2月はどこに行ったの?

 

びっくり  気が付いたら、新年のご挨拶もしないまま既に3月(しかも半ば)驚き

馬 時が過ぎるのはあっという間ですね。

仕事は毎年1月が怒涛の学会シーズンで落ち着かないのですが、2月はそうでもないはず? なぜ2月が消え去ってしまったのか、すでに記憶も曖昧です叫び

いて座  こうしていつの間にか1年が過ぎるんですよね……時間を大切にしなければ。

 

ショック  そして地獄の3月が始まりました。削るとしたら睡眠時間しかない……

結果、ここ3週間の私の睡眠時間は平均3-4時間真顔

なのに昼間あんまり眠くならないって、危なくない? 寿命減ってるんだろうなぁ、などと思いながら過ごしておりました。

 

うーん  なぜそんなことになっていたのかと言えば…

私どもの職場は、子供さん~大学生の長期休みが始まると、こちらの生命維持が危険な状態になります……そこに加えて春は異動の時期。

ドクロ  この時期、どの業界も同じだと思いますが、慣れたスタッフが減るのに、どうして仕事量が増えるんでしょうね。

異動時期ずらしてくれないかしら。

絶望  そこに加えて頼まれた講演を3件抱えていて、またもやスライドを150枚ほど作りました。われながらよく頑張った! 昨日、やっと解放されました!

汗うさぎ  いや、もっと早くに準備すれば良かったのでは? という気もしますが、ほんとに記憶がないのです……毎日頑張ってたという気はするけれどもやもや

 

 

イルカ  そんな中、いまツボっているもの……

和歌山アドベンチャーワールドのスタッフがパンダパンダの服着て、神戸どうぶつ王国オカメインコを訪問して、両施設のスタッフ同士で盛り上がってコアな会話をしているだけの動画。

カワウソ飼育についてスタッフ同士で盛り上がっていると思ったら、「あ、でも、自分は(主)担当じゃないんですけれどね」「あ、私もです」みたいな。

爆  笑  永遠に見ていられる私ってどうなの、だけれど、これは現実逃避なんですね、きっと……それを見てるからダメなのかも……真顔

ドキドキ  何はともあれ、大好きな2施設。これからも交流を深めて欲しいですラブラブ

 

 

  なぜかピークは本番1週間前

ピンク薔薇  そんな中、先日、カーニバル@音楽の友ホールに参加してきました。

(写真は聞きに来てくださったOさんが撮ってくださったものです。いつもありがとうございます。)

 

音譜  演奏のこと

音符 ショパン、ピアノ協奏曲第1番第2楽章ロマンス

ブーケ1  この曲は音数は決して多くはないのですけれど、地味なトラップがあちこちにありまして、1番のトラップは冒頭~2ページ目あたり。

ものすごく美しいので気分良く弾いちゃう→陶酔の世界に入り込んで意識が飛んで間違える。

叫び これを本番中にやらかしてしまいました煽り

 

プンプン  練習の時から「ここ、気をつけなくちゃ~」とは思っていたのですけれど、分かっているのにやらかしちゃうのですね。

演奏者が曲に酔ってはいけない……

ここでやらかしてしまうと、そこから緊張度が一気にアップして、色々妙なことを考え出して、手が震えちゃったり。

 

星  暗譜しちゃったので楽譜無しでいこうかと思ったのですけれど、暗譜飛んだらノクターンみたいに戻れる場所があまりない&前半と後半が移調しているので間違えて反対に行っちゃうというのがありまして(緊張した本番中って、何をやらかしてしまうか、本当に予想できませんよね)、楽譜を広げておりました。

えーん  広げてて良かった。もちろん、間違えました!ってのはしっかり分かる間違え方でしたが……ま、いつもの私、ということで笑い泣き

 

うさぎのぬいぐるみ  私の出番は、アンサンブル部門の直後のソロ部門(休憩なし)だったので、客席はお子様含むファミリー様がいっぱい。いつもなら人などほとんどいない客席の、密なる雰囲気に呑まれておりまして、集中力が……

 

うーん  思えばピークは1週間前

お二人の先生に、「すごく素敵ですよ。音も綺麗で、色んなものが伝わってくる」なんて褒めていただいて、るんるん笑ううさぎ 

まぁ、本番前で、いつも緊張して崩壊するのを知っている先生方、多分にリップサービスの部分があったとは思いますが……

おねがい 気を良くして、早く弾きたいなぁ~とまで思っていたのに??

 

 

照れ  でもその週は、きっと、良い星の下にいたのです。

月に1回の胡弓のお稽古、今まで一度も褒めてもらったことがないのに、その日、

やっと、越中おわらに聞こえるようになってきた」って(先生、仰いましたよね、私、聞き逃しませんでしたよ!)ネザーランド・ドワーフ

二重丸  90点頂きました。

もちろん、越中おわらとして90点だったのではなく、今の私のレベルで90点ということです! 弓の切り返しがちょっとだけマシになったということなのでしょう。

民謡もやはりリズム命。

相変わらず、ツボは(胡弓は三味線よりかなり短いので感覚がつかめないまま)へんちくりんですけれど。

(その週は、津軽三味線の先生にも、津軽三下がり(津軽五大民謡のひとつ)で「うん」と頷いていただいたので、ほんとに調子が良かったのかも。こちらも、気のせいではないはず)

 

 

赤薔薇 で、ロマンス。

12月と1月の本番、あんなに苦しんで、演奏の途中で「もう弾けない、帰りたい」と思ったことを考えたら、指が震えても、間違えても、集中力が切れても、

「やっぱり私、この曲に恋をしてる」と思えて、幸せな気持ちでした。

 

笑い泣き  でも、ピークは1週間前だったのです。ノーミスとはいかなかったけれど、突っかかるのは1か所くらいで済んでいたのに、あちこちでもつれまくって……

結果的に、大事故1カ所、細かい事故多発(知らない人は気がつかないレベルまで含めたら、もう数えられない)えー?

