目次

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    新着!! 2013年3月7日

          第12話:今度は、巨大UFOです。いや惑星ネビルか?
     に追加記事をいれました。


   1年以上お休みしていた、当ブログですが、ロシアの隕石騒ぎで再び目を覚ましました。

      UFOは本当に隕石を撃墜したのか?第15話に詳しく書いています。お楽しみください。


エレニン彗星(C/Elenin 2010X1)の今(2013年2月27日現在)

エレニン彗星本体:
2011年8月中から崩壊がすすみ、9月中以降は見えなくなっています。
エレニン彗星の噂:
「2011年のまとめ」みたいな記事でかかれていますが、それ以外目新しい記事はありません。(このブログを除く)

目次:


第1話:日中、エレニン彗星は太陽のそばに見えますか?
第2話:
夕方に撮影された尾をひく物体、コレはエレニン彗星でしょうか?
第3話:
エレニン彗星は消滅したのですか?それとも消滅していないのですか?
第4話:
エレニン彗星を追いかける宇宙船!!
第5話:
3.11東日本大震災はエレニン彗星が起こしたのですか?(その1)
第6話:
3.11東日本大震災はエレニン彗星が起こしたのですか?(その2)
第7話:
3.11東日本大震災はエレニン彗星が起こしたのですか?(その3)
第8話:
3.11東日本大震災はエレニン彗星が起こしたのですか?(その4)
第9話:
3.11東日本大震災はエレニン彗星が起こしたのですか?(その5)
第10話:
エレニン彗星とエレーニン彗星 どっちが本当?
第11話:
それでも地震が心配なあなたへ
第12話:
今度は、巨大UFOです。いや惑星ネビルか? (記事追加 2013/3/7)

第13話:エレニン彗星、急カーブの謎(その1)

第14話:エレニン彗星、急カーブの謎(その2)

第15話:ロシアの隕石はUFOが撃墜したのか? (NEW 2013/2/27)


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質問:「大変です!!、大変です!!、今度は本当に大変です!ロシアに落ちた隕石、あれをUFOが途中で撃墜したというではありませんか?動画もYouTubeにありますし、ロシア国営放送もニュース番組で報道したそうですよ。これ、本当にUFOですよね、ね、ね、ねー」


回答:「.....」


質問:「?、何だか静かだと思ったら、こいつ寝てやがる、おい、こら、起きろー!!いつまで寝てるんだ!!


回答:「ん、何? あーよく寝た。いま何時だい?、え、だいぶ良く寝たと思ったら2013年かい、予言されていた2012年のベテルギウスの超新星爆発は起きたのかい?


質問:「そんな昔の予言、言った本人もとっくに忘れていますよ。気になる人は、「星ナビ」2013年2月号 でも読んでいなさい。それより、今は、隕石ですよ、隕石!!UFOが隕石を撃ち落としたんですよ


回答:「そんなの嘘っぱちにきまっているじゃないか。Yahoo知恵袋にも回答しといたからそちらを読んでね。以上、おしまい」


追記:2013年3月1日午後9時

 やっぱり同じ事を考える人はいらっしゃるものですね。

 東京大学UFO研究会という、名前を聞いただけでなにか恐れ多い会の創設者であり名誉会長であらせられる(なぜか敬語)、藤木文彦さんが

「ロシア隕石のUFOによる追撃は、ガラス面の透過屈折光に過ぎない」
という記事で簡潔にまとめられています。
 同じような内容を書いても、私のは2倍、3倍に膨れ上がってしまっています。これは、藤木さんの記事を読んだほうが早いですね。


追記:2013年3月1日午前11時

 大槻義彦さん(早稲田大教授)が、ご自身のブログ で、今回の件の自称『UFO研究家』の議論についてかかれています。私もこの記事に何かコメントしたかったのですが、あいにくコメントはできないようです。しかたないので、トラックバックしましょう。・・・あれ、トラックバックできないぞ!!。調べたら、アメブロでは2012年にトラックバックができない仕様になったそうです。ガーン。



