2005-12-31

理不尽な死

テーマ:日常

朝、仕事仲間との電話で不愉快な思い。この大晦日に、それだけは避けたいと思っていたのだが。

しかも、どんよりと曇った寒い日で、一日中気分が晴れず。


11時から事務所で年賀状の宛て名書き。きのう60枚、今日90枚を書き、午後8時に大阪中央郵便局で投函。事務所近くのポストに入れるより、少しは早く着くような気がして。


今日で2005年も終わるが、今年は理不尽な死で始まり、理不尽な死で終わるという印象が強い。JR福知山線の脱線事故での107人、広島と栃木で殺された幼い女の子、宇治の学習塾の少女、JR羽越線の脱線事故での5人、泥湯温泉の硫化水素ガスで亡くなった4人。これにアスベストの被害を加えてもいいだろう。実態がつかめていないだけ、余計に理不尽だと思う。

亡くなった方たちの冥福を祈ると言っても、言葉だけが上滑りしていくようだ。どうすればいいのか分からないが、せめてその人たちの無念さを思いつつ年を越そうか。

来年は良い年でありますように。

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2005-12-30

忘年会、忘年会、年賀状

テーマ:日常
27日(火) 今年最後の「おおさかシネマフェスティバル」実行委員会。いよいよ、映画祭(2006年2月3~5日、大阪市立鶴見区民センター)で配るパンフレットを作ることが決定。しかし予算が少ないので、墨一色になりそう。編集は私が担当するが、編集費は出るのかなあ。
そのことも含め、すべてが遅れている。宣伝、連絡、予算見直し、決定などなど。正月休みを除けば、準備期間はもう1カ月もない。来年の1月も忙しくなりそうだ。新年最初の実行委員会は1月10日と決まる。
会議終わって、実行委員3人と中華で忘年会。ベストテンに入った『エレニの旅』『メゾン・ド・ヒミコ』の話など。私はどちらも見ていず、肩身が狭い。映画祭までにはビデオかDVDで見ておこうっと。

28日(水) 今年最後の「シネ・ヌーヴォ」運営委員会。特集上映「成瀬巳喜男の藝術」は大入りだったが、その他の特集上映はまあま。ロードショー作品は惨敗で、結果、観客動員数も過去最低。来年2月末の株主総会が思いやられる。今後は、特集上映の強化、シネ・ヌーヴォのカラー(市民運動系、マイナーな芸術系などが妙に強い)に合ったロードショー作品を厳選していくべきか。しかし来年のラインアップは期待できそう、という結論で会議終わる。確か、去年もそんなことを言っていたと思うのだが。
午後4時半から、シネ・ヌーヴォ近くの「小川下(こかげ)」で忘年会。オブザーバーやスタッフも参加し、にぎやかな会となる。いつも思うことだが、シネ・ヌーヴォを支えてくれている人々の多様さ、善意、才能が、われわれの財産だ。二次会はいつもの居酒屋「城(しろ)」で。メンバーの高齢化(?)を反映してか、今年は二次会だけでお開きとなる。

29日(木) ようやく年賀状作りにとりかかる。意匠をダウンロードし(これに一苦労)、文章もワードで作るなど、すべてパソコンで済ませられるのはありがたいが、プリントアウトにけっこう時間がかかるし、プリンターの不具合やハガキの天地を逆にセットするなどのミスのため、5枚を無駄にする。結局、全部印刷し終わるのに夜の10時までかかり、事務所泊まりとなる。26日から東京の叔母が自宅に来てくれているのに、申し訳なし。

30日(金) 喫茶店でモーニング・コ—ヒー。きのう印刷ミスした年賀状を取り替えてもらおうと、9時半に近くの郵便局へ行くが、開くのは10時からだと! ごり押しの民営化が実現されたら、せめて9時から開けて、土・日も営業してほしいものだ。仕方なく中央郵便局まで歩く。1枚5円で取り替えてくれる。これにはちょっと得した気分。ゲンキンだなあ。
これから年賀状の宛名書き。せめて宛名ぐらいは自筆で書きたいので。それも明日には終わるだろうが、なんでもギリギリにならなければ取りかからないという悪癖は、今年も克服できなかったなあ。
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2005-12-26