汗うさぎ  いい時は長くは続きませんね。

 

照れ  色々あったとはいえ、カーニバルでは久しぶりにハッピーな時を過ごさせていただきました。

ソンジンさんファン仲間であり師匠でもあるOさんが聴きにきてくださいました。

すごく心強くて、嬉しかったです。

 

ゲラゲラ  勢いでまたドレスを着ました。私が着るとチンドンヤ(死語?)みたいだけれど、ロマンスのために買ったドレスなので、こういう時に着ないと、ですものね。

 

キョロキョロ  いただいた講評で。

「ミスの有無にかかわらず、あなたのこの曲に対する愛が伝わってきたので、とても幸せな気分でしたよ」と……

先生にお見せしたら、「O先生(審査員の先生)に幸せな気分になっていただいたのなら、言うことないじゃない!」と。

去年は「最後でもつれたのは、体力じゃなくて集中力の問題」(同じ審査員の先生)と書かれた私(先生は、「これ、額に入れて飾っときなさい」って)笑い泣き

 

ニコニコ「すべての音がショパンらしい美しさに満ちていて」と書いてくださったピアニスト先生もいてくださって(カーニバルなのでかなりリップサービス入りと思いますが)、要するに……

・技術はともかく、愛だけは伝わった!

・でも、ミスは目立った!

ってことですよね……汗うさぎ

うーん   正しい順番は→「ミスをしない・破綻しないで弾く→その先に音楽表現がある」かな。

 

花束 そして翌週、メールが手紙

「〇〇賞の副賞コンサートですが、棄権された方がいらっしゃいますので、次点のため、コンサートにご招待します」

全部は拝聴しておりませんが、リサイタルなみの上級の方もいたし、破綻なくきっちり弾かれた方もいたし、私?うーん なぜかしら。

そういえば予選の時「上手い人を選んでいるわけじゃないから」とO先生が……ゲラゲラ

それに、何人目の次点だったか謎ですし……ゲラゲラゲラゲラ

色んな事情も絡んでいそうだし……うーん

(例えば、年齢の低い人だと、スケジュールの関係で浜松まで出かけるのが大変とか、家族一緒だと交通費が、とか?)

 

ドキドキ  でも、次点とはいえ、やっぱりちょっと嬉しい。

(次点、とか、棄権の人がいたので、みたいなケースが多い私)

6月、浜松の副賞コンサートで弾かせていただくことになりました。

9分以内、別の曲でもいいということで、尺の関係でちょっと悩んだのですが、やはり「ロマンス」でいただいた機会、前奏を切って9分に収まるよう調整することにしました。

 

ラブラブ コンチェルトチャレンジのお話も先生からお勧めいただいたので(でもお値段の問題がアセアセ)、3月までの予定がまだまだ続けることになったロマンス……

幸せが続くのはありがたいけれど、長いんだな~、この曲ゲラゲラ(10分+0~20秒)

 

爆  笑  今度こそ、ピークが当日になるように!

 

 

  ピークに行きつく前に本番が来ることも(反省)

バイキンくん  しかし、こんなどさくさの中、別の曲で発表会が2つもあったのです。

すべて、私のスケジュール調整のミスです。

1つ目(土曜日)、お友達のサークルの発表会。

2つ目(その翌日の日曜日)、ある教室の発表会。

 

うお座  1つ目の発表会の日(土曜日)

(前日、日常業務終了後にひたすらスライドを作りまくる→ほとんど寝ていない)朝8時から学会のセッションで発表→ピアノレッスン90分→発表会

(移動時間各1時間)

 

うお座  2つ目の発表会の日(翌日の日曜日)

朝5時に起きてひたすらスライドを作りまくる→1時間は練習できる!と思ったところに電話「打ち合わせするので早めに来てください~」→午後から市民公開講座で司会と講演(1時間半の予定が2時間半のセッションに。もともと30分は延びる予定だったけれど…)→(直前スタジオ練習は却下)発表会に滑り込み

 

馬  1日目、うだうだながら、何とか、弾き切った!

今の段階ならこんなものよね、という演奏:聴いてくださった方々には申し訳ないレベルだけれど、自分は「満足じゃないけれど、納得」

直前の先生宅レッスン、これは良かったかもしれません。

スケジュールはタイトでしたが、追い込んで、感覚がつかめたので。

もちろん、そもそもレベルが低いのですけれど、これ、実は初人前演奏でした。

 

うーん  面白いのは、弾きなれた曲の場合、スタインウェイのロゴが目に入って緊張しまくるのに、あまりにも弾きなれていなくて、そんな余裕もなかったという……

 

ドキドキ  発表会を取り仕切ってくださっていたサークルさま、お疲れ様でした!&ありがとうございました! 

会場は以前、ピティナで一度行ったところ。その時、「アマチュアの弾くベートヴェンの見本」みたいな素敵な演奏をされる壮年?年配?の男性がおられて、とても勉強になりました。今回も、素晴らしい響きの中、楽しい時間をいただきましたラブラブラブラブ

 

カメ  2日目、ぐでぐでの演奏……あ~あ泣くうさぎ

気が遠くなりそうでした。音は耳に入ってこないし、飛びまくる和音も、昨日までは筋肉記憶により何とか着地できていたのに、もうわけわからない……

うーん  なぜか、この日はスタインウェイのロゴにドキドキ……余裕がないのは昨日も今日も同じだったはずですが、昨日よりはマシに弾けるはずという思い込みがどこかにあったのかもしれません。

 

 

真顔  というわけで、以下、覚書

びっくりマーク スライドは早めに(でも最後に追い込む時になってからまとまるんですよね、頭の中が。ストーリーができあがって、そこから手直しに力が入ってしまう)

びっくりマーク 発表会の演奏曲は計画的に(でも予定では何とかなるはずだった……申し込んだ時には笑ううさぎ

びっくりマーク 本番前には弾き合い会に出しまくる(でも、ロマンスの本番が重なっていてそっち優先だった→ほかの曲と並行して本番を入れない)

びっくりマーク もしも間に合っていないのなら、当日は他の予定を入れない(でも、たとえ後から入り込んできたとしても、仕事は優先。断ろうと思ったら断れなくもないけれど、やっぱり断れない)

びっくりマーク 弾きこんでいない場合、当日の練習は必須!(追い込みは意外に効く!)