~解説~

 ということで、読者の皆様、お久しぶりです。このブログも1年以上間があいてしまいましたが、皆様お変わりなくお過ごしのことでしょうか?私のほうは、お変わりありまして、それどころか、どうも「人生最大の転機」というのを迎えたようでした。今は、どうやらこうやら落ち着いて、こうしてこの「エレニンニモマケズ」を再開できるまでになりました。

 さて、本題の件ですが、上の回答にもありますように、Yahooの知恵袋

 「ロシアの隕石大爆発は、UFOによって撃墜されたものなの?((+_+))」
 「あの隕石映像にUFO出現?」
 「ロシアの隕石をUFOが破壊したって本当なのですか?」

にも、ema2345_2013**の名前で回答しています。そちらをご覧ください。

以上、おしまい。(^^)











 では、あまりに不親切なので、ちょっくら私がおこなった解析とその結果をかいておきます。


 まず、このロシアの隕石についておさらいしておきます。


 ロシアのチェリャビンスク州付近で、2013年2月15日 現地時間午前9時15分ごろ、強い光と煙を残す火球が目撃されました。その後、この隕石の落下後が西のほうで見つかっており、隕石と判断されました。

 隕石の推定の大きさは、NASAの推定によれば17m、1万トンで、これが、東南東のほうからきわめて低い角度(約20度)で落下した。隕石は、上空で爆発し複数の破片に分かれた。

 今回、ロシアで普及している車載用のビデオカメラで多数撮影されたおかげで、落下直後には多数の撮影映像がYouTubeなどにアップロードされました。


 そして今回、「隕石をUFOが撃墜した」と呼ばれる動画も、そのようにして車載カメラで撮影されたものです。まず、その動画を見てみましょう。ただ、オリジナルを探してみましたが、なかなか見つからず、しかたがないのでロシア国営放送(Russia Today)が編集したこの動画を紹介します。全体で1分以上ありますが、問題の映像は最初の部分15秒ほどです。


エレニンニモマケズ-ロシアTODAY


 どうです?「UFO」はお分かりになられました?最初の2秒から4秒のほどの間にうつっているはずなのですが、こんなの普通気づきませんよね。

 こんな普通なら見落とすようなものを、どこのどいつかわかりませんが、丹念に見つけ出して、編集加工して、そしておまけに扇情的な音楽まで付け足して、YouTubeにアップしたものがこれになります。

エレニンニモマケズ

 

この動画を見ると、「UFO」らしきものが、隕石の進行方向後ろ(画面左)から近づいてきてぶつかり、そして、「火花」みたいなものを散らしながら、進行方向(画面右)に進んでいくかのように見えます。

こんなの見たらみんなびっくしますよね。おまけに、いわゆる「表メディア」、天下の朝日新聞デジタルで、こんな見出しで紹介されてしまいました。


「隕石にUFOが衝突? ネット動画に話題騒然」 (朝日新聞デジタル)

「ロシア・ウラル上空に飛来し爆発した隕石(いんせき)をとらえたとされる動画に、未確認飛行物体(UFO)のようなものが映っており、注目を浴びている。」


 この記事の中で、どの動画かについては触れていませんが、おそらく上で掲載したものでしょう。

 こんなに紹介されてしまったため、もう大勢の人がワーッとこのネタに食いついてしまいました。
エレニンニモマケズ-つり?

 下に、UFO騒ぎについて書いているブログをいくつか拾い集めて載せます。もちろんここに載せているのはごく一部でしかありません。様々な人がこの件について記事を書いているのがお分かりになるかと思います。ついでに、ブログの説明の小文もいろいろ並べて眺めると面白いので、いっしょに加えておきます。



ロシア隕石UFO騒ぎが掲載されているブログ(順不同)