本をつくるということ

テーマ:読書
朝日放送のAさんと、出版打ち合わせを兼ねた会食。アンコウ鍋をご馳走になる。
「お目にかかるのは3年ぶりですね」と言われ、驚く。あとで名刺箱をひっくり返してみたら、まさに3年前の10月、ある人の紹介で会っていた。そのとき「いま、こんな本を出したいと思っているのですが」と相談され、以来、ずっとメールで原稿についての感想やアドバイスを書き送ってきた。その甲斐あって(?)、Aさんは忙しい仕事の中、丸3年をかけて本1冊分の原稿を書き上げられたのだ。
脱稿されたのは今年の10月。出版打ち合わせが年末になってしまったのは、私の多忙のせい。「早くに原稿をいただいていたのに、(打ち合わせが)遅くなってすいません」と謝ったが、Aさんは「いやいや」と応えられる。内心、「ここらでハッパをかけておかなければ、いつ本になることやら」と思っておられたのではないか。
テレビ(映像)という仕事柄か、原稿は写真と文章が拮抗するかたちで展開する。内容は、Aさんの55年間の人生が簡潔な文体で凝縮されている。
Aさんは私より一つ年上。ともに団塊の世代の尻尾のほうにあたるため、共感する部分が多い。メールで何度もやりとりしているし、原稿を読んでAさんのことはあらかた分かったような気になっているので、お目にかかるのが2度目とはとても思えず、私はベラベラと自分の人生について語っていた。生ビールの酔いもあったのか、「テーマは人生ですよ、人生。Aさんの人生、私の人生、ね」などと、訳の分からぬことを口ばしるありさま。ああ恥ずかしい。
お開きとなり、「梅田まででいいですか」とタクシーを拾おうとされるのを、「いや、僕は酔い覚ましに少し歩きますから」と辞退すると、「じゃ、僕も。案外近いんですよね」とおっしゃって、南森町から梅田まで一緒に歩く。阪急百貨店の前でAさんと別れ、私は濃いコーヒーを飲んでから帰宅。
正月明けには原稿整理を済ませてAさんに戻すとお約束した。頑張らなければ。
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2005-12-23

対照的な映画

テーマ:映画

午前10時から、梅田ガーデンシネマで『亀も空を飛ぶ』(2004年、バフマン・ゴバディ監督、イラン・イラク映画)を見る。最終日の最終上映で、立ち見も出る盛況。私は開映の20分ほど前に着き、最後列に席を確保。映画館スタッフが「今日は混んでおりますので、お荷物はお膝の上に」と再三呼びかけるうち、私の後ろに立ち見の客が並び始めた。カップルが、「しまったなあ。でも、どっちみち間に合わなかったね」とか「立ち見で映画見るなんて、何年ぶりやろ」などと話している。同情はするが、なにやら悪い予感。案の定、予告編が始まっても話し続けている。こいつら、たぶん本編が始まっても話しているなと判断し、振り向いて「静かにしてくれ」と注意する。ところが、男のほうは、それが聞こえなかったかのように知らん顔。しばらく(といっても1、2秒だったろう)そいつの顔を見ていると、女のほうが「すいません」と謝ってきた。ったく!
映画は、悲しく辛い内容だった。イラク北部、クルディスタン地方の小さな村。イラク兵に追われたクルド人難民も押し寄せてきている。イラク戦争を前に、その村で生きる子供たちを中心に描いている。地雷で両腕を失い、あるいは片足を失った少年たちが、それでも元気にたくましく生きている。その子たちの「仕事」が、地雷を掘り出して仲買人に売ることだというのが、なんとも皮肉で怖い。そんな中に、両親を戦争で亡くし、イラク兵にレイプされて子供を産んだ薄幸の少女アグリンがいる。

これ以上は書かないほうがいいと思うが、悲惨で悲痛な現実を真正面に見据えながら、監督は子供たちの生きようとする無条件のエネルギーに希望を託しているようだ。
こういう映画が満員になるというところに、この国にもまだかすかな希望があるのか。

