「育児は母乳で」

テーマ:
中国での話です
中国政府が母乳育児を推奨するために
粉ミルクに関する広告を禁止する方針らしいです

お~~
凄いな~~

中国では母乳で育つ子どもが
全体の3分の1だそうです
まあ
それはそれで
随分とミルクを使うお国柄のようです

しかし
その中国製粉ミルクが
7-8年前
メラミンという化学物質を
意図的に混入させ
多くの赤子が亡くなり
さらに
腎臓に障害をもったりという
かなり衝撃的な事件がありました

その事件が
日本へも大きなインパクトを与えました
日本製の粉ミルクに殺到したのです
その結果
日本の空港で
あるいは日本へ旅行した中国人が
こぞって日本の粉ミルク
雪印
明治
森永
などを買いあさったのです

しかし
日本で震災が起きると
福島で原発が水素爆発すると
放射能にまみれた草を食べた乳牛から
日本製粉ミルクが作られるという
とんでもないデマが流れ
中国人たちは
日本の粉ミルクから一気に逃げました

まあ
それはそれでけっこうなのですが

このたびの
この中国政府の
粉ミルク広告禁止令の目的は
何なのだろう?
粉ミルク業界への何かの圧力なのか
母乳育児への純粋なる回帰なのか

いずれにしても
まあ
やることが大胆で
なかなか
オモシロいですね

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帝王切開判断早すぎ判決

テーマ:
いよいよ
産科周産期も末期に来たなと
本気で感じる判決です

高松赤十字病院での出来事

三つ子の胎児の一人が子宮内胎児死亡
妊娠30週6日
さて
子宮内にいる2人の胎児
どうする

そこで主治医は
1人の胎児死亡の原因がはっきりしない
よって
他の2人にも同じ事が起こる可能性を捨てきれず
妊娠30週6日で帝王切開を敢行

結果的に
1人に重い脳障害が出た
早産による脳障害
この脳障害が
帝王切開の時期が早すぎたためと
判決では断じている

つまり
この裁判官は
まだ帝王切開をしないで
少なくとも32週までは我慢すべきだったと
判決した

個人的には
この状況で
その帝王切開をするという判断が
誤りであったと断じるなら

本当に
周産期科は
いよいよ終焉を迎えるしかないなと
本気で思う

30週6日でその帝王切開の判断が
間違いだった

では
いつ帝王切開すべきだったか?
判決では32週だと

30週6日での帝王切開の判断も
産科医小児科医が相談して決める

医療では
何が正しく
何が間違っているか
それは
産科では結果論
後になってみないと
判定できない

遅かかったら遅いで問題になり
早ければ早いで問題になる
そう
私たち産科医も
そのちょうどよい時期を真剣に考えている

でも
一寸先に何が起こるか
当然誰にも分からない
このケースも
32週まで待って
もしももう1人が同じような事態なったら
それはそれで
なぜ
30週6日の時点で帝王切開しなかったんだと
言われる
しかも
今回は裁判所に言われた

もう本当に
産科周産期科は終焉を迎える

高松日赤は控訴するのか分からないけれど
控訴しないなら結審する
そうなれば
本当に大変な事になる

今後
新たに産科医になって
ハイリスクの妊婦さんの力になりたいと
思う医師は激減するだろうな

判決で
「脳障害予防の観点から可能な限り胎児の成長を待つべきだった」
おいおい
産科医も小児科医も
常にそう考えているけれど
それがされていなかったって事?

だとしたら大変なことだけれど
そんな事
あるわけないのです

とにかく
大変な判決がでました

残念でなりません
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美容室でのカット違法問題

テーマ:
いや~知りませんでした
まあ
我が日本の首相も知らなかったのですから
それほど恥じることはないのでしょう

安倍首相が
美容室でのカットを楽しみにしているという
発言が波紋を呼びました

厳密には
美容室でのカットのみは違法という見解

驚きというか
まあ
いろいろな法令がこの国にはあるのだなと
さらには
その法令が制定された当初は
それなりに意味があったのでしょうが
現在ではもうすでに
その役割が終えられて
そのまま放置されている
この放置プレイもまた
大きな問題なのでしょう

さて
美容室と理容室
子どもの事
私たち男の子は

床屋さんへ髪の毛を切りに行っていました
当時は
後頭部から側頭部のあたりを
刈り上げられるのが
とても嫌で
良く
床屋に行った後には
その刈り上げについて
揶揄されました
そんな事もあり
どうも
床屋でのカットは
あまり良いイメージがありませんでした

そして
大学生くらいになると
美容室でのカットを覚えてしまい
美容室では
刈り上げをしないので
必然的に足は美容室に向かったのです

美容室と理容室の違いは
単に
顔を剃るか剃らないか
くらいと思っていました

この顔を剃る行為は
どうにも
私にも気持ちよくなく
辛い時間だったのです
ヒゲもそんなに生えていないのに
とにかく
顔一面にあの
シェビング石けんを塗ったくられ
そして
じっくりと剃られる

きっと
ある年齢がくると
この行為が気持ちよくなるのでしょうが
子どもの私には
辛い時間以外なにものでもなかったのです

そんな
美容室でのカット
当たり前になっていたのですが
これが何と
法令違反とのこと

法令では
理容室は「整える」
美容室は「美しくする」
理容室と美容室を取り締まる法律自体が
それぞれ違って
理容師の仕事を「髪の刈り込みと顔そりなどで容姿を整える」
美容師の仕事を
「パーマや髪結い化粧などで容姿を美しくする」と規定
されているのです

つまり
美容室での男性がカットのみは
違法になるとのことです

このような厳密な規定があるとは露知らず
普段から
私たちは違法行為を連発していたのです

安倍首相もそれを知らず
おそらく
安倍首相の奥様が言ったのだと思うのですが

美容室でのカットを楽しみしているは
完全にアウト

まあ
形骸化している法律など
きっと沢山あるのだと思います

ここで無理矢理
産科ブログ的に言えば

保健婦助産師看護士にまつわる法律があるのですが
これも
かなりグレーゾーンが一時話題になりました

エナでは無いのですが
助産師のいないクリニックでの
看護師による内診問題が
その最たるものです

まあ
これについては
今ここであえて議論はしませんが
これも
厚労省の通達という形も関わって
事態を複雑にしました

最後は無理矢理
産科ブログにこだわってみましたが
このこだわり自体が形骸化ですよね
わかっています

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