ジャイロキネシス
ジャイロキネシスとは、バレエダンサーだったジュリオ・ホバス氏が
自身のケガを克服するために開発したエクササイズです。
“ジャイロ”とは円や“らせん”を意味し、曲線を描くような動きや
イスに座って行う運動が特徴です。
イスを使うようになった理由についてジュリオ・ホバス氏は
「お年寄りや車イスの方にも出来るエクササイズを考えたのが始まり」
と述べています。
このような改良を加えてゆくことで
幅広い人たちの支持を集める結果となったのです。
また、元々ケガの克服を目的に考えられたエクササイズであるため
☆体の自然な動きに逆らわない
☆体にムリな負担をかけない
という点も注目を集めました。
最初は“ダンサーのためのヨガ”として
ケガや故障に悩むダンサーたちを中心に広がっていき
やがてスポーツ選手や、歌手、ハリウッド女優などの
セレブたちがこぞって取り入れたことで人気に火が付きました。
そして、アメリカではヨガやピラティスと並ぶエクササイズとして
知られるようになります。
マドンナ、グウィネス・パルトロウ、シャーリーズ・セロン、
リヴ・タイラー、ニコレット・シェリダンなどなど。
数多くのセレブたちがジャイロキネシスを実践していることを公表しています。
ジャイロトニック
ジャイロキネシスから発展したジャイロトニック。
自身のメソッドに改良を加えてきたジュリオ・ホバス氏は
ジャイロキネシスを元に、ジャイロトニックというもう一つの
機械を利用するエクササイズをあみ出しました。
木製の大きな機械を使って行うジャイロトニックは
通常、完全なマンツーマンで行われます。
そのため、身体をうまく動かせない方でも
トレーナーと共に
マシンのケーブルやハンドルのサポートで
心地よく身体の深層部にアプローチすることができます。
また重りの調節により、アスリート向けに鍛え方を
調整することも可能です。
身体バランスを整えるため、ゴルフやテニス、バスケットボールなど
多くのプロ選手もジャイロトニックを利用しています。
機械を使わない“ジャイロキネシス”と
機械を使う“ジャイロトニック”ですが
どちらも効果や効能には違いはありません。
ご自身に合う方法で、レッスンを重ねていくことにより
機能的な身体、美しい姿勢、開放的な心を
手にすることができるでしょう