午後1時半から、ナビオTOHOプレックスで友人と『Mr.& Mrs.スミス』(2005年、ダグ・リーマン監督)を見る。前記のイラク戦争の当事者なのに、この映画には戦争の影すらない。なんとも能天気な娯楽作品で、クリスマス直前に見る映画としては、ある意味ふさわしいのかもしれない。ブラッド・ピットもアンジェリーナ・ジョリーも、美しくカッコ良く撮られている。まあ荒唐無稽な「おはなし」として見るべきなのだろうが、アクション部分にもいちゃもんを付けたくなってしまった。
二人が、防弾ガラス装備のBMW3台に追われるシーンがある。追われる彼らが乗っているのは、ファミリータイプのミニバンだ。後ろからバリバリ撃ってくるのに、二人はかすり傷ひとつ負わず、車の中で痴話喧嘩をはじめる始末。最後はBMWのタイヤを撃って横転させるのだが、「最初からそうしろよ!」と言いたくなる。
また、ラストで数十人の敵に囲まれ、納戸のような狭い部屋に逃げ込んだ二人が、ままよっとばかりに銃を乱射しながら外に跳び出してくるシーンがある。ふんふん、ここは『明日に向って撃て!』なのねと思って見ていると、次のシーンでは、ふたたび無傷で夫婦カウンセリング(?)など受けているのだ。そりゃあんまりじゃござんせんか。
偏見に満ちた言葉は慎むべきであるが、「アメリカ人って、やっぱり○○なの?」。『SAYURI』も見てみなければなるまい。

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2005-12-22

あれも、これも

テーマ:日常
朝の6時過ぎから仮眠。9時半ごろの電話で起きると、外は吹雪。出歩くのは大変そうだが、窓から見ている分にはなかなかの風情。そうこうするうち、K氏が出社してきた。普段は5分おきに来るバスが、1時間待ちだったとかで、「ほんまに凍えそうや」と言いつつお茶を沸かしている。
明日、急遽友人と『Mr.& Mrs.スミス』を見に行くことになり、大阪駅前第2ビル地下のチケット屋をハシゴ。さすがに人気作品、10軒ぐらい回っても見当たらず。あきらめかけていたら、前売券でなくチラシだけを店頭に並べている店を発見。念のため「これはチケットないんですよね」と訊くと、「あります」と言う。あるんなら現物を並べとけよと思うが、口には出さず、2枚買う。
この調子だと明日も混むなと思い、劇場(ナビオTOHOプレックス)へ。案の定、前のほうの席と左右の端ぐらいしか空いていないと言われる。スクリーンの真下はつらいので、左端の席に決める。ついでにパンフレットも買っておく。のんびり屋の私にしては、「でかした」というところか。
そういえば、と思い出し、宝くじ売り場へ。やはり年末ジャンボは終わったばかりで、仕方なく「初夢宝くじ」連番10枚とバラ10枚を買う。それぞれ袋に入ったのを7、8組並べて、好きなのを選ばせてくれる。「これもあなたの運ですよ」ということか、なかなか粋なはからいだと、苦笑しながら選ぶ。
郵便局へも忘れずに寄り、インクジェット式の年賀状を150枚求める。そんなに必要だったかなあと思わぬでもないが、あとで買い足しに行くのも面倒だし、インクジェット式は売り切れましたと言われるのも業腹なので、まあいいや。
紀伊國屋書店梅田本店で西岡善信さんの『映画美術とは何か』(山口猛編、平凡社)を探すが、ここにもない。カウンターで尋ねると、かっぱ横丁の「シネマ・シネマ」という店舗に1冊あるという。で、そこへ。その店があるのは知っていたが、映画スター関連のグッズや写真集が主だと思い、入ったことはなかった。だが、ここの映画関連書の品揃えは充実している。『映画美術とは何か』も取りおいてくれていて、さっそく「あっ、それください」。「はい、3465円になります」。思わず「えっ!?」と声が出てしまった。2000円ぐらいだろうと思っていたからだ。買うには買ったが、「平凡社さん、きっちり原価計算なさったんですね」という思いだ。それにこの本、帯がついていない。2000年の発行当初からなかったのだろうか。気になるのである。3465円も払ったのだから、余計に。そんなことを考えている私って、小さいですかね、やっぱり。
夕方の打ち合わせを兼ねた会食が延期になったので、今日はこれから散髪に行く。
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2005-12-21