 

パンチ!  6月の発表会第2弾、中之島公会堂の大集会室(ホール)目指して、気合いを入れなおします。でも、発表会のたびに少しは成長しているはず……

そう、この未消化で間に合ってないのに発表会に突入した曲は……

ブラームス ラプソディ1番汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎ

 

 

絶望  と言いながら、明日は久しぶりのノクターン13番。

ゲラゲラ  あれ? 言ってることとしてることが違うえーん

 

うーん  迷い迷ったけれど、ちょっとでも安い時に申し込もうと、Eコンクールの予選を申し込みました。もちろん、リベンジみなとみらい。

音譜  ここから4年目のノクターンチャレンジの始動です。

メラメラ  また撃沈してもいいので、頑張ります!

 

  今年の弾き納め~ショパンのロマンス~

ドキドキ 

今年の弾き納めはショパンのピアノ協奏曲第1番第2楽章・ロマンス。

それまでにも少し音を拾っていましたが、6月の発表会に前半だけ弾くことになって、4月からようやくその気になって練習していたので、ようやく8か月。

ラブラブ やはり本番があるとないとでは、気持ちの入れ方が変わってくるものですね。

それまでノクターン13番の本番が続いていましたので、難しいパッセージを必死で何とか本番でこなしているというイメージでしたが、ロマンスは

①音符の数は明らかにノクターンより少ない、

②暗譜は断念したので気持ちも楽、

という状態でロマンス初の発表会を迎えたのでした。

(でも、今は暗譜で弾く練習中)

 

泣くうさぎ 今思えば、いろいろ甘かった!

音が少ない分、粗は目立つし、フレーズの納め方、音の強弱のつけ方の幅、譜面上では踏みっぱなしのペダルの扱い、オケパートとの落差のつけ方、優しい曲想だけれどコンチェルトの壮大さを失わない弾き方……先生方もご指導が細かくて、それなのにそのようには弾けない自分。

理想が高いところにあるだけにギャップに苦しむ典型ですね。

 

えーん そのギャップは弾けば弾くほどに縮まるどころか広がっていき……

ずっと、この曲が好きで楽しい、弾いていて本当に幸せ、と思いながら弾いていたし、少しずついい感じになってきていたのに、12月の半ば、この曲をコンクールで弾くことになってから突然混乱し始めました。

 

えー? まず、急に弾けないパッセージが出てきたのです。

それまで、弾きやすくはなかったけれど、少しずつ音が整理されてきていた箇所、3度の重音移動とそれに続く和音、細かい音の連符、後半の両手アルペジオはもちろん、それ以外のもっと単純なところでも、急に躓き始めたのです。

それが12月後半のBコンクールの1週間前

 

むかつき あまりにも弾けなくて、ピアノをばん!って叩きそうになってしまって我に返ったこともありました。

忙しかったのは確かだけれど、そんなのはいつものこと。その週に1か月で1番大変なお稽古も入っていたけれど(胡弓)、それだけが原因ではないと思うのです。

 

うさぎ コンクール4日前にレッスンがありました。

先生のアドバイスでいろいろ道が開けてきたのですけれど、それで逆にできていないことがはっきりしすぎて、どこから手を付けたらいいのかわからなくなってしまい、心から棄権したいと思ったのですけれど……

これまでだって準備不足でへたくそで意味のない私の演奏……とは自覚していましたが、棄権したいと思ったのは初めて。

 

真顔 迷ったけれど、お金払ったしな~と意を決して行ったのですが。

(最後にものをいうのはお金、ね)

そういうことは演奏にすべて出ますね。

途中で弾くのをやめて帰ろうかと思いました。

なんて長い曲、と思ったのも初めて。確かに長い曲なのですけれど、これまでは弾いていて楽しかったので、しんどいと思ったことは一度もありませんでした。

真顔 なんというのか、前に進んでいかない感じ。

カーニバルの時も手が震えちゃって笑えるほどだったのですが、弾いている自分の気持ちは楽しかった。今回も手が震えてしまうまでは一緒だったのですが、何だかもう楽しくも幸せでもなくて……ショック

 

うーん とはいえ、1月の末にも、2月の末にもロマンスの本番が控えているのでした。

ぐすん 暗譜しかかっている時の弊害なのかもしれません。

えーん 私のようなへなちょこが……と思う弱気な自分が、またウダウダ言い始めたのかもしれません。

 

爆弾 ともあれ、来年の前半も波瀾万丈の幕開けになりそうです。

最初の週にいきなり3日間のハードな学会もあるので、頑張らねばなりません。

 

PC 実は家のパソコンは1年以上前から危うい状態でした。

同時に買った、職場で使用しているパソコンはある日突然フリーズして、少し前に買い替えたのですが、2台一緒に買い替える財力はなく、仕方がないので我慢していたのですが、あまりの反応の遅さに寝落ちすることしばしば。

そんな時、いきなりプリンターが故障。修理に出してください、との文字が出るばかりになり、思い切ってパソコンと一緒に買い替えました。

笑い泣き サクサクすぎて泣きそう……(嬉しくて)

