沖縄の運動会。
沖縄の運動会はだいたいどこも11月に開催される。
やっぱり9月や10月じゃ暑いからかな?
本土じゃ一般的には9月末から10月初旬でしょう、運動会は。
最近では秋口は行事が多いからゆとり教育の一環で春に運動会
をやる学校もあったりとか。
移住してきた頃から騒々しく運動会の練習をしていたので、そろそろ
かそろそろかと思っていたのに、やっとこさ1ヶ月半が経過した11月
中盤に開催。
当日は、運動会の歓声と放送、県知事選の選挙カーの演説、とても
じゃないけど目の前が小学校の自宅にはいれない状態。
外出から帰宅後、終盤に差し掛かった運動会に、沖縄の赤土の埃に
まみれながら見学させてもらった。
縦も横も家族の結束が強い沖縄では、ただでさえ運動会といったら
家族の大イベントなのに、成長著しい地域だけあって子供も多いし
比例してギャラリーも多い。
前夜からブルーシートでの場所取り、荷物の搬入と大騒ぎ。
僕の家の周りには、前日に駐車禁止のコーンが張り巡らされて
いるのに、お構いなしに、半径1Kmくらいは路駐の山。
こんな日ばかりは、路駐の監視員も見て見ぬふりでしょう。
小学校の入り口付近では、58号線でよく見かけるビックアイス
のお姉ちゃんが陣取り、その他カキ氷、ぜんざいなども出店。
さすが沖縄、、、と感心。
走り回る沖縄の子供たちを見ていても、心なしか東京の子供たちより
元気な印象をうける。
まー、そんなとこにも、本土との違いを見たのだが、一番の違い
は、やはり大トリの演技。
最後の大トリは、6年生によるエイサーです。
沖縄で育つ子は必ず小学校の運動会でエイサーを1度は演技する
んだろうね。
こうやって、小学校で地元の伝統芸能を教え、トリで演技するって
のは素敵なコト。
沖縄が、うまく文化や芸能、ひいては歴史が受け継がれているのは
こういうとこに要因があるのかもね。
沖縄地域の結束が硬くなる一因でもあると思う。
で、最後は、児童も父兄も見学者もみんな一緒にカチャーシーで
踊って終了。
飲み会の場でカチャーシーを踊る風景は良く見かけるけど、
運動会でもやるんだね。
ほんと沖縄が明るくノリのいいのは運動会でも一緒。
こういうある地域の一部の運動会を見るだけでも沖縄の良さが
垣間見れて楽しかった。