換気扇の下での喫煙

テーマ:
産科外来で夫の喫煙について
ご主人はタバコを吸われますか?
はい
でもちゃんと換気扇の下で吸っています

は~~

よくあるやり取りです
以前から
換気扇の下での喫煙も
結局
残留副流煙が室内の至る所に
こびりついて
発がん物質として住人に脅威となります

まあ
吸っている本人はどうでも良いのですが
吸わない奥さんとか
子供ですよね

特に
子供の発がんリスクが
換気扇の下での喫煙でも
上昇することが
カナダからの論文で発表されました

まあ
残念ながら
タバコによる発がんは
タバコがこの世から無くならない限り
回避できないとの結論もあり
本当に残念です

ところで
喫煙禁煙問題で
よく
タバコのどこが嫌いか?という
とんちんかんな議論をする場面に遭遇します

タバコの臭いが嫌とか

まあ
意味の無いというか
事の本質をご理解されていない議論ですよね

タバコは嗜好品ではなく
明らかに発がんをもたらす有害物質で
時に
ニコチン切れは
飲酒運転をも何とも思わず
ひき逃げも何とも思わず
とにかくタバコを吸うことが
まずは最優先という
とんでもない事が世の中で起こっているのです

つまり
タバコの問題を
好きとか嫌いで
議論するのだけは
止めてほしい
タバコ問題の本質がマスクされてしまうからです

換気扇の下の喫煙が何の意味も無い事
ではベランでの喫煙は?
ご近所さんへの配慮というものが
全く欠ける
これもバカな話です

幸いな事に
今日本では
この2ヶ月タバコの販売量が減少しているそうです
分析では
若い人のタバコ離れが一因とのことです

このまま
若い人の間での喫煙習慣が減って行く事を
切望しています

妊娠出産や育児環境には
とても良い事です
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やはり理解できない

テーマ:
外来での出来事

過去に3回の人工妊娠中絶をしている
妊娠を望んでいない状況で
コンドームでの避妊と
安全日と思われる日にはコンドームを使用せず

そして3回の中絶

当然私たちは
低用量ピルでの避妊を勧める
今後もそのパートナーと付き合いは
続くとのこと

しかし
ピルのようなホルモン剤は体に悪いので
飲みたくない
でも妊娠はしたくないとのこと

男性の不妊手術は無理とのこと
リングを入れるか?
でも未産婦さんで
挿入はけっこう大変
リングも正確に言うと
黄体ホルモンが出る

彼女の言う
体に悪いホルモンである

まあ
中絶の手術を繰り返す事の
身体やメンタルへの悪影響を考えると
ピルを飲む事のデメリットと客観的に比較しても
全く勝負にはならず
ピル内服になるのですが

日本の
ホルモン剤は恐ろしいという
社会全体での
刷り込みは本当に恐ろしいものがあります

もう
冷静に繰り返す中絶とピル内服の
メリットデメリットを天秤をかけることが出来ず
というより
その天秤が壊れている状況なのでしょう

こんな場合
また1年もしないうちに
妊娠しました
今回も中絶しますって事になる可能性大なのですが

これが
一次診療所の医療の限界なのでしょうか

それにしても
その思考回路が理解できません
何も私が思っている事が正しいなんて
押し付ける気はありません
でも
中絶の手術をする私たち医療従事者からみて
あの手術は可能な限り回避すべきものですよ

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義父の精子提供で出産

テーマ:
昨日のニュースです
無精子症など男性因子に問題があり
不妊治療に通院している夫婦へ

夫の父親
つまり義父からの精子提供で
出産に至っているご夫妻が
かなりいらっしゃるとのこと

慶応でしている
精子提供は原則
その提供者の情報は開示されない
どうやっても
子供の遺伝上の父親は不明

それを嫌がってか
義父の精子を利用した
体外受精

う~~ん
お恥ずかしながら
知りませんでした
ちょっとびっくり

というのは
遺伝上夫の父親との子供という事
極論
夫とその子供は遺伝上
異母兄弟
でも戸籍上
親子

かなり複雑なのですが
これが
不妊治療の現実です

まだ第一報なので
詳細はよく解らないのですが
ちょっと深堀します
とりあえずご報告まで

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