 

ラブラブ パソコンも新しくなったのだから、前向きな新しい気持ちでロマンスにもう一度向き合おうと思います。

 

アップ 下手でも楽しかった時のロマンス。

 

 

  コンクール遠征の宿泊は?~音泊体験記~

昨年、いくつかのコンクールで全国大会に行かせていただきましたが、毎回悩むのが「前泊するべきか、日帰りでいくべきか」なのでした。

今年、試してみたパターンは

①日帰り+スタジオ借りて練習

②前泊+スタジオ借りて練習

③音泊

でした。結論から言って、日帰りが楽。気持ちとお金が札束

全国大会なるものはたいていが東京なので、来年は近場で済むものがいいな、と思ったりしています。

東京にはいっぱいスタジオもあるので、あまり困らないという気がしますし。

ただ、直前まで練習するかどうかは今後の課題……かな。

 

富士山 というわけで、音泊してみました。

ググったら何でも出てくるので、詳細は調べてみてくださいね。

お値段は、宿泊代と考えたら高い。宿泊+スタジオ練習室代と考えてもやや高い。でも24時間いつでも弾ける、となるとありかな、という感じ。

場所は駅から徒歩圏(少しわかりにくいけれど)、グーグルが連れて行ってくれるので迷子にはならずに済みますが、こんな道でいいの?と疑問を持たずに突き進むことが大事。

3月に2回泊まりました。

1回目は会場が所沢だったので、移動しやすい場所でした。

建物・部屋の仕様は普通のワンルームマンション。建物は線路に面していて、電車の音は部屋の中までよく聞こえていたので、どの程度の防音なのかよくわかりませんでしたが、玄関・小さな台所・バストイレと部屋との間の扉は2重でした。

最初に泊まったのがYAMAHAのお部屋。

椅子とベッドの位置関係はものすごく近くて、実は椅子を引くことができませんでしたえー? ベッドはもう少し小さくてもよかったような。ベッドと横の窓との間に少しだけ隙間があったので、ベッドを動かそうと思ったけれど、重くて動かず。

そしてなんと、このお部屋、定員2名までなんですね。

ベッドの下に簡易ベッドマットがありましたが、これ、どこに敷くの?

もしや、ピアノの下? いくらピアノの下にもぐるのが嫌いじゃない私でも、寝るときにそこは、ちょっと圧迫感が……

ピアノがある分、部屋の窮屈感はなかなかのもので、好き嫌いは分かれるかもしれません。

ピアノは可もなく不可もなく。

そもそもいいピアノを求めている人は、調律頻度の高いスタジオを選びますよね。

 

2回目は奮発してシゲルカワイの部屋に泊まりました。

このくらいだと定員2人と言われても納得できますね。

シゲルカワイの良さが存分に味わえる、というイメージではありませんでしたが、部屋が広い分圧迫感が少なくて、気持ちとしてはこちらのほうがいいかな。

でも、お値段に見合うかどうかというと、いかがでしょうか。

チェックインからチェックアウトまでの時間から寝る時間を引いたら、よほど早くにチェックインしないとメリットは少ない気もします。寝ないのであれば、メリットは大きいかもしれません。でも翌日の本番に差し支えるかも笑ううさぎ

ユニットバスですが、トイレとは続きだけれどセパレートになっていました。

音譜 なんでも体験してみるものですね。

 

 

  これまでに練習した曲→来年の目標

レッスンノート、2020年からつけていますが、まだ2冊目。すでに3冊目・4冊目も準備してあるうーん

 

音譜 皆さんがまとめておられるので、真似をしてみました。

ちょっと考えてみたのですが、漏れているかも?

ピアノ40年ぶり(小学校まで)、再開後6年

 

(赤字はレッスン進行中・青字は来年の予定・薄字は他の曲の練習のため中断)

ドキドキ 練習曲

バーナムテクニック 2~4

チェルニー30番 1~→4

ハノン スケール 1つずつ

 

ドキドキ バロック

プレインヴェンション 11, 12, 13, 14, 24, 25, 26, 30, 31, 48, 

インヴェンション 1, 8, 13, 10, 2, 4, 14, 11, 3, 15, 6

 

ドキドキ 古典

ソナチネアルバム1

・クーラウ 20-1, 20-2, 55-1, 55-2

・クレメンティ 36-1, 2, 3, 4, 6

・ハイドン Hob.XVI,35 op.30

モーツァルト 幻想曲ニ短調

モーツアルト ピアノソナタK.332-第1楽章

ベートーヴェンピアノソナタ第8番悲愴 第2→3→1楽章

ベートーヴェンピアノソナタ第30番 第1楽章(音拾い中)

 

ドキドキ ロマン派

ショパン ワルツイ短調(遺作)

ショパン ノクターン13番Op.48-1(継続)

ショパン ピアノ協奏曲第1番第2楽章(本番)

ブラームス ラプソディ1番Op.79-1

ブラームス 間奏曲 117-1

ブラームス バラード 118-3

 

ドキドキ 近代~現代

アルベニス タンゴ

グラナドス 演奏会用アレグロ(譜読み後いったん休止)←再来年予定曲

シベリウス 樅ノ木

? 還暦チャレンジ曲

 

ドキドキ ポピュラー

久石 譲 アシタカとサン

久石 譲 Oriental Wind

アンドレ・ギャニオン めぐり逢い

ふるさと(嵐)

One Love(嵐)

R.Lovland  You Raise Me Up

村松崇継 Earth

 

ドキドキ 連弾

スメタナ 『わが祖国』よりヴルタヴァ

 

 

うーん やっぱり少ないですね……特に4年目以降はほとんど1年1曲の進行度。

でも地道に1歩ずつ、やれることをやっていこうと思います。

 

