2007-03-30

兵どもが夢の跡

テーマ:日常
「第2回 おおさかシネマフェスティバル」(3月16~18日、そごう劇場)が終わった。昨年の11月からその事務局を担い、初めての仕事を手探りで続けてきて、残務処理も済ませ、現在は虚脱状態にある、というのが正直なところ。
この5カ月間、本当にいろいろなことがあった。毎日簡単なメモでも残しておれば、『映画祭裏方日記』という本が書けたほどだと思うが、その時間的・精神的な余裕がなかった。同じ理由で、この日記も更新できなかった。
いま、「リハビリ」という言葉が思い浮かぶ。多くの人の協力があり、なんとか映画祭は無事に終わったのだが、当事者としてのプレッシャーは相当なものだった。同じような日々があと半年続けば、胃に穴があくか、鬱病になっていただろうと思う。事務局からは完全に解放された今も、何かを返却し忘れていたとか、誰かから苦情が来ている、などという夢を見る。
それもこれも、事務局としての仕事を十全に果たせなかったという思いに起因している。精一杯やったつもりではあるが、至らない点が多々あった。特にこたえるのは、自分の弱さを見てしまったことだ。大阪弁では「ちょちょまう」などというが、冷静に対処しなければならないときに、軽いパニック状態に陥ってしまうのだった。その結果、どうなるか。言い訳をしてしまう。筋を通すべきところで通せない。強い指示や依頼ができない。きちんと確認をせず、その場その場で適当なことを言ってしまう。人の言葉を正しく把握できない。充分考えずに行動してしまう……等々。こうして書いていても、イヤになる。こんなやつが信頼されるはずもない。考えてみれば、私はずっと「すみません、すみません」と謝ってばかりいたような気がする。
かくして、トラブルは無数にあったけれど、また観客数は目標に届かなかったけれど(つまり赤字だったということ)、映画祭は無事に、いや奇跡的に終わったのだ。以って瞑すべし、と言えばいいのかもしれないが、忸怩たる思いはどうすることもできない。
結局、私のようにのんびりで、押しの弱い人間には向いていない仕事だったのだと思う。もっと才気煥発、先へ先へと気の回る人でなければ務まらない仕事なのだ。
さて、現在リハビリ中の私は、この5カ月間で出合った自分の弱さ、駄目さを見つめつつ、今後は少しでもそれを乗り越えるような生き方を模索すべきかと思っていたのだが、映画祭を見に来てくれたヨーガの指導者Uさんは、「それはエゴにとらわれすぎた考え方です」とおっしゃる。本当の自分に出会うとは、もっと別の次元のことだという意味だろうか。そのヨーガ教室も、5カ月間休んだままだ。追いつめられた精神状態の中で、少しは痩せたようだけれど、ヨーガを再開するには、このなまった体を自分で鍛え直さなければならないだろうと思っている。
最後に、まことに至らない事務局員だったが、多くの人々の支えと協力を得て、映画祭を終えることができた。そのお一人お一人に、この場を借りて御礼を申し上げたい。ありがとうございました。
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