ガルトゥング博士 | 人生のカレンダー 

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【保有資格】
園芸療法士1級資格
日本園芸協会ハーブコーディネーター修了資格

こんにちは





久しぶりの投稿です。毎日忙しく過ごしているせいか中々ブログに向かう暇がありません。



なにか気づいたことがあった時、ここを訪れて下さる方と思いを分かちあいたい時など、これからもこういう形で訪れる事があるかと思いますが・・・。よろしくお願いいたします。






今日は「積極的平和」の提唱者であり平和学の世界的権威であるヨハン・ガルトゥング博士の話をしようと思います。




思いが共感でき、久しぶりに心が救われた気がしたので、皆さんにもお裾分けさせて頂きますね。




この頃メディアでも取り上げられたりして知っている方もおられるかと思いますが、ガルトゥング博士は、安倍政権の「積極的平和主義」は、軍事をベースとしており「私の提唱する積極的平和とは全く異なる考えだ。平和の要素が全くない」「誤用だ」とはっきりと明言された方です。



「日本には平和運動がない。あるのは反応だけだ。憲法9条を安眠枕に寝続けている。起きて未来に向けてクリエイティブに何ができるのか右派左派を超えて考えねばならない。」



「日本には何かに反対するムードで覆っている。政府が恐れるのは反対ではなく代替案を国民がだしてくることだ。ガルトゥング博士が提案する安保法案に変わる「積極的平和に基づいた代替え案は3つ。








普段あまり深く考えない人間ですが、大事な事なので一応簡単に載せておきますね。



やっぱりどう考えても、今の政府のやろうとしていることには共感できないので・・・。




1.北東アジア共同体を構築すること。


中国、台湾、北朝鮮、韓国、極東ロシア、そして日本が構成で共感を持って参加する北東アジア共同体を構築する事。6か国から始まった欧州共同体や東南アジア諸国連合から学ぶことが出来る。米国との関係は良好なままを保つこと





自分勝手な国が多いから、想像もできませんが、欧州共同体を作るのも以前は不可能と言われていたらしいから、できないと決めつける必要もないのかも・・・。






2.専守防衛に徹する事



集団的自衛権ではなく専守防衛を提案する。沿岸を防衛するために、自衛隊だけではなく民兵にも役割を求める。スイスをモデルに日本が占領された場合にどのように市民が抵抗するかということも準備する。






例えば日中が抱えている尖閣諸島の解決方法としては、共同管理を提案する。日中がそれぞれ40パーセントずつの権益を分け合い、残りの20パーセントを周辺の環境整備のために使う。中国の40パーセントのうちの5パーセントを台湾に渡してもいい。分け方は色々考えられる。 






なにか「南極大陸の知恵」を思い出させてくれる内容ですね。







3.憲法9条を世界のために



憲法9条を日本のためだけではなく世界に広げること。世界で最も好戦的な国はある調査によるとアメリカ、イスラエル、英国だが、彼らの憲法に日本の憲法9条を盛り込むように働きかける。日本はアメリカの従属国でなく、このような平和貢献の分野において世界のリーダーとなることができる。





悲惨な戦争体験のある各国々の方達が賞賛する「憲法9条」、日本の上に立つ方はどうか大切にして頂きたいです。






ガルトゥング博士は、自分も話すし相手の話をよく聞く方だそうです。安保法案は反対だが自民党の考えには「意外に思うかもしれないが賛同していることも多くある。あっちもこっちも区切りはないんだよ」と、8月初旬に来日されたときにもおっしゃっていたそうです。





自由な考え方にも共感しました。




こういう方の考えが、日本のあちこちに浸透していけば、日本の子供たちの未来も明るい気がします。










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先月親指大のポプリ人形作りをしました。


体(土台)には椅子カバー、顔はボンテンに目と毛糸の髪の毛をつけ、

服にはオーガニックリボンを利用しました。



体はラベンダーとバラのポプリを綿で包んだもの。



花の香りが食堂いっぱいに広がり、普段傾眠気味のお年寄りもこの日は脳も活性化されたらしく、笑顔がたくさん見られましたよ。



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生の花を使った花と葉の紙漉きを今年もやりました。


ベランダに出て花をいじる事ができないので、ときどき食堂をお花畑にして楽しんで頂いてます。



色とりどりの花を摘みながら、お年寄りも満足そう・・・それを眺められる私はさらに幸せで・・・。



花摘み後は、鉢が葉だけの寂しい状態になってしまいますが、液肥を与えるとすぐ回復してくれる丈夫な花です。



去年11月に植えたパンジー今年の5月中ごろまで、お年寄りを楽しませてくれました。