2日に開かれた新年度初の東京都の石原慎太郎知事の定例記者会見。報道陣の関心は、約1年後に迫った次期都知事選に集中した。

 当然のごとく「それは企業秘密だから明かせないね。もっと気を持たせておいた方がいいんだ、こういうことは」と不敵な笑み。「(次期知事選出馬への)心境は複雑に変化してますな。東京に対する愛着、日本に対する愛着もありますから」と述べたかと思いきや、「しかし、すでに“老兵”ですからね」と老獪(ろうかい)な答弁を続けた。

 一方、今年度の抱負については「懸案はありますから。築地市場の移転問題もこれから決着しなくちゃいけない」と、やり残しの一掃を宣言。同時に都内企業の技術力を生かす新ファンドの創設など「将来設計のための基盤づくりを一生懸命やる」とした。

 石原都政3期12年の総括となる平成22年度。「老兵は死なず-」となるのか。

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