ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「NY 編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々と。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生ですがそれでも少しでも何かを伝えていければと思っています。よろしくお願いします


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ついに先週金曜日にエジプトのムバラク大統領が辞任した。中東のデモの勢いはすさまじい。


今回のデモの理由に関して、よく聞くのが格差・若年層失業率・食糧価格高騰だ。


しかし、本当にそうなんだろうか?


①食糧価格の高騰に関してはなんとなく理解できる。

しかし・・・

エジプトのエンゲル係数は40%。中国も40%、インドは30%だという。なぜ、中東だけでデモが起こるのだろうか?


また中東諸国は絶対的な貧困層もそこまで多くないと聞いたことがある。


②若年層失業率に関しても疑問が残る。15-24歳の失業率は・・・

チュニジアが31%、エジプトが23%といわれる。


しかし、イギリスは20%、フランスは23%、スウェーデン25%、スペイン38%である。


中東諸国が突出して高いわけではない。


おそらく他の新興国(途上国)でも同様に高い数字が出てきそうだ。


さらに。。。格差はどうだろうか?ジニ係数で見てみると?


ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ

CIA World Factbook 2010 より筆者作成)

データがあるのは101カ国だが、今回デモや暴動が起きている国の格差がジニ係数を見る限りは高いとは思えない。調査年の古いものもあるけれども・・・。


もちろん、こういったことは非常に複雑な要因が絡まって起こるものだから一概には言えないだろうが、どうも世間一般で言われているような解説は一面は表しているかもしれないが、それだけで説明できるものでもなさそうだ。


格差があるとやっぱり怖い。政府は格差を埋めるために対応しなければならないだとか、若年層の失業問題に対応しなければ暴動が起こるぞーー。とここぞとばかりに叫んでいる人たちがいるけれども少なくともそれは違うということがこの数字からは言えそうだ。


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