7月に劇場で観た映画。19本。
『全員、片想い』
『森山中教習所』
『アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅』
『HiGH&LOW THE MOVIE』
『アルビノの木』
『疑惑のチャンピオン』
『セトウツミ』
『クリーピー 偽りの隣人』
『裸足の季節』
『ヒメアノ〜ル』
『阿弖流為』シネマ歌舞伎
『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
『マネーモンスター』
『ふきげんな過去』
『64-ロクヨン-後編』
『嫌な女』
『二重生活』
『KABUKI DROP』
『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』
『裸足の季節』
デニズ・ガムゼ・エルギュベン監督
舞台は北トルコ。5人の姉妹が自由を求めて古い慣習から抜け出そうと奮闘する姿を描いた青春ドラマ。厳格なしつけや封建的な思想のもとで育てられた彼女たちは、やがて家族が決めた結婚相手にひとりずつ嫁がされていく。
青春ってなんだろう。
自由ってなんだろう。
学校にも行かせてもらえず、
着る服から結婚相手まで、すべて家族に決められて。
鉄格子のついた窓から、空を眺めて。
とてもつらい現実が描かれているのに、
その中で彼女たちが目一杯楽しんでいる姿は、
とてもキラキラしていて、うらやましいくらいだった。
鉄格子のない生活をしている私は、
あーだこーだと理屈をこねていないで、
もっといろんな世界を見るべきだと思った。
『ヒメアノ〜ル』
吉田恵輔監督
主人公は快楽殺人犯・森田。平凡な毎日に焦りを感じながら、ビルの清掃のバイトをしている、森田の高校の同級生岡田。岡田の同僚の安藤が思いを寄せるカフェの店員ユカ。岡田はユカをストーキングしていて…。
森田と岡田は再会し、森田は次々と殺人を重ねていく。
森田が人を殺していく姿はあまりに残忍で、見ていられないほどだけど、彼がそうなってしまうまでには十分すぎるほどのつらい過去があって。だからって人を殺していいわけではもちろんないんだけど。ただの悪役、おかしな人としてみることのできない人間らしさがあって…
観るのに気力と体力のいる映画だった。
衝動というか、本能というか、自分の中にあるのに、自分では制御できないどうしようのないもの。それが同じものでも、どこにどのように溢れ出てしまうかで、線のこちら側とあちら側、天と地ほどの違いがある。
わたしは、いつまでこちら側の人間で居られるだろうか。
『セトウツミ』
大森立嗣監督
関西弁の男子高校生2人、瀬戸と内海が放課後にまったりとただしゃべるだけというシンプルな内容。
本当にしゃべるだけ。
場所もほとんど変わらないし、他の登場人物もちらりとしか出てこない。
話の内容も、無駄話、暇つぶし。
なのに、なんでこんなに面白いんだ。
大森監督の演出した舞台、『動物園物語』も先月観に行ったのですが、こちらも2人の青年がベンチでただひたすら喋るだけの内容で。
ただ会話しているだけなのに、これで作品になるんだ！！という感動。
きっと自分と関わりのない人の日常って、面白く映るのよね。
カフェの隣の席の主婦たちの会話、映画館で見かけるカップルの喧嘩、電車で出会う学校帰りの小学生の意地の張り合い。
本人たちには大事なことでも、聞いているこっちはクスクスと笑ってしまいたくなるようなことってあるよね。
この前、女子３人で7時間くらいファミレスで喋り倒したときの私たちの会話も。隣のテーブルの男子大学生にとっては滑稽だったろうな。
人間ってただ生きているだけで、なかなか面白い生き物なんだと思う。
【お知らせ】
★Legend Tokyo Chapter.6
8月13・14日にダンスコンテストに出演します。
オーディエンス投票もありますので、
ぜひ応援に来てください。
詳しくはこちら。
★Netflix『火花』第7話
劇場スタッフ役
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★RUMBLE URONさん
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皆様どうもありがとう。
★こっそりひっそりInstagram始めました。
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応援する、をよろしくお願いします。
『アルビノの木』
金子監督と乙一さんのトークショーの回を観に行った。
大好き乙一さんを拝めて幸せ。
ちゃっかりサイン会に参加して。
いつか乙一さんの映画に出る。
夢の一つ。