「オペラ座の怪人」 | 宝塚観劇日記

「オペラ座の怪人」

「オペラ座の怪人」 公式サイト


WOWOW放映鑑賞 (公開時には試写会で鑑賞)

ゆづの好き度 ★★★★☆ (満点は★5個、☆=★×1/2)



2005年1月29日劇場初公開  上映時間140分



♪チャ~ン!チャララララ~ン♪(←なんのこっちゃ)

劇団四季でお馴染みの「オペラ座の怪人」のテーマソング。

「オペラ座の怪人」といってもいろいろあるけれど

日本人にとっは、もはや、「オペラ座の怪人」=アンドリュー・ロイド=ウェバーの

あの音楽ですよね!


私はもともとミュージカル好き。

よって、このようなミュージカル映画も基本的に好きです。


嫌いな人には、突然歌いだす、踊りだすと不評のミュージカル。

しかし、好きな者にとっては

突然歌いだすことによって、その場面が重要場面であり、

作り手がメッセージを込めていることが理解できます。

また、ソロがある役は重要な役であることを示しています。

つまりミュージカルは解りやすいのです。


そんなミュージカル、私は大好きです。


しかし、ミュージカルはやっぱり舞台。


この作品も非常にいいのですが、常に

「舞台ではどのように表現していたのだろう」

「この場面、舞台だったらエライ豪華な衣装だな」

と、そんなことばかり考えていました。


特に・・・「マスカレード」の場面

大人数での群舞、豪華な衣装、そして音楽も素敵です。

扇をバサっと開いたり、振り付けもカッコいいです。

こんなのタカラヅカでやったら素敵だろうなぁ。



豪華すぎる~ 「マスカレード」 



そして、ミュージカルはやっぱり歌です。

ファントム役のジェラルド・バトラーも個性的な歌い方でしたが、

私はラウル役のパトリック・ウィルソンの歌が好みでした。

特にクリスティーン役のエミー・ロッサムとのデュエットとなると

感情もこもっていて非常によかったです。


あと、演技はカルロッタ役のミニー・ドライバー。

とてもワガママで勝手で、既に人気も適齢期も過ぎてしまったプリマドンナを

大袈裟に演じていて解りやすかったです。

メイクも彼女だけは、正しい舞台メイクでしたしね(笑)

ところで、タカラヅカでも2004年に宙組公演で「オペラ座の怪人」を上演したことがあります。

演目は「ファントム」でした。

脚本はアーサー・コピット、音楽はモーリー・イェストンでした。


宝塚の美しいファントム


この演目では、オペラ座の支配人 ジェラルド・キャリエール(樹里咲穂)が非常に重要な役どころでした。

銀橋でのソロは丁寧に歌い上げられていて、とても感動しました。

とても感動したので、樹里ちゃんにお手紙まで書きました。


で、今年2006年6月からの花組公演で「ファントム」を上演します。

ビックリです。

花組トップスターの春野寿美礼ちゃんは非常に歌が上手です。

とっても楽しみ。

でも・・・・、一体、キャリエールを演じるのは誰なのでしょう?

この役を樹里ちゃんのように演じられる人は、果たしているのでしょうか?

って、誰かが演じないといけないわけですが・・・。

先日、友人ともこの配役について語り合ったところです・・・。


宙組公演も好きだったし、是非、花組公演も成功して欲しいなぁと思っています。



 天使を信じるクリスティーンは不思議ちゃん?

原題:THE PHANTOM OF THE OPERA

製作:2004年アメリカ・イギリス

監督・脚本:ジョエル・ショーマカー

音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー

出演:ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン

配給:ギャガ・ヒューマックス


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オペラ座の怪人 通常版