「隕石UFOにより撃墜か / 隕石破片見つかる;中東とフロリダにも隕石落下」 (ラミーコのブログPart2) スピリチュアル情報、その他…
・「UFOがロシアの隕石から我々を救う?」 (インドネシア情報局 )
「UFOが隕石をインターセプトしていた!?」 (ゲルな夢日記) 夢の中に動物が現れると必ず・・・・
「助けてくれた!ロシアの隕石を落下直前に破壊して去るUFOの映像!について」 (思いつくまま-ブログ) 覚醒に関連する記事を主に記事の紹介をしていきたいと思います。
「隕石、UFOが撃墜?」 (おやじバンド「Hine's Club」がブログってみた。) チキンで云えばすでにひね肉。
「『隕石をUFOが破壊した』説は本当か? 」 (“Miku”のブログ) ☆レアな情報も満載☆
「コブラ… 上空における印★ 愛と光のチャネリングより」 (主婦の気ままな日記)愛犬とスピリチュアル大好きな主婦が気まま に色んなことをの~んびりと書いてます
「ビリーズブートキャンプに入隊839日目」 (篠のよもだ精神)* 『よもだ』とは松山弁で、いい加減、くだらない、なまけもの、ふざけた、ちゃらんぽらんな、ってゆー意味ぢゃよ。
「ブラインドの陰」 (薪ストーブ|薪焚亭)薪ストーブのある暮らしが大好きなので色々書きます。
燃焼のこと、薪作りやメンテのこと、そんな写真と駄文を毎日更新です。
「ロシアの隕石をUFOが破壊したことが判明! 」 (大地震の予知と天変地異)日本や世界の大地震や天変地異を予測するサイト 多くの日本の方々を大地震や大津波から救いたいと思っています。大地が大きく揺れたり警報が出たら30m以上の高台へ避難して下さい。
「ロシアの隕石落下の映像にUFO?」 (宇宙への旅人)興味がある
「宇宙人」 仁科忠二郎税理士事務所のブログ
「ロシアと地球を救ったUFO」 (エイーブル店主のブログ)パワーストーンブレスレットの魅力やを作成する毎日などお知らせします!
「焼いとります☆」 Kathy mom Cafe News
「夢のお話」 (渡洋史の気ままなブログ) ワタリヒロシワールド 「人間=渡洋史」2010.2.4 start
「宇宙人さん」 (あっこのままに…♪)
「UFOが隕石を破壊か?」 ( トニー・ラエリアン) 愛・平和・希望・知性
「未確認飛行物体」 (うしメガネのつれづれなる日記) 芸能情報やテレビなど、ちょっと気になったことを綴る日記
「【Day:6】UFOは地球を救う!? マッハ50で隕石貫通!! 」 (MONO-096 サイケデリック) 規則性の崩壊 此処に真実はない
「疲れてるのかなー 」 (タイトル未定) 日々の出来事や買ったものなどを紹介していくブログです!
「本年1月北部九州に現れたUFO動画公開! 」 (UFO艦隊現る!そのとき日本は・・・) 「真実を知る」とは、「己を知る」ということ!
「ジサフィナードさん お別れのご挨拶」 (ヂサフィナードさんのブログ) ボサノバ、ボサノヴァ、そして植樹
「宗教組織と民族組織に理解者を求める」 (不幸のブログ)世界の巨悪であるユダヤ資本とフリーメーソンの陰謀と日本への影響とその手口。 更には私達が隠されたまま気がつかないでいる私達の生き方の指針についてアダムスキーの生命の科学とイエスキリストの神の国の奥義をもって記事にしています。
「UFO」 (HEROの日記) HEROの日常の気付きなどをお伝えしている日記ブログです。
「ロシアの隕石をUFOが破壊したことが判明!」 (大地震の予測と天変地異、日本や世界の大地震や天変地異を予測するサイト)
「おはにゃん(^_^) 2・22」 (オラ、海鮮丸だ煜)
「隕石を破壊した!*内部地球のゾラからの電話」 (あさのよあけ)縄文時代より、私達の衣食住を助けて来た麻。邪気を払う幣として、結界を張るしめ縄として、神を奉り続けて来たこの麻が、再び大地を覆う時、母なる大地は癒されるでしょう。


