昨シーズン、なかなか上手くいかず自分の中で久々の挫折感を味わいました。
私はこれまでの怪我を挫折としては捉えてなくて、怪我をしてしまったことはしょうがない。と、
してしまった事の後悔よりもその先の行動をどうするべきかと常に考えることが出来たので、痛かった怪我でしたが人生においては糧となり前向きでした。
しかし昨シーズンは万全な状態で挑んだが、一度も上手く滑れなかったという敗北感がシーズン全体をしめ、
今思えばこの経験があったからこそ今の自分があると思えるが、その時は中々我慢が出来なかったし、振り返ると精神的に未熟だったと感じています。
昨シーズンの私。
そこで今シーズンを取り組む前に決めたことがありました。
それは心の充実を必ず保つということ。
前にもブログで書いたかな。
簡単にいうとゆとりを持つこと。
切羽詰まることはしない。
心技体の全てが高くなるのが理想だけど、1番はバランスを大切にすることが大事であると昨シーズンを振り返った時に感じました。
私の良いところでもあり、悪いところでもある。
自分を追い込むこと。追い込みすぎること。
強みと弱みは表裏一体。
スキルを求めて過ぎて、トレーニングをし過ぎて、心のゆとりがなくなり切羽詰まっていく。
それを続けていると上手くいくものも行かなくなり、自己否定を繰り返し、終いには行動がストップする原因になる。
前職を辞めるときに常務に言われてハッとしたことがありました。
"人は出来て8割だぞ" "完璧な人間なんていない"
まさにそうでした。
常に100パーセント。むしろ120パーセントやろうとしてたこと、求めようとしてたこと、そして人にも求めていたこと。
そのせいで取り組みが剣山のように尖りすぎてしまっていた。
それからの私は8割、8割。と心に言い聞かせて、このゆとりがなくならないように気をつけて取り組んだ。
特に体力面、技術面は精一杯やることは前提として、8割出来たら自分に必ずはなまるをあげる。
そして主にスケジュールの組み方はギリギリにならないように気を遣って。
心にゆとりや充実を作るためにも友達や仲間にも会うようにした。
勉強もした。資格も取った。
メリハリを大きくつけた。
そうしたら沢山の人の意見が素直に入ってきて、心も身体も充実してより前向きに取り組むことができた。
これまで一生懸命やってきたと思えるからこそ、私はいつスキーを辞めても後悔ないってずっと思ってきたけど、
その一生懸命に少し変化を加えて取り組んだ時に、後悔ないと思う気持ちよりも純粋にスキーが大好きだと心から思える自分がいました。
毎日スキーに対して一生懸命向かい合えることは本当に幸せです。
たくさんの方が私にパワーを与えてくださり
自分も諦めなかったけれど、サポートしてくださる方々が私を信じてくれて諦めなかったことに本当に感謝しています。
引き続き私にできることを続けていきたいと思います。
ここからは帰国滞在時に良い氣をためれた出来事を(^^)
パワーを込めてやってくれることで指先に良い氣をいれてくれました。
米内さんありがとうございました!!
プロテニスプレイヤーの瀬間詠里花ちゃんと。
怪我をきっかけに出逢った大切な仲間に出発前に逢えてパワーを貰いました。ありがとう
ずっとトレーニングを支えてくれた西村さんと。
どんな時も大きな声を出してずっとプッシュしてくれました!!本当にありがとうございました。
お肉も食べて心も体も準備万端です。
私の乳酸値。全く疲れてませんね。
自分にとってとても大切な一分一秒。
その時間を大切に使えたことは本当に有難いことですね。