パンチ! そして来年はブラームス集中年間になりそう。

音譜 発表会は、ブラームスラプソディ1番(連弾はスメタナ・モルダウ)。

117-1と118-3は予定は未定だけど、集中力の持つ5分程度の曲を少しやっていこうと思うのでした。長いとしんどい……ゲラゲラ

 

 

うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ右差し龍龍龍龍龍龍龍龍

やはり今年の最後は大フィルの第九でした。

毎年、別のオケの第九に行こうと思うのに、やっぱり毎年大フィル。

第九聴いて、初めて涙が出てきました。

師走、なんだかしんどかったからでしょうか。仕事もピアノも……

第2楽章の前に向かう気持ち、第3楽章の美しさ、そして、第4楽章でバリトンが歌い始めるまでの間、いろいろな楽器が何かを探すように彷徨っている感じが、大切な音を求めて試行錯誤しているベートーヴェンそのものの息遣いのように感じられて、胸に迫るものがありました。

そして、素晴らしい蛍の光のコーラス。かすかな揺らぎと、一つ一つ消えていく光、最後にフェスティバルホールが真っ暗になる瞬間が、毎年、過行く時を見送るようで心に響きます。

 

今年に行ったコンサートのことはまた来年、書きます。

 

皆様、よいお年を。

 

  人生で大切なことは池波先生が教えてくれた

本 私のバイブルは『鬼平犯科帳』『剣客商売』です。

星 大学生の頃には暗記するほどに読み、海外旅行に行くときはいつも10冊ほどトランクに入れておりました(重いのに……)。もちろん、今も、時々読み返します。

幸いドラマも原作に忠実ですし、中村吉右衛門さん、藤田まことさん、どちらももう鬼籍に入られましたが、ほんとに当たり役で、違和感なさ過ぎて、シーンを覚えるほど観ました。

 

立ち上がる 若い頃は『鬼平』が1番。長谷川平蔵のような人のところに嫁に行きたいと思っていましたがラブ、歳を経るごとに『剣客商売』の秋山小兵衛寄りになっていき……照れ 

歳はとってみるものですよね。

 

うさぎ そういえば、50になった時に、人生を逆算し始めました

この感覚、40代まではなかったものです。

そして還暦が近くなった今、今度は仕舞い方を少しずつ考えるようになる。例えば、お金の計算とか、退職後の生活とか、そんな具体的なことも含めて。

うさぎのぬいぐるみ 人生が前に向かっているときには、その感覚にはなれないというのか、体感できないものですが、自然と分かるようになっていく。

それって、理解ではなく、了解なんですよね。仕事もピアノも家族のことも、その他の色々なことも、見え方が違ってくるのでしょう。

笑ううさぎ とはいえ、私のピアノ、その逆算し始めた50代からの再開ですから(しかも小学生以来40年ぶり)、そう考えたら、まだ前に向かって頑張っていい部分もあるのかしら(と信じたい)。指は回らないし、記憶力は壊滅的だし、老眼でドかミか分からないなんてしょっちゅうですがゲラゲラ

 

にっこり 話は戻って。『剣客商売』より。

秋山小兵衛の息子、大治郎のところへ、10日間で強くなりたいから剣を教えてほしいと、へなちょこな町人がやってきます。この町人の事情には泣かせるものがあるのですけれど、それは今は置いといて。

その彼に、大治郎が言った言葉。

「剣術の稽古はまず10年。10年やると己が強いという心になれる。

さらに10年続けると、今度は相手の強さが分かってくる。

もう10年やると、己がいかに弱いか、そのことが分かってくるものだ。

40年も続けてみると、もう何が何だか分からなくなる

(と父が←大治郎はまだ若いので)(『剣客商売』悪い虫、より)

 

ニコ その道で精進し続けて、何が何だか分からなくなる境地にまで達して、初めて見えてくる景色があるのでしょうね。

「40年も続けたら何かが見えてくる」じゃなくて「訳が分からなくなる」というところが、池波先生のすごさ。この説得力がたまりません。

そういえば、『仕掛人梅安』の中で、何もないからネギを焼いて酒の肴にしようってシーンを読んで、本を読むのをやめて、夜中まで開いているスーパーにネギを買いに走った私です爆笑 

うーん 仕事では少し「その感じ」になってきたかも……言葉で説明するのは難しいものですけれど、多分いい意味で。なんでしょう、これまでは「正しい」と思うことをしようとしてきたけれど、結局正解はないんだなぁと気がつくというのか……

私の思う正しさは、他の人の正しさではないから。

ニコ ちなみに仕事を始めて33年……時の流れは速いものです。

でも、ピアノについては、40年目は来そうにないですね。

いや、90歳台まで弾き続けたらいいのか……う~んうーん

 

スター というわけで、本題ですにっこり

 

 

  ノクターン13番との出逢い~発表会まで

ヒヨコ 私ごときがこの曲を人前でそれなりに弾けるようになるには5年はかかる、といわれて3年が経ちました。その言葉をしみじみ感じるのは、練習し始めて半年~1年などまだ短い、他のアマチュアの方々の演奏を拝聴するとき。

コアラ 皆さん、あっという間に弾きこなしていかれるので、私は人の3倍は時間がかかるなぁ、ピアノ歴を考えたら当たり前か、と思うのでした。

 

ハイハイ 最初の1年

うさぎ 先生との会話の中で「ノクターンなら13番が和声の勉強にいいですね」というお言葉があり、音源を聴いてみました。

その時、聴いたのがショパンコンクールin2015のチョ・ソンジンさんの演奏

そして……まさに私が弾きたいのはこの曲だ!と思って練習開始。

 

笑い泣き とはいえ、先生は決して私に勧めた訳ではなかったのです。

びっくりマーク 実は。

 