 ふうっー、並べてみると、さすがにすごい量になります。気になったのがありましたら、ひとつ、ふたつ見てみるとよいです。それ以上見る必要はありません。どうせ書いてあることは似たりよったりですから。

 さて、動画の解析をこれから進めていくのですが、前に紹介した2番目の動画(http://youtu.be/4utRB0v-Ud8 )はすでに加工したあって扱いにくいので、最初の動画(http://youtu.be/90Omh7_I8vI )を用いることにしました。
 この動画から、隕石の部分を拡大して静止画を取り出しました。今回静止画を切り出すにあたって、隕石の一番光っている部分を、切り出す画面上に固定するようにしました。
 尚、画像といっしょに書いている数字は、フレームの番号です。動画は、だいたい1秒間に30枚の画像(フレーム)でできています。なので、フレーム1枚あたり、1/30秒の時間間隔があると思ってよいです。

 それでは、これらの画像のいくつかを時間順に見ていきましょう。

エレニンニモマケズ-i62
フレーム62
 ここから、「UFO」が見え出します。
隕石の「尾」の下側になにか映っています。

エレニンニモマケズ-i68
フレーム64
 「UFO」が隕石本体に近づきます。


エレニンニモマケズ-i72
フレーム72
 隕石の光にまみれて見えなくなりました。

エレニンニモマケズ-i74
フレーム74
 隕石の右側から何かでてきます。
エレニンニモマケズ-i76
フレーム番号76
見えているものが2つになりました。

エレニンニモマケズ-i83
フレーム78
さらに「飛び出して」3つ見えています。

エレニンニモマケズ-i104
フレーム104
最後に飛び出した「UFO」はここまで離れて、次のフレームで
消えます。

 これらの画像を動画にしたものを用意しました。こちらです。

エレニンニモマケズ-YT3


 これらを見る限り、確かに「何か」が「映っている」ことは明らかです。でも、勘違いしないでくださいよ。「映っているもの」でも、本当にそこに「在るもの」では必ずしもないのです。
 このブログ「エレニンニモマケズ」でも、たびたび取り上げたように、「実際ない」ものが「映っている」ことがありました。そして、ころっと大勢の人がだまされていましたネ。


 私は、ここに映っている、「UFO」は、実際に存在しないと断定します。
 なぜなら、今回の隕石落下の様子は、そのほか多数のカメラで撮影しているのにもかかわらず、このカメラだけでしか撮影されていないからです。このカメラでは「UFO」がこれだけはっきりうつっているのです。もし本当に存在するなら他のカメラで映らないはずはありません。はっきり映っていることが、逆に存在しないことの証拠になったともいえます。
 そんな危ない情報は秘密の組織が世の中に広まらないようにもみ消している、とか言わないでくださいよ!、もしそれが本当なら、まっ先に狙われるのは、世の中に事実は何かを広めている私ですから(←自意識過剰)

 天文の世界でも、新星、彗星、その他、新発見の天体があった場合、それらは、追観測して確認されなければいけません。当たり前のことです。「何か、わからんけど映っていました~」では、ほかに観測がなければそれは意味がないものです。

 それでは、この「映っているもの」は、いったい何なのでしょうか?
 はい、実際、私もこの「映っているもの」について悩みました。動画を何回見ても「隕石に対して」貫通しているようにしか見えません。で、ある時、隕石の上のほうに見える、黒くぼやっとしたものに気づきました。上の静止画にも見えていますね。この黒くぼやっとしたものは、大本の画像にもいくつも存在しています。画面上で場所が変わらないので、どうも、車のフロントガラスにくっついたゴミのようです。

エレニンニモマケズ-i89
これがゴミ

 このゴミに着目しながら、動画をみたところ、「映っているもの」は、ほとんど動いていないことに気がつきました。大発見!!
 ・・・というほどのものではありませんが、何か糸口をつかんだかのようです。これで、大物が釣れればよいのですが・・・
 先ほどの静止画は、隕石がいつも同じ場所になるように作りましたが、今回は画面の位置が同じになるようにつくりました。