今年最後のヨーガ教室

テーマ:ヨーガ
寒くて、なかなか布団から出られない。昼ごろ起き出して、まず風呂に入る。40度のぬるい湯に30分浸かる半身浴。寒くなっても続けられるだろうかと思っていたが、慣れると案外平気なものだ。洗濯屋へ行き、ついでに食事。銀行へも寄る。「そうだ、年賀状も買わなくちゃ。年末ジャンボはもう終わったのかな」などと考える。
夕方、ようやく事務所へ。「今日中に」と依頼された校正の仕事があったが、今日はヨーガ教室の年内最終日。校正は明日の朝までにFAXすることで納得してもらい、強引にヨーガ教室へ行く。
小雨のためか、年末だからか、あるいは寒さのせいか、参加者5人と指導者3人のみ。ゆったりした気分で、アーサナ(姿勢、ポーズ)と瞑想。瞑想のあと、指導者Sさんのお話。「次回まで2週間ほど間があいてしまうので、その間は自宅でやっておいてください」。私に向けて言っておられるのだ(たぶん)。思わず顔を伏せる。続けて、「何か質問はありませんか」ときた。こういう場合、口火を切るのが私の役割みたいになっているので、「シャヴァ・アーサナ(屍のポーズ)のとき、雑念が次々と浮かんでくるのですが、どう対処すればいいですか」と訊く。指導者Tさん曰く、「捨てていきます」。つまり、浮かんできた思いに深入りすることなく、サッと捨てる。また別の考えが浮かんできたら、それも捨てる、ということのようだ。私は大いに納得したが、ほかの方からは質問出ず。せっかくの機会なのに、もったいないと思う。
普通なら、ここで「忘年会でも」となるところだが、このヨーガ教室ではそんな下世話な展開にならない。仕方なく、「では皆さん良いお年を。ありがとうございました」と言いおいて辞する。
これから徹夜で仕事だ。
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2005-12-19

「やれやれ」の日々

テーマ:映画
17日(土) おおさかシネマフェスティバル実行委員会(私も実行委員の一人)・大阪市・大阪都市協会主催の「映画連続講座」に参加。講師は、映画美術の大家・西岡善信(にしおか・よしのぶ)氏。現在手がけておられる『バルトの楽園』の話から、海外の映画祭に参加された際のエピソードまで、ユーモアを交えて話される。確かな記憶力、かくしゃくとした姿勢、常に前向きな生き方など、とても83歳とは思えない。なにより、そのお話の中に、温厚な人柄が表れていて、いっぺんでファンになってしまった。
西岡さんが美術監督を務められた『雪之丞変化』(1963年、市川崑監督)の上映もあった。なんとも豪華な作品。長谷川一夫、山本富士子、若尾文子、中村鴈治郎、船越英二、市川雷蔵、勝新太郎などが出ているのだが、雷蔵、勝新は脇役でしかない。脚色は伊藤大輔と衣笠貞之助だし、衣装も豪華。美術はシンプルだが、それはあえて形式化されたもので、歌舞伎の舞台装置を連想させた。しかも「アートでござい」と偉そうぶることなく、エンタテインメントに徹しているのが心地よい。1963年といえば、昭和38年だが、昭和30年代の日本映画の輝きを再認識することができた。
講座終了後、講師の方と一杯飲めるのが役得なのだが、西岡さんは所用のためすぐに帰られ、残念であった。仕方なく、関係者3人と居酒屋へ。その日のうちに印刷所へ戻さなければならないとかで、居酒屋の机で「第1回、おおさかシネマフェスティバル」のポスターの校正をする。やれやれ。
午後8時ごろにお開きとなり、西岡さんの著書『映画美術とは何か』(山口猛編、平凡社、2000年)を本屋で探すが、2軒回ってもなし。喫茶店でコーヒーを飲んでいると、さっきまで一緒だったK氏から電話。私とシェアしている事務所の鍵をなくしたらしく、入れないと言う。たぶん、事務所内に置いたまま外出してしまったのだろう。これから事務所で一仕事しなければならないと言うので、事務所まで戻る。やはり鍵は部屋の中にあった。やれやれ。