花束 次の発表会の曲について相談していた→(私)ノクターンの1番はどうでしょうか→(先生)そうですね~うーん(先生は発表会では押しが強い曲がお勧め。子どもが多いので飽きさせないために)→→(その後色んな話題に転がって)→→和声の勉強と言えば……

になったわけです。

おとめ座 先生の頭の中ではすでに次の話題になっていたと思うのですけれど、私の頭の中ではまだ「次の発表会の曲」が大前提にありまして、お勧めいただいたと勘違いしたのが事の起こりです。

 

しし座 そして、数ヶ月後、「先生、何とか音を拾ってきました!」と先生の前で弾いてみたのです……もちろん先生は驚かれました(演奏が上手かったからではないゲラゲラ)。

まさか、発表会で弾こうと練習してくるとは思わなかったそうで……ゲラゲラ

(確かに、途中で「なんか私には難しすぎるんだけれど、ほんとにいいのかなぁ?」と何度か思ったりもしたのですけれど……←そこで気がつくべき汗うさぎ)

「ここまで練習したのなら仕方が無いですね。やりましょう」←先生、男前なので。

ヒヨコ ほんとに、済みません……大人ひよこ組、勘違いは得意技、無謀さだけは一人前で。

 

三日月 というわけで、1年目。

チューリップ黄 後半から音拾い開始。

ここが弾けなかったらこの曲は弾けないと思ったので、難所からスタート。

1日1小節ずつなら、なんとか出来るんじゃない?とやってみました。

和音だらけなので、もちろん声部は全部バラバラで、本当に1日1小節。

それ以上弾きたくても、無理をしない。

チューリップ赤 何とかヨタヨタながら弾き通せるようになったので、次のコーナーに。

次に難しそうなのは、中間部のハ長調天国コーナー

ソンジンさんの手元を見るに、柔らかな動きで指が鍵盤を撫でるように弾いている。

私の手首ときたらガチガチで、和音として何とか弾けても、トップメロディの音楽が横に流れない。

手が大きい方が圧倒的に有利と感じた部分でした。

うーん 最近になって、アマチュアさんの画像などをよく見るようになりましたが、この曲を弾こうと思う方は、やはり手の大きい人が多くて、余裕がある。でもきっとあの時、そういう動画を見ていたら、諦めちゃっていたかもしれないと思います(知らぬが仏)。

音譜 トップアマチュア(今ではトッププロ)の動画を参考にしたのは、ある意味幸いだったのかもしれません。

なぜなら、絶対その域には到達できない事を前提に見るから笑い泣き

ショック もちろん、今頃になって、この曲を弾いてYouTubeなどにアップされている方々は、みなさんすごいんだということが分かってきましたが(まさに剣術の稽古と同じ)。

泣 この部分、今でも、必死です。しかもよく間違える……

チューリップ紫 最後に前半の、一見弾きやすそうな部分に。

結局のところ、ここが一番暗譜に難渋しました(今もよく飛んでしまう)。

えー? その理由はよく分かっているのですけれど、ピティナで頂いた講評では見抜かれていました。やはりアドバイザーの先生方は大事なポイントを押さえて聴いてくださっているのだと、大変ありがたく思いました。

汗うさぎ とにかく、こういう一見音数が少ないところが一番くせ者ですよね。

叫び 民謡で言うと、一番怖いのが『黒田節』なのです。みんな知ってる、音数が少ない、音間違えたら目立つ(回復できない)、1音を響かせる系の曲。

ドクロ それと同じ感覚。音を間違えないようにと慎重になっていると、情感豊かに弾くことは出来なくて、音楽として成立しないような……

メラメラ 通して弾けるようになって(ヨレヨレながら)レッスンに持って行きました。

その後、先生のご許可を頂き(無理矢理では無いと思うけれど)、何とかかんとか暗譜して、1年目に発表会で弾きました。

すっとこどっこい過ぎて笑えるけれど、この時の必死な自分も悪くないかな。

 

 

 

  ピティナステップやコンクールに挑戦の2年目

立ち上がる 2年目

赤薔薇 この曲を、どんなときでも人前でそれなりにきちんと弾けるようになりたい!という想いから、ピティナステップや大人アマチュア向けコンクールにトライするようになりました。

この時に、「5年かかると言われたんだから、5年は貫き通そう」と決めたのでした。

 

魚しっぽ魚からだ魚あたま

ちなみに私、物持ちがいいタイプでして、一度ファンになると貫き通すタイプ(なので、今でも毎年フミヤさんのコンサートには行きます! 池波先生の小説を飽きもせずに何回も何回も読むのも、その表れかも)。

弾き合い会でも、聴く人も自分も飽きるほど弾いたかもしれません。

(人の迷惑顧みず汗うさぎ ごめんなさい

 

うーん でも、満足のいく演奏ができたことはほんの数回です。

その演奏にしても、後から聴いたら「なんだかな~」なのですけれど、この頃はなんだか無我夢中で、がむしゃら感は一番あったかも、と思います。

 

音符 しかし、この頃のステップの講評などを振り返ってみると、やはりまだまだ音楽としてヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコすぎることが分かります(今でも毛が生えた程度ですが)。

(ちなみにこの頃は、悲愴第2楽章とセットで弾くというパターンが何度かあり、逆に今はそんな器用なこと出来ないわ、と思うのでした)

 

