英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。


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今日はある表現を見てみます。

ある問題に「あなたは早く寝るべきです」を英語にするものがありました。

その答えにある生徒は次のように書きました。

You should sleep early.

よさそうな感じがしますが、答えは違っていて"You should go to bed early."が正解でした。

ポイントは"sleep"と"go to bed"の違いです。ロングマンExams英英辞典で"sleep"の意味を確認し、何が違っていたのかを考えてみましょう。

"sleep"

to rest your mind and body, usually at night when you are lying in bed with your eyes closed

"sleep"の大意は「あなたの心と体を休ませることで、たいてい夜、あなたがベッドで目を閉じて横になっているとき」ということです。

"sleep"の訳語には「眠る」があります。つまり上に上げた"You should sleep early."だと「あなたは早く眠るべきだ」となってしまいます。瞬時に早く眠っている状態になることはできないので意味が違います。

ロングマンには次の例文がありました。

Did you sleep well?

「よく眠りましたか」ということで心身を休ませて眠ったかを聞いています。

"go to bed"の方は、直訳で分かるように「ベッドへ行く」ということで、訳語では「寝る」があります。つまりベッドへ行って横になると言うことです。

ロングマンには"You should go to bed early."という同じ文が例文としてありました。この文だと早くベッドへ行って横になるべきだという意味で、やる気になれば瞬時にできることです。

"sleep"「眠る」と"go to bed"「寝る」の違いが分かっていなかったのが、生徒が間違えた理由なのではと思います。
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