言い訳ですが・・・
こんにちは
名古屋で独立系相続診断士として活動をしています三浦です。
分かってます。よく分かってます。
3月に更新をして以来、ずっと更新をサボってました。
言い訳はしません
と、言うことで今日は言い訳についてお話しをしたいと思います。
先日、相続の事前対策で伺ったお宅でこんな出来事がありました。
80代後半のお母様が4人のお子さん(長女・次女・三女・長男)に相続をさせるときに、同居していつも世話をしてくれている、次女とその夫に半分を、残りを他の3人の兄弟で均等に分けるように遺言書を書きたいととのことで、お母様と次女が待つご自宅に伺いました。
内容はさておき、まずは総資産を把握するために調査を始めたところ、一つの通帳が1000万円の残高記入のまま約10年ほど記入をされておらず、現在の預金金額を知るために、通帳記入を行うように管理をしていた次女さんにお願いしたところ、そんな必要な無いと頑なに拒否をされました。
お金の動きの無い通帳だからと言ってますが、利息は付いているので今の残高を知る必要があるのでお願いしますと伝えたところ、ビックリする返事が。。。
「もうありません」
・・・・・・えっ
「使ってしまってもうありません。」
・・・・・・・・
お母様も理解できない様子です。
お金の使い道を聞くと「母の生活費に使いました」と・・・
お母様は生活に必要なお金は、年金と月極駐車場の収入だけで賄っているので不自然な理由だということはお母様も私も感じていました。
しかもお母様は頭もハッキリしておられるので、自分が銀行から預金の引き出しをお願いしたことは一度もなかったとおっしゃっていました。
とりあえず全容を把握するために資料を確認していきながら、お母様には何をどう分けるのか希望を書き出して頂こうと思いましたが、先ほど1000万円の娘さんの使い込みについて納得がいっていないのが私には伝わっていましたが、お母様のご予定があったのでその場は確認作業で終わりました。
後日、お母様と私の二人で近所の喫茶店で今後、どのようにしたいのかをお聞きしました。
裏切られたことのショックが大きいし、今すぐにお金を返して欲しいのだけど、これからも面倒を見てもらわないと困るから言えないし・・・それが本音ですと。
この面倒を見てくれている次女夫婦に対して、少しでも報いたいとの想いで遺言書の作成を思い立ったのに予想をしていない使い込みが発覚して本当にショックだったと思います。
このままではお母様も次女さんもスッキリしないまま、一つ屋根の下で生活をすることになるのでもう一度話し合いの場を設けてみましょう、と提案をしたところお母様もそれを望んでおられましたので後日、弁護士さん立ち合いの元で話し合う事になり、その日はお母様を喫茶店からご自宅へ送り届けました
すると次の日に次女さんから電話があり、母にお金を返しますから弁護士は必要ないとのことでした。
お母様とも電話で話しましたが次女さんが昨夜、借用書と共に謝罪をされたそうで、それを受け入れることにしたそうです。
賛否両論ありますが、着地点が見つかったと言うことは良かったです
このお宅には継続的に支援をさせていただくので、これからも依頼者の想いを大切にご提案をさせて頂こうとおもいます
でも、このような話は珍しい話ではないのですよ
お亡くなりになられて遺産を調査していると、病院のベットから起き上がれないハズの親の預金通帳ら毎月50万円ずつ引き出されていたことが、お葬式後に分かり、相続人同士もめたこともあります。
それを防ぐために成年後見制度を利用する手もありますが、弊害もありますので慎重な判断が必要になると思います。
これも賛否両論あります。
ともあれ、言い訳は良くないですσ(^_^;)
まずは自分に非があれば素直に謝り、許しを得るように努めることが大切ですね。
私もしっかり反省し、ブログの更新をもう少し増やしたいと思います\(^o^)/
今日はここまで