・響きのバランスをよく聴くこと。右のメロディラインが消えています。

・ペダルが濁ります(特に中間部)。

・左の伴奏のベースの動きにも音楽を感じるように。1拍目以外は小さく。

・左手の暗譜が要です。ひとつのハーモニーとして覚えるように。

・c-mollに対するショパンの想いを味わい深く叙情的に歌い上げてください。

・途中で拍感を見失いがちです。常に今何拍子の何拍目を弾いているのかの意識を持って。強拍で前へ進む意識を持って大きな流れを生むように。

・アルペジオではベースの音をしっかりペダルに入れて踏み替えること。

・和声をクリアにして和声以外の音を弾かないよう、構成音をしっかり覚えること。

・呼吸が止まっている。音楽の息づかいと一体になるように。

・音を追っていくことに囚われると、音楽から離れてしまうので、どこかで音と音の間を感じられるような取り組みをしてください。

・左の刻みをもっとかみしめるように。

・時々硬い音になるので、特に下行する音には注意して。

 

赤薔薇 いい点は少なくて

・音色が豊かで、優しくて深い、大変美しい音の持ち主です。

・作品の色彩や内在する世界をよく表現されています。

・熱い想いが伝わってくる演奏でした。

 

 

ピンク薔薇 音色はよく褒めていただきますが、これってきっと、他に褒めるところがないからだと、いつも思っていました。

あとは根性論、みたいな、頑張りを褒めてくださるくらいだったかな。

パンチ! でも必死な頃の自分はやっぱり嫌いじゃないかも。

(自分しか褒めてくれないから!にっこり

 

笑 極めつけは、プレカーニバルで頂いた講評。

コメントに「最後まで弾ききる体力・気力があるか心配」と書いていたら

「出だしはよかったのに、最後で乱れたのは、体力と言うよりも集中力の問題だと思う!」ゲラゲラ

笑ううさぎ これを読んで、先生は大爆笑ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

ラブラブ 額に入れて飾っておきなさい!と……バレとる

 

笑い泣き ほんとに、私の集中力って5分なのですよね。

で、この曲は5分過ぎた最後の1分に難所中の難所がやってくる構成。

笑 この間のカーニバルブーケでも、担当のN先生が、以前私が書いたコメントの「5分間の集中力」という言葉を覚えていてくださっていて、嬉しいやら、ちょっと恥ずかしいやら。

 

 

  少しずつ、自分の指先から音楽がこぼれるように

歩く 3年目

クローバー 相変わらず暗譜はよく飛ぶけれど、音楽の流れが自然になってきたように思います。さらに、最近になって、メロディラインが以前に比べて浮き出るようになってきたかも。縦の音楽だったのが、少し横に流れ始めた気がします。

意識することって大事ですよね。

先生も、最近やっとメロディラインがクリアになってきたと言ってくださるようになりました。テンポはやっぱり時々おかしいけど、って驚き

 

うさぎ そういえば、先日のレッスンでいきなり

「何か悩みながら弾いてる? 出だしのところ」びっくり

先生は何でもお見通しですね。

音量のコントロールと音をクリアにする狭間で悩んでいたのでした。

そこから、ひたすらタッチの確認に……

うーん 3年でようやくここ。

 

花束 3年目のピティナステップの講評は。

 

・最後の盛り上がりのために、今までの下準備があるので、そこ!弾き切りましょう! でも、最後のドの音、素敵でしたよ!

(最後のアルペジオのドの音で、その演奏の自分の満足度が変わるので、意識しています。そこを指摘してくださって、とても嬉しかったコメントでした)

・とても優しい心地のよい音色をされています。体の力をもっと抜いて、腕の重みを指に乗せるように(いつも先生に言われています)

・深い音色や奥行きの感じられる演奏でした。

・左手を外さないように注意して弾いているのが分かってしまうので、左手の練習を重ねてください。

・曲の内容や想いはちゃんと伝わっていますよ!

・響きがとても落ち着いていてこの曲によく合っています。音楽的に大変良いものを感じました。テクニック的には姿勢を良くすると肩から腕の動きが自由になります。大きなまとまりをよく見据えて弾いてください。

・内容をよく感じながら弾いている印象です。難しいところでも根底に音楽を感じていらっしゃることが分かります。(練習の仕方のアドバイス付……ありがとうございます)

・ここまで来たらあともう一息ですね。

・すべての音をつかみますが、すべての音を鳴らそうとせず、音の選択を。

・テンポ・ハーモニーのバランス、正しいです。曲想が正しいので好感が持てます。

・気持ちのこもったメロディの歌、低音の深い響き、大変美しく表現されていて素敵です。フレーズがどこから始まってどこまで向かっているか、横の音のつながりをさらに感じられると方向性が生まれます。

・厚みのあるバスの響き、メロディの流れの美しさ、どう表現したいのかがよく伝わってきました。音色が柔らかくとてもキレイです。

・さすが大人の音色、深さ・哀愁の感情が表現されています。展開部の右手のメロディに集中して、慌てないように。

(この日は子どもちゃんばかりで、私一人大人だったので、思わず書かれたのでしょう笑ううさぎ

・深みのある音色で演奏していて、良い選曲です。長く伸びる音をもっとよく聴きながら、次の音をどう出すか、コントロールしてください。フレーズを大きく感じて。

・大人の方は演奏の途中で緊張が強くなってくる場合があるので、(練習の仕方を具体的に書いてくださいました)集中して弾き通せるような練習の工夫を。今日の演奏はとても立派でした。

・難しい後半もメロディラインをよく保持していました。

 

もみじ 2年目よりも、少し踏み込んだ内容のアドバイスを頂けるようになったかな。

ようやく、聴ける音楽になってきたということ……かしら(だったら嬉しいおねがい)。

もちろん、小学生以来40年ぶりの再開6年目、というのを考慮に入れての、リップサービスも結構あるとは思いますけれど……ようやく赤点から及第点に届いたかしら。

コンクールなどの講評についている点数も、何とか予選は通してあげるよ、というところに引っかかるようになったのかな~(みなとみらいは撃沈したけれど泣くうさぎ

 