18日(日) もうすぐ東京の叔母が来るので、家の中を片付けておこうと思うが、昼過ぎまで寝ていて、結局何もできず。やれやれ。

19日(月) 友人とテアトル梅田でタイ映画『風の前奏曲』(2004年、イッティスーントーン・ウィチャイラック監督)を見る。決して悪い映画ではないのに、観客は6人! シネ・ヌーヴォの「日韓名作映画祭」も苦戦しており、同情を禁じ得ない。19世紀末から20世紀初頭にかけて実在した、タイ式木琴(ラナート)奏者・ソーンの生涯を描いている。非常にオーソドックスなつくりで、主人公をやや美化しすぎの感もあるが、第二次大戦下、当時の軍事政権が伝統芸能を抑圧しにかかると、ソーンが静かに抵抗の姿勢を示すところが良かった。それにしても、ソーンの青年期を演じた俳優が、ダイエーからメジャーリーグのホワイトソックスに移った井口選手にそっくりなのが最後まで気になって仕方なかった。
映画の後、新しく出来た「NU茶屋町」8階の店で飲み会。空腹だったためか、少しの酒で酔っぱらう。帰りに寄った6・7階の「タワーレコード」は使えそう。千鳥足で事務所へ。猛烈に眠くなり、また事務所に泊まってしまう。やれやれ。
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2005-12-16

熱い映画

テーマ:映画

14日夜、録画しておいた耐震強度偽装事件の証人喚問ビデオを見る。7時間近くあり、結局徹夜になってしまった。よって、15日は仕事にならず。

ロッキード事件のときにも思ったことだが、どんなに大きな会社の社長であろうが、財産が何億あろうが、人間はみなチョボチョボで、立派だとか尊敬できるというのも、そいうこととは何も関係ないんだなあと痛感。

また、この問題が発覚したとき、ある専門家が「性善説にのっとったシステムなので、強度偽装などは考えられない」と語っていたが、BSE問題のときにも偽装があったし、役所では裏ガネ、会社では横領、寝台特急の食堂車従業員はコーヒー代を着服するとあっては、あらゆる面でチェック体制を強化するしかないのではないか。姉歯氏ではないが、人間は「弱きもの」であるらしい。でも、そういう社会になったら、ますます窮屈で生きにくくなるなあ。


16日、「おおさかシネマフェスティバル」のチラシ校正。いよいよ始まった、という感じだ。

午後7時から、シネ・ヌーヴォで『丙泰(ピョンテ)と英子(ヨンジャ)』を見る。1979年、ハ・ギルチョン監督の韓国映画。26年前の作品だが、なんとも「熱い」映画だった。ピョンテ青年の軍隊生活から話が始まる。男ばかりの3年間のなか、恋人ヨンジャからの手紙だけが潤いとなる。そのヨンジャが面会に来る。「外泊許可をもらったから」と二人で外出。おやおや結構進んでるなと思うが、別々の部屋に泊まる。そのあたりが、なんともほほえましい。

ヨンジャには、親が決めた医師の婚約者がおり、経済的にもピョンテには太刀打ちできない。若さと行動力だけで、その婚約者からヨンジャを奪い返すのが話の骨子となる。猪突猛進型のピョンテは、誰かさんを連想させた。

最近の韓流スターとは違い、ピョンテを演じた青年が全然カッコ良くないのがいい。その友人たちもダサい。でも、みんな熱いものを感じさせる。カットつなぎもスムーズではない。同時録音ではないのだろう、セリフと口の動きがずれる。日本語字幕も不十分に思える。フィルムの退色もひどい。それでも、映画全体から、青年のまっすぐな思いと躍動する肉体が、監督たちが不器用ながら映画にぶつけた情熱が伝わってくる。

この映画のハ・ギルチョン監督は、37歳の若さで亡くなったという。残念なことだが、彼の映画への思いは今も感じることができる。こういう映画、もっともっと見られる機会が増えればいいのに。

