じの方はお教えください。
講義のあとは、上倉先生を囲んで飲み会。テキーラYさん、久美子Yさん、Aさん、Tさん(お久しぶり!)が参加。私は前夜なぜか眠れず、途中からコックリコックリ。さらに、眠ったままテーブル上の灰皿を肘で落とし、そのまま椅子から転げ落ちるという失態を演じる。まことに情けない。

11月22日(土) リサイタルホールで『永遠のこどもたち』(07年、J.A.バヨナ監督)を見る。招待券をもらったので、何も知らずに見に行ったのだが、心臓にわるい映画だった。ホラーというのでもないが、かなり怖い。私は途中で「オウッ」とか「アッ」とか2、3回声を上げてしまった。音楽の使い方も、恐怖をあおる。味わいは『シックス・センス』(99年、M・ナイト・シャマラン監督)に似ているかもしれない。舞台となる大きな石造りの家が、いかにもという雰囲気を醸し出している。
この映画、「第15回大阪ヨーロッパ映画祭」のうちの一本で、結局これと先日の『蒼ざめた馬』しか見られなかった。帰ってきて公式カタログを読むと、『永遠のこどもたち』は《スペイン映画史上最高のヒットを記録》とある。また、《スペイン幻想・恐怖映画の歴史にあらたなページが開かれた》とも。この種の映画がお好きな向きには、こたえられない一本かもしれない。

11月23日(日) わがヨーガの大師匠Yさんのお誕生日。弟子たちがYさんを囲んで「御聖誕祭」を催すというので、行ってみた。Yさんは2カ月ほどニューヨークで活動して京都に戻られたばかりだったので、久しぶりにお顔を見たいという気持もあった。
ご自宅の2階に弟子たちが60~70人。古い町家なので、床が抜けるのではと心配になったほど。弟子たちの代表が数人、代わる代わる祝福の言葉を述べる。それはもう愛の告白で、「身も心もYさんに捧げます」などと言うのだ。それも、今にも泣き出さんばかりの表情で。もちろんそれは、男女の愛などを超えた、もっと大きなものであることは分かっているが、「私はああいう心境にはなれないだろうなあ」という思いで聞いていた。
周りを見ると、私より年上はたぶん2、3人。そのせいもあるのか、Yさんの近くに座らされてしまい、仕方なくYさんと世間話をする。どうやら、60歳になられたらしい。誰とどんな話をするときも、その優しい表情は変わらない。しかし、姿勢はすっくと、まるで天空から見えない糸で吊り下げられているかのように真っすぐで、それを見ているだけで、猫背の中年男(私)は消え入りたくなってしまう。
弟子たち手作りのお弁当(もちろん精進料理)が一人ひとりに配られ、みなで会食。その後、聖劇やキールタン(11月3日の項参照)がYさんに捧げられ、長い「御聖誕祭」は終わった。全体にとても質素で、心のこもった会だったと思う。サボり続けの落ちこぼれも、心が洗われたような気持になり、「よし、来年こそは」と密かに誓ったのであった。

11月24日(月)~28日(金) 「第9回東京フィルメックス」を見に東京へ行った。シネ・ヌーヴォからKとYが、コミュニティシネマ大阪からK嬢が参加。

※今日はここまで。次回は「東京フィルメックス」の報告を書きます。
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