エレニンニモマケズ-h62
フレーム62
「映っているもの」の位置をわかりやすくするため、
赤線2本で囲います。以下、この位置は変えません。


エレニンニモマケズ-h64
フレーム64
隕石の位置が変わっても、
「映っているもの」の位置は変わっていません。

エレニンニモマケズ-h74
フレーム74
「尾」の光に紛れて見えなくなりました。
エレニンニモマケズ-h76
フレーム76
隕石右側の「映っているもの」に対し、青線で囲みます。


エレニンニモマケズ-h78
フレーム78

エレニンニモマケズ-h95
フレーム95
「映っているものの」位置は変わりません。



エレニンニモマケズ-h104
フレーム104
最後まで変わっていません。



 これも、同じように動画にしてみました。

エレニンニモマケズ-YT4

以上の静止画、動画でおわかりになられるように、「映っているもの」は、画面に対して、動いていません。正確には、横方向の位置は固定されています。上下には、隕石の位置にあわせてあがったり下がったりしています。

 これまで、隕石の明るさに注目がいって、「映っているもの」は隕石に対して、出入りしているかのような錯覚をしていましたが、何のことはない、画面の特定の部分が、光ったり光らなかったりしているだけなのです。

 これまで、このブログ「エレニンニモマケズ」では、たびたび、存在していないのに映っているもの、いわばゴースト(虚像)を題材にとりあげてきました。(第1話第12話 )今回も一種のゴースト(虚像)と考えます。これまで取り上げたゴーストは、「明るい対象の画面対角線上に起きる」ことが特徴でした。今回は現象が違います。しかし、上で示した事実から、私は以下で示すような原理ではないかと考えます。
エレニンニモマケズ
虚像が起きる原因(推定)

 まず、非常に明るい隕石の閃光が車載カメラにはいってきます。その大部分はカメラに取り込まれ、隕石の像をつくります。ところが、一部の光はレンズ表面で反射されます。その光は、車のフロントガラスを通して外部にでますが、フロントガラス表面に汚れがあると、そこで再び反射され車載カメラに入射し、像を作ります。我々は、その像をあたかもフロントガラスの先にある、なにか光っているものと認識してしまっているのです。隕石の光っている部分が横にずれると、汚れの部分に光が当たらなくなって、そこは光らなくなる。

 というものです。どうでしょうか?もちろん、もっとほかの理由もあるかもしれません。
 「映っているものの」位置が、隕石の位置と合わせて、上下に動くのは、油分などを拭き取ったあとにできるような方向性のある汚れのためかなと考えます。


 ところで、上で紹介した天下の朝日新聞デジタルの記事の最後は、このように締めくくられています。
「 問題の動画について、日本の国立天文台広報室は『映像を見る限り、レンズの作用で隕石の光がUFOのように見えているようだ。ロマンなので、UFOと見ることがけしからんとは思わない』としている。 」
 ただし、この部分は天下の朝日新聞デジタルの会員登録(有料/無料)が必要であり、上で紹介したブログ主は、どうも最後まで読まれていないように見えます。非会員の人が記事の冒頭だけを読んだら、天下の(くどい)朝日新聞が、まるで今回の騒ぎを肯定しているかのような印象をうけるでしょう。

 この記事を読んで思ったのですが、広報室としても、この動画を私みたいに、ひょっとして私以上に詳しく解析して「UFOでないぃぃぃ~」と確証をとっていたかもしれません。しかし、そういった詳細なところまで公開しちゃうと、世の中のUFOなんてわしゃ信じらんぞ派の人から、「広報室はわれわれの血税を使って、そんな根も葉もない動画の解析をおこなっている、ケシカラン!!」と、クレームがつくかもしれません。そういうところを恐れて、上のようなコメントでお茶をにごしているのではないでしょうか?想像ですけど。

余談:
 (UFOのある/なしの話を抜きにして)今回、「UFOが隕石を撃墜してバラバラにしたおかげで、被害が軽くなった!!」と喜ぶ感想が多かったのですが、私は逆にバラバラに分解したために被害がより拡大したと考えます。
 隕石は、バラバラになろうがなるまいが、人がほとんどいない所に落ちたので、直接の墜落による被害は関係ありません。しかし、今回の被害が元になった衝撃波、あれは、隕石がバラバラに分解して空気との表面積が大きくなったため最大になっていると考えます。(その後は、スピードが落ちて小さくなる)
 なので、(UFOを信じる人達は)「余計なことをしやがって、お前のおかげで、被害が拡大したじゃないか!!」と罵らなければなりません。(どこに向って?)

