英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。


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今回は日英のズレを取りあげたいと思います。

"smart"についてです。

日本語では、「彼女はスマートだ」と言えば、「彼女は細い」という意味で理解されますが、英語にはこのような意味はありません。

つまり英語の"smart"には、「細い」という意味はないのです。

ではどのような意味があるか、ロングマン英英辞典(Active Study)でいくつか見てみましょう。

1 intelligent and sensible

4 if you look smart or your clothes are smart, you are dressed in an attractive way and you look very neat

1と4の説明をあげましたが、1は「利口な」という意味で使われます。4は「服などしゃれていて、魅力的」という意味で使われます。

4についての例文もあげてみたいと思います。

You look smart. Are you going anywhere special?

「オシャレして、特別なところへお出かけ?」ということですが、ここで「細い」などと訳しては通じません。

どこから日本語の「スマート」に「細い」という意味が生まれたのか分かりませんが、恐らく間違って使ったことが広がったのではないかと思います。

取りあえず"smart"には「細い」という意味がないことを抑えておきましょう。
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