新聞報道でもありましたように、

恵庭市議会議員行沢政義は、家族の健康上の理由により、

一度は来期に向け決意を新たにしたところですが、

それを撤回し、今期限りで、引退することとなりました。

行沢さんは、市議会において、豊富なご経験と、徹底的に市民の立場にたつという確固たる信念の下で、鋭い質疑を行ってきました。

政治的な立ち位置や考え方の違いはさておけば、行沢さんは、市議として、誰よりも一生懸命に学び、考え、行動してきた方であることは、誰もが認めるところではないか、と確信しております。

行沢さんが引退されることは、大変、残念ですが、後を担う人々が、行沢さんから多くを学び、それを自らの実践に反映していかねばならないと考えます。

11期44年にわたる市議会議員の重責、本当にお疲れ様でした。

今後は、一恵庭市民として、また、一共産党員として、

ご活躍されることを願っております。

日本共産党恵庭市委員会は、12月25日、原田裕市長に「恵庭市平成26年度予算に関する要望書」を提出し、懇談しました。


要望書は、平成26年度予算で服し、生活支援制度の拡充など43項目の実現を求めるものです。


●特別養護老人ホーム増設を


具体的要望事項は、総務部関係で各種公共料金に消費税増税分の転化中止など4項目。


生活環境部関係では、信号機など交通安全施設の整備、エコバスの温泉停車などの改善、実効性のある新エネ・省エネアクションプランの早期策定と具体化、資源回収団体奨励金の増額など8項目になっています。


保健福祉部関係では、国保税の引き下げ、介護保険の定期巡回・随時対応サービスの実施、特養ホームの増設、高齢者健康増進事業の交付対象の拡大と助成額の増額、保育園待機児童の解消など12項目。


●就学援助制度の早期改善を


経済部関係では、「プレミアム建設券」の継続と改善、中高年齢者対象に雇用対策の実施など2項目。


建設部関係では、市営住宅大規模改修の促進、早くて丁寧な除排雪、生活道路・公園の補修整備の促進など9項目。


教育委員会関係では、学校の非構造部の耐震改修の促進、就学援助制度でPTA会費・生徒会費・クラブ活動費の支給、発達障害児の通級指導教室の開設など8項目になっています。

●すすまない議会改革


庭市議会では、平成23年9月に議会改革検討協議会(諸派を含む超党派で構成)を設置し、市議会ま改革について協議を行い、5月10日議会運営委員長に最終報告を行いました。


は、平成23年10月に議会として議会報告会の開催、常任委員会に一問一答制の導入、諸派(1人)議員の発言機会の拡大、議会改革基本条例の制定など13項目の改革かょ提案、その後、特別委員会に付託する予算案・決算の本会議での質疑の実施や議会傍聴者に議案関連資料の配付なども追加提案してきました。


会派などから提案された改革事項は33項目、そのうち合意されたものは、わずか5件にとどまっています。


●諸派の発言機会の拡大を


派に所属していない1人議員(諸派)の一般質問時間は一定例会50分に制限され、予算・決算特別委員会での総括質問は認められていません。


議会会議規則では、議案は本会議で「質疑の後、委員会に付託する」と規定していますが、申し合わせで特別委に付託する予算・決算の本会議での質疑は認めていません。諸派は議会運営委員会、会派交渉会にも参加できません。


はこれらを改善し、諸派の発言機会の拡大を提案していましたが、自民党などの反対で改善は見送られました。