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2005-12-14

会議は踊る

テーマ:日常

午後1時から「おおさかシネマフェスティバル」(2006年2月3日~5日)に向けての会議。ベストテンの集計、個人賞の決定、上映する(と言うより、できる)映画の選定、トークショーや表彰式に来ていただけそうなゲストの検討などなど、たった3日間の映画祭なのに、決めなければならないことは山ほどあり、会議は延延3時間半におよんだ。

この映画祭でも、「韓国エンタテインメント映画祭2005 in 大阪」の公式カタログほど本格的なものではないが、パンフレットを作ることになりそうで、日程的にはかなりきついことになってきた。年内に原稿をそろえて、正月明けには編集作業に入らなければなるまい。また忙しくなりそうだ。


あわてていたので、ヨガマットや着替えを持って出るのを忘れたが、急いで帰宅すればヨーガ教室に間に合いそう。で、5時半に家へ帰って、6時にふたたび外出。

ヨーガ教室に通い始めてほぼ6カ月。休み休みではあったが、今日で17回目。毎回指導してもらっているアーサナ(姿勢、ポーズ)も、不十分ながらなんとかこなせるようになってきた。最後の瞑想を終えると、やはり「快感」なのであった。

指導陣のSさん、Uさん、Tさんも、親しく接してくださっているのを感じる。だが、私はまだまだ初心者なのだ。いい気になってはいけない、と自戒する。なんて謙虚なのだろう! すべてにおいて、常にこういう心構えでいられたらなあ。そのヨーガ教室も、年内はあと1回だけ。来週も参加できるといいが。

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2005-12-13

寒くなりましたね

テーマ:日常
なんと、2カ月ぶりの更新になってしまいました。この間、BBSやメールで、何人かの方から「元気にしてるの?」とか「大丈夫ですか」などのお言葉をいただき、このつたない日記にも読者がいることを実感し、ありがたいやら嬉しいやらであります。
「韓国エンタテインメント映画祭2005 in 大阪」という催しがありまして、そのポスター、チラシ、公式カタログなどの校正に追われていたのです。12月10・11日に中之島のリサイタルホールでメインイベントがあり、23日まではシネ・ヌーヴォで「日韓名作映画祭」が開かれています。
大阪市、関西テレビ、協賛企業各社などが関わっているうえ、日程もタイトだったので、仕事は大変でした。でも、おかげで韓国のアン・スルギ、イ・ユンギ、リュ・ジャンハ監督、日本の 瀬々敬久、行定勲監督などとお話しする機会を得、日韓映画人の熱い思いを肌で感じることができました。
また、12月11日にはシネ・ヌーヴォで『八月のクリスマス』の字幕朗読上映会を実施し、そのナレーションを担当。よく練習した甲斐あって、好評でした。この『八月のクリスマス』の監督はホ・ジノさんで、前述したリュ・ジャンハ監督の先輩にあたり、兄弟のような関係とのことです。映画から受ける印象では、優しい人だろうと想像しますが、リュ・ジャンハ監督いわく「とても頑固で、助監督(つまりリュ・ジャンハさん)には厳しい」とのこと。それも兄弟みたい、だからこそなのでしょう。

山形国際ドキュメンタリー映画祭の感想も尻切れとんぼになっていますが、今さらという気もするし、機会があればまた書きましょう。ただ、以前に書いた『水没の前に』と、『ルート181』『ダーウィンの悪夢』は、どこかで上映されることがあれば、ぜひご覧ください。オススメです。

それにしても、このところとんでもない、そして憂鬱な事件が続いてますねえ。マンションやホテルの構造偽装の問題は奥が深く、「日本の闇」という観があります。明日の証人喚問には何人が出てくるのでしょう。一応ビデオにとっておくつもりですが。
やりきれないのは、小学生が殺される事件です。どんなに怖く、苦しく、痛く、悲しかったことでしょう。そして、残されたご家族のご心痛はいかばかりかと、言葉もありません。

こういう暗い世相のまま、今年も暮れてゆくようです。私などは、あと20年か、長くて30年の命だと思いますが、その間にまた戦争が始まるのではないかと、マジで心配になります。それぐらい、今この国はヤバいことになっていると思うのです。
寒くなりました。せめて皆さん風邪などひかれませぬよう、お元気でこの年末をお過ごしください。
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