おわり


この記事の履歴:
 2013年2月27日 初公開
 2013年3月1日 大槻義彦さんのブログ、藤木文彦さんの記事を紹介
 2013年3月6日 星ナビ 2013年2月号にリンクを貼る。YAHOO知恵袋へのリンクも貼る。
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 第13話 からの続きです。



~いよいよ 急カーブの謎にせまる~ 


 さて、ここで、太陽、地球、エレニン彗星、そしてSTREO-B、この4つの天体(と探査機)の太陽系内における動きと位置関係をおさえておきましょう。これが、「急カーブ」の謎をとくポイントです。


 まずは、太陽と地球。ご存知のように、地球は、太陽のまわりを1年で1周します。その軌道は、ほとんど円です。でも、完全な円ではないのですよ。見た目は円と区別がつきませんが、少しつぶれた円「楕円」になっています。それで、地球と太陽の距離は、一番近づいたときと、遠ざかったときで、1/30ぐらい違っています。

 このように地球と太陽の距離は、多少伸び縮みはあります。その平均距離のことを、1天文単位(1AU:Astronomical Unit)といいます。太陽系内の天体の距離をあらわすのに、天文単位を使うと、ほぼ2桁で収まるので、非常に扱いやすい単位です。この後の説明でも、この単位を用います。

 ちなみに、メートル法になおすと、1億4959万7870kmで、ほぼ、1億5千万kmときりの良い数値になります。覚えておいて、損はないと思いますよ。もっとも、われわれの日常生活では、(ある日突然、宇宙人にさらわれるようなことがない限り)得することはあんまりないです。


  はい、地球と太陽の位置関係を表した図を下に用意しました。

 中央のオレンジ色の丸が、太陽です。その周りの青い丸が地球を表しています。この図は、地球の軌道面を北から垂直に見下ろすような描き方をしています。地球は、2011年5月1日から、11月1日までの約10日おきの位置を書いています。ほぼ半年分の位置なので、太陽のまわりを半周した形になります。

 図内の数値は、上で説明した天文単位です。地球の軌道の半円は、1天文単位であることがわかるかと思います。尚、地球が右側に伸びる軸と重なるところが、秋分点(つまり、秋分の日)にしています。


エレニンニモマケズ-太陽と地球
地球の動き




 ここまでは、とくに難しいことはなかったと思います。

 次は、エレニン彗星の登場です。この彗星の軌道は、結構つぶれた楕円になります。また、以前の話で書いたとおり、地球の軌道面とエレニン彗星の軌道面は、ほぼ一緒です。大きく傾いていません。そこで、上の図につけたして書いても、ほぼ正確に位置関係がつかめます。絵としては、2次元で済むので書きやすいです。もっとも、そのおかげで、自称「予言者」達が言うところの「直列」状態が発生し、散々「災厄」をもたらす彗星という汚名をきせられることになったのですが・・・・


 エレニン彗星を付け加えた図は、下になります。追加された赤い四角がエレニン彗星です。普段われわれが、見慣れている惑星の軌道とは、似つかないものとなっています。

 この軌道図から見ますと、ちょうどエレニン彗星は、地球の背後から近づいてきて、内側を回り、そのスピードで、地球の軌道より外側へでるときは、地球より先行しているはず、だったのです。が、実際は近日点通過前から分解しバラバラになって見えなくなりました。だから10月以降は、正確には、エレニン彗星が通るはずだった軌道ということになります。

