TOKIOの宙船(そらふね)にハマった、猪又義雄です。

僕はバイト中に不意に歌を口ずさんでしまう時があるのだが、今日はなぜか、TOKIOの宙船を口ずさんでいた。
別に最近聞いたとかではなく、無意識のうちに、宙船を口ずさんでいたのだ。

宙船といえば、僕が高校生の時にやっていたドラマ、マイボスマイヒーローの主題歌だ。

ドラマはそこまで面白かった記憶はないけど、この曲は当時から好きだった。

それから数年が経ち、僕の中で、再びTOKIOのターンがやってきた。


TOKIOはカッコイイ。

KAT-TUNや、嵐、SMAPももちろんカッコイイ。

が、TOKIOはそれを超えるかっこよさを感じる。

理由は、男らしい部分が強いからだろう。そういった部分が僕は好きだ。

TOKIOの宙船のPVを見てみたのだが、雨の中、長瀬が歌っているのだ。

その姿に思わず笑ってしまった。そして、シビれるくらいのかっこよさを感じた。

雨に濡れたワイシャツ。薄っすらと長瀬のたくましい胸筋が見える。水も滴るいい男とは、このことだと強く思った。

めちゃめちゃかっこいいwww

自分には絶対に出すことのできない渋さ。男の僕でも思わずうっとりしてしまう。



俺も長瀬になりたい!


僕は長瀬と一緒に、宙船を歌った。自分も雨に打たれているイメージで。


時間は深夜。深夜テンションも追い風となり、いい気分になった。



あれ、俺、長瀬になってる、、?


そう思った。




しばらく経った頃、僕は、ボイスメモで、宙船の1フレーズを歌って録音をした。



そして、自分の歌声を聞いてみる。















、、、、なんなんだこの音はwwww


長瀬とは程遠い、男らしさとは無縁の音がそこにはあった。





そう、僕は音痴だった。



忘れていたわけではない。


しかし、少しの間、錯覚してしまったのだ。

僕も長瀬のようになりたい。そんな思いが錯覚を起こした。



TOKIOの曲は、僕には歌えないタイプの歌だった。

現実を思い知らされる。

なぜなら、僕は音域が狭く、長瀬のような綺麗な高音は出せず、叫ぶ系の、勢いで誤魔化せる歌しか歌えないからだ。

こういう、カッコいい曲は、勢いで誤魔化すことが難しい。ある程度の上手さが要求される。

この挫折は、人生で何回もしてきた。

例えば、映画ソラニンにハマり、ソラニンを歌いたかったが、全然上手く歌えず、悲しい思いをした。



うーん、でも、宙船をかっこよく歌えたら、気持ちいいだろうなぁ。俺も長瀬のように、かっこよく歌いたいなぁ。




そんなことを思う今日この頃。


そうだ、行ったことないけど、今度一人カラオケに行こう。


おわり