ブーケ1 コンクールの講評

(覚え書きなのでスルーしてくださいませニコ

チューリップオレンジ 3月

(ただただ緊張して無我夢中で息切れしながら弾いた印象)

・音を大事にしているのが分かる演奏。中間部のペダルに注意。バスの音からそれぞれのハーモニーが変わる瞬間を確認すること。難しい部分はもっとボリュームを出せるように。

・上腕をもっと使って、ピアノから響きを引き出すように。呼吸を反映させることも大事です。

・暗譜は必ずハーモニーから覚えるように。それはバスの音から覚えるということです。分からなくなったところはバスの音が合っていませんでした。リズムが甘くならないように。

 

ヒマワリ 8月

(なんだかむちゃくちゃ楽しかったコンクール。色々やらかしたけれど、思い切り練習して思い切り弾けたという印象。楽器自体が振動しているというお言葉がほんとに嬉しかった)

・大きいフレーズを作れています。左手のオクターブにもう少し厚みが欲しいので、下の音をしっかりつかむように。(これいつも先生に言われます)

中間部からはメロディラインのつながりが途切れないように。

・落ち着いた重厚感のある響きで楽器自体がよく振動しているように感じました。ペダルを踏み換えるタイミングが遅いので、響きによく耳を傾けて。バスのラインの上にメロディの響きが乗るように意識して。(同じ事を書かれていますね)

 

コスモス 9月

(思い入れが強すぎて撃沈。でも、講評は優しい言葉が並んでいました。慰めも?)

・豊かな左手の響きに深みのあるメロディが奏でられていました。中間部のオクターブは頑張りすぎないで。再現部は提示部と同じメロディを意識して他のバランスを考えて弾くように。

・Lentoの広いテンポに細やかに劇的に悠揚迫る歌が長いフレージングで歌われる曲です。深いブレスと大きなフレーズを捉えてよりおおらかに表現しましょう。後半の盛り上がり、善戦しています。

・音量のバランスを整えて、レガート奏法を心がけて。

(オーディエンスカードを3枚も頂きました。しょうもない演奏だったのに。Uさん、ありがとうございました。そしてお話ししたこともないのに、カードをくださった方々にとても感謝です。次は私も、ちゃんと書こうっと)

 

コスモス 9月その2

(やらかしてしまったのはいつものこと、でも開き直ってからは、8月と同じくらいかそれ以上、音楽に乗れていた……かな?)

・とてもよく歌えています。内面から湧き上がる表情がとても豊かです。この曲は重なりのバランスがとても難しく、メロディが埋もれてくるところがあるので、左手のコントロールに気をつけて。縦の重なりは感じつつも、縦刻みの音楽にならないように、より大きな流れでフレーズをまとめましょう。

(そう、縦刻みにならないように、が大きな課題のひとつです)

・会場に音がよく響いて大変豊かな音色でした。一つ一つを丁寧に表現していてよかった。中間部からはメロディが埋もれないように。ペダルは上手く使えています。

(初めてペダルに及第点? 何度か演奏を聴かせていただいたことのあるピアニストさんでした)

・とてもよい音で弾いています。次のテーマに移るとき、もう一呼吸置くように。オクターブ、和音の脱力、肩の力を抜くこと(肩が上がっています)。後半は大事な音をもう一度確かめて。良い音楽性を持っているので、大事にして頑張ってください。

 

 

ふたご座 この3年目は、発表会のために、並行してロマンス(ピアノ協奏曲第1番第2楽章)を練習していました。

ついでに、ブラームスのラプソディ79-1の譜読み(~そろそろ弾き込み)も進んでいます。だいぶ、和音を捉えられるようになりました。(来年発表会用。ロマンスでは吠えるところがないので、気分良く吠えていたら、フレーズ感がないと怒られ……爆笑

 

うさぎ この頃から、音色を褒めてくださる人のお言葉を素直に喜ぼうと思うようになりました。たぶん、ロマンスでそれを言っていただくと、本当に嬉しいから。

弾き合い会で「音が天井に昇っていくようでしたよ!」と参加者さんから具体的に言っていただいたり、お母様が綺麗な音だったと言ってくださっていた、とか聞くと、本当に嬉しいです(でも、半分以上は曲のおかげです笑い泣き)。

ありがとうございます。

 

赤薔薇 それがノクターンにも少しいい影響が? ロマンス効果でしょうか。 

何しろ先生方の1音1音へのこだわり方がすごくて……あまりにも美しい曲なので、私の弾き方(特に音の収め方)が気になられて仕方がないのだと思われます……

泣 レッスンでは数小節分しか進まないことも……ぐすん

 

 

星空 ノクターンは、出だしをもっと、語るように始めたい。語っているうちに気持ちが高ぶるけれど、まだまだ心は解放することはなく……中間部のハ長調の祈りはもっと天から音が包み込むように、そしてAgitatoへ。

 

赤薔薇 先日のNHK杯の宇野昌磨くんの演技。

惜しくも2位でしたが、氷に触れる靴から音楽が生まれ出すように美しいと感じました。私だけでなく、81歳の母も、釘付けになっていました。

私も、弾くことに精一杯のところから、指先から音楽が生まれるような瞬間が少しでも増えるように、もう少し頑張っていこうと思います。

 

いて座 いや、その前に、集中力ですね。

 

 

 

 

馬 というわけで、まだコンクール記事続きます。

次の話題は

・何回か東京遠征したときの宿泊事情について(オンパクって……)

・ロマンスのこと・レッスン中の曲のこと(チェルニーとインヴェンション)

そして、忘れないうちに書かなくちゃ!

・2023コンサート記録③(亀井聖矢さんにフィーバーした夏)

 

うお座 いつも長い記事にお付き合いいただいてありがとうございます。

ヘビ 短い文章が書けないのです……ヘビ