 エレニン彗星の軌道は、図の大きさの都合上、2011年7月1日から11月1日までの分を書いています。

エレニンニモマケズ-太陽と地球とエレニン
地球とエレニン彗星の動き


 そして、最後に、我らがSTEREO兄弟衛星の登場となります。「我らが」と書いたのは、これまで打ち上げられた数々の衛星、探査機のなかで、これまで我ら一般ピープル(天文愛好者から、スピリチュアル系まで)に、その撮影した画像を見まくられているものは、ないと断言してよいからです。もっとも、日本には「ひまわり」があります。この画像も結構見まくられていますが、日本、あるいは、東アジア限定ですからね~、やはり軍配は、STEREO兄弟にあがるでしょう。(あ、そういえばSOHOもあったな)

 兄貴分にあたるSTEREO-Aは、地球公転軌道上を、地球より先行する位置で、また、弟分にあたるSTEREO-Bは、同じ軌道上を地球より遅れるようなかたちで、地球と同じ公転軌道をまわっています。今、兄と弟と書きましたが、2006年に同じロケットから打ち上げられたので、兄弟というより、どっちかというと、一卵性双生児ですね。そして、この2人ならぬ2台で、地球の右と左から、地球に影響を及ぼす太陽コロナガスなどの状況を監視しているのです。

 STEREO衛星の位置情報は、NASAのこのページ で、取得することができます。この作業はマニュアルになります。調べたい日の値をひとつひとつ打ち込んで、得た情報をもとに作ったのがこれです。


エレニンニモマケズ-太陽と地球とエレニンとSTEREO-B
地球とエレニン彗星とSTEREO-Bの動き



 STEREO-Bは、2011年現在では、地球より約90度後ろの軌道を公転しています。こうして図を書いて、わかったのですが、実は8月1日付近で、エレニン彗星とニアミスをしていますね。細かくは計算していませんが、0.05天文単位以下までは接近したようです。もっともSTEREOのカメラは、本来の方向、太陽ー地球間を向いているので、最接近時のエレニン彗星の姿は映っていません。


 これで、太陽、地球、エレニン彗星、STEREO-Bの位置関係がつかめました。

 次は、STEREOBからエレニン彗星がどこに見えたか、さぐっていきましょう。前の記事では、2011年8月15日から9月2日までの画像をみましたね。その期間の、エレニン彗星とSTEREO-Bと位置関係を詳しく見てみましょう。上の図を期間限定で、表したものが下の図になります。ここでは毎日の動きを表しています。



エレニンニモマケズ-エレニンとSTEREO-B
エレニン彗星とSTEREO-Bの動き
2011年8月15日~9月2日


 これで、おわかりになられました?いや、まだよくわからない、そうですよね。

ここで「STEREO-Bから見たエレニン彗星の動き」を調べたいのですよね。そこで、STEREO-Bに視点をあわせて、エレニン彗星の動きをみる必要があります。いわば、自分がSTEREO-Bに乗っているつもりにならなければいけません。

 下の図では、STEREO-Bの動きを固定して、エレニン彗星の相対的な動きをあらわしてみました。

どうでしょうか?

エレニンニモマケズ-STEREO-Bからみたエレニン彗星
STEREO-Bを固定したときのエレニン彗星の動き
2011年8月15日~9月2日


 ずいぶん、簡単な図になりましたね。

エレニン彗星は、STEREO-Bから遠ざかっているように動いてます。これまで我々は(何となく)、距離は変わらず、横とか縦に動いているものと思っていましたが、そうじゃなかったのです。

 さらに良く見ると、エレニン彗星は、ただ遠ざかっているだけではなく、わずかに上方向に反りながら、遠ざかっています。

 実は、これが「急カーブ」の原因だったのです。上の図では8月15日から8月27日まで、STEREO-Bから見て右側方向に「移動」するようにみえますが、その後はこの「反り」のため左側に「移動」して見えるのです。

 こんな、よくわからない「反り」で、そんなに動いて見えるはずがない!!、と否定的なあなた、前の記事の図を思い起してください。右左の動きは、わずかに3度ほどなのです。具体的な数値を押さえておかないと、ころっとだまされてしまいますよ。(前の記事を戻って見なくて良いように、この下にも図を再掲載しておきます。)


