講演会の情報です[4月25日(土)東京]
講演会の情報です。ぜひご参加ください。
◆キリスト教文化研究プロジェクト公開研究会◆
講演テーマ:「遠藤周作とキリスト教ー『沈黙』再読」講 師 :片山はるひ氏(上智大学神学部教授)
日 時 :2009年4月25日(土)13:30~15:30
(講演、質疑応答、茶話会含む)
場 所 :明治学院大学白金校舎本館9階 キリスト教研究所
参加費 :無料
※事前に申込が必要です。
電話、ファックス、メールで、「名前」「電話番号」を明記してお申込ください。
申込・問合せ先:明治学院大学 キリスト教研究所
〒108-8636港区白金台1-2-37
℡:03-5421-5210 Fax:03-5421-5214
E-mail: kiriken@chr.meijigakuin.ac.jp
講師紹介;上智大学フランス文学科卒、文学博士。
専門―キリスト教文学、主としてフランス現代文学におけるカトリック作家(G・ベルナノス、C・ペギー、F・モーリヤック)、日本のキリスト教作家(遠藤周作、三浦綾子等)の研究。及びカルメルの霊性についての研究。著書(共著):『フランス文学の中の聖人像』(国書刊行会)、『キリスト教の神学と霊性』(サン・パウロ)、『神の知恵と信仰』(サン・パウロ)、『自由は域を超えて』(サン・パウロ)等。
講演紹介;2010年に再映画化が予定されている遠藤周作の代表作『沈黙』の再読を、新たな視点から試みる。歴史小説の枠組みの中で、歴史的検証を経て、私小説とも言える重層性を浮き彫りにしてみたい。殉教のドラマにおいて、神は本当に沈黙していたのか?発表当時一大センセーションを巻き起こした「日本泥沼論」を検証しつつ、キリスト教の文化受肉の問題にも言及して論じる。