本音

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日本支援助言士協会の鶴田です。

 

 

 30代の頃女性問題に関心があり

 

勉強会に参加して、気鋭を上げて

 

いました。

 

 

ある女性投稿誌の横浜の読者が、

 

集まって討論会やミニ講演会、

 

座談会など、開催したり、活発に

 

活動していた時期がありました。

 

 いわゆる、フェニミズム運動の

 

走りです。

 

 

 仲間の女性たちも、ピーク時は

 

20人位いました。

 

 

 数人の仲間とは、今でも縁は

 

続いていますが、30年以上前の

 

フェミニズムの考えや、生き方

 

元気さも薄れて、今は当時のこと

 

も笑い話と化しています。

 

 

 

 子どもも一緒に、泊まり込みで

 

しゃべり倒し、老後のことまで話

 

会っていました。

 

 

 

 ほとんどの人が、子どもも結婚し

 

孫もいます。

 

 

 面白いのは、当時、フェミニズムの

 

考えを真面目に実践しようと、もがいて、

 

 

夫教育を実践。

 

離婚ギリギリの悪戦苦闘で、

 

何とか妥協点を見つけた人、

 

ケンカしながら、自由を勝ちとった人、

 

別居を経て、勝利を手にした人、

 

 

様々でしたが、皆真剣で真面目に

 

生きる姿勢は、一貫していました。

 

 

 面白いのは、Hさんが子どもが

 

年頃になり、子どもが、パートナーを

 

連れてきたときの相手の女性への

 

対応が、若い頃の、態度と一変した

 

ことです。

 

 

 自分の息子が、彼女に優しくする

 

のは、誇りに思うと、そこまでは

 

よかったのですが、結婚した後、

 

 

 嫁さんが、ソファに座りテレビを

 

見ていて、息子が食器を洗っている

 

姿を見たとき、何故かムッとしたと

 

言うのです。

 

 

 皆、大笑い。

 

 

 あれほど、自分の夫に望んでいた

 

ことを息子が自然に、やっていること

 

に違和感を覚えるというのだから、

 

 

 皆、大笑い。

 

 

私たちはかつて、夫に望んでいたこと

 

と突っ込まれると、

 

「夫と息子は違うのよ」

 

と、本音をポロリ。

 

 

 シーンとなりました。

 

聡明で、理論家で、論客だった、

 

Hさんの本音。

 

正直な気持ちに、責める気持ちは

 

在りませんでした。

 

 

夫と、息子は違う。

 

克服しているからこそ言える、

 

母の愚かさの苦悩の言葉だと、

 

かつて真剣に生きてきた、仲間の

 

言葉に、共感したのです。

 

 

その言葉は今も私に、

 

生きていくときの幾層にもある

 

「心のひだ」を、思い出させてくれます。

 

 

だからこそ、アドラーは、

 

平等、ヨコの関係、を

 

強調したのだと。

 

同時期に、出会ったアドラー心理学の

 

魅力にはまって行ったのだと、

 

今、思うのです。