 そして、これまで説明を省いていましたが、エレニン彗星の軌道面は、わずかに傾いているので、このころは南から北にわずかに移動しています。上で使った図でいうと、画面奥から手前に登ってくるイメージです。この南から北への移動はほぼ一定です。しかし、STEREO-Bから見ると、最初は距離が近いため、大きな動きになり、遠ざかるに従い小さな動きになっていきます。

 この2つの動きを組み合わせた結果、どのように見えるかというと、これです。

 


エレニンニモマケズ-STREO-Bから見たエレニン彗星の動き2
STEREO-Bから見た、エレニン彗星の動き


 これで、みなさんお分かりに、そして納得されたかと思います。


これを、簡単な言葉でまとめてみますね。 


 (1)「非常に、ゆるやかなカーブあっても、見る位置によって、急カーブに見えることがある。」


 それに付け加えて、前の記事にかいていた文言を、もう一回繰り返します。


(2)「まして、この対象(エレニン彗星)は地球から1億kmも離れた天体です。時間や距離のスケールが日常のものではない」

  そのため、時間や距離や今度の場合、とくに、角度の値を正しく押さえておく必要があります。


 そうしないと、観測された結果は正しいものであっても、今回みたいに、情報発信者個人の感覚や感想や感情だけを用いて、ばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていない、議論をはじめてしまうのです。それを何も考えずに垂れ流すだけの人も居ますが・・・

 そういうものに限って、感情で先走った言い方が多いせいか、妙に他人の心をとらえ、広がってしまいます。

 今回の「エレニン彗星、急カーブ!!」のデマに限らず、あまりにもそんな話が多すぎます。(怒り)


(気持ちを落ち着かせます、ちょっと待っていてください)

~ 余談1 ~


 以上説明は、おしまいですが、上でかいた(1)のようなものが、私たちが日常生活で普段目にするようなものでないか考えてみました。

 「ゆるやかなカーブ」ということで、つり橋のメインケーブルなんてものは、どうでしょう。全長が長いつり橋のケーブルは特にゆるやかなカーブをしていますよね。これは橋を真横から見た場合です。

 これが橋を渡ろうとするとき、つまり橋に沿った方向からこのケーブルをみると、「急カーブ」をしているように見えます。つり橋は、まだまだ我々の「日常生活」の一部なので、我々はケーブルは、自分がいるところから、奥に向かって伸びているいことを知らず知らずのうちに認知しています。そのため、誰もケーブルが「急カーブ」しているとは言いません。当たり前のことですから。

 これが今回のエレニン彗星の観測画像のように、奥行がわからない、つまり遠近感がわからない対象となると「急カーブ」だ!と見誤ってしまうのです。

 実は日常生活でも、3次元を2次元に落とし込む時、ありてい言えば、絵を描くとき、これが実感できます。つまり絵を描くときは、ケーブルは「急カーブ」に書かざるをえないのです。

 「つり橋」で思い出したのですが、今をさること17年前、1995年、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコにあるゴールデンゲートブリッジ(金門橋)をエマはスケッチしたことがあります。それを、ここに掲載します。記憶では、もっと大きく描いたつもりでしたが、端のほうでしたね。でも、この橋のケーブルがくいっと「急カーブ」しているのが、わかるかと思います。



エレニンニモマケズ-金門橋とサンフランシスコ市街


「金門橋とサンフランシスコ市街」 エマ(1995)

 1995年といえば、野茂英雄がドジャースに入団した年です。このとき、私はサンフランシスコジャイアンツとの試合を観にいきました。野茂が先発2安打完封、おまけに、打つ方でも初打点をあげて大活躍した試合でした。いやー、なつかしいです。

 以上、せっかく描いたスケッチを、埋もれさせておくのはもったいなく、どこかで発表の機会を狙っていましたが、ようやく日の目を見させてあげることができました。これで、弊ブログ「エレニンニモマケズ」をつくった甲斐があったというものです。


 余談続きