なんだかため息が…

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引き続き管理入院中。面会は、談話室みたいなところに行ってすることになっています。そこで、入院している女性たちと、その家族の穏やかな会話風景を見ると、「あ~、まとも会話が成立する家族もあるのだなあ」と感慨深いものがあります。

 

また、同室の女性が、「出産後は実家に帰る」と看護婦さんに話していて、看護婦さんが、「そうですよね、手伝ってもらわないと難しいところありますもんね」と話し、女性が、「そうなんです。しばらくは楽したいので…」と言っているのを聞いて、そうか、実家を頼りにしている人は結構多いか、と思ったりしました。

 

私の場合、父親は、叔母や私の夫を車に乗せて面会には来てくれるものの、体調はどうかとか、検査の結果を聞くでもなく、携帯をいじって黙っているだけ。1時間以上駐車すると、100円駐車料金が発生するので、それが惜しいのか、「あと5分で出る!」と、みんなを急き立てて帰る始末。

 

まあ今に始まったことじゃないけど、本当に無関心というか、思いやりというのが無いんだなあと思います。

 

しかし、よくよく考えてみると、去年亡くなった私の母親も同様で、私が引っ越しやら、結婚やら、結婚式やら、いろんなイベントがあるたびに、「お母さんは体調が悪いから何も手伝えない」旨、エクスキューズの電話が来ていたのです。切々といかに体調が悪いかを訴え始めるので、もう面倒になり、はい、お大事に、と早々に電話を切っていました。

 

結局母親は、当時、夫に内緒でビールを買いに行く体力はあったにも関わらず、私の結婚式には来ませんでした(母親は長年のアル中がたたって、肝不全で亡くなりました)。

 

こんな感じだったので、私は昔から、心理的に親を頼ろうと思ったことがないのです。学費は出してくれたので、それはありがたかったですが、社会人になってからは、経済的な援助は皆無。そんなもんだと思っていたので、友達から親が結婚式の費用を出してくれたとか、マンションの頭金を援助してくれたとかいう話を聞くと、ええっ、そんな親いるのか!と、本気でビックリしたのです。私の母親は、私に、自分がアル中で入院したときの費用50万を出してくれと言ってきたぐらいなので(高額医療費制度のことを教え、父親に手続きしてもらい、私は払いませんでした)、もう信じられなかったのです。

 

他にもネタは尽きませんが、毒親、というぐらい強烈なことはなかったものの、一人娘

に対して、割と無関心な両親だったので、世間でほのぼのとした親子関係が繰り広げられているのを見ると、いいなあと羨ましくなります。

 

しかしながら、私が幸運だったのは、両親とは縁がなかったものの、その他の親族は、あんな親でchicaちゃんが気の毒や、といろいろ手伝ってくれたり、私の父親に説教してくれたりと、味方になってくれる人が多いことです。

 

また夫やその家族も親切で、いつも体調を気にかけてくれるし、検査はどうだったかと、まめにメールをくれます。実の父親からは、一切来ないのにねえ。全くの他人なのに、この差…あんぐりうさぎ

 

総合的に考えると、私は恵まれている、と感じているのですが、それでも、他のほのぼの家族を見ると、ため息が出てしまう今日この頃です。

 

隣の芝生は常に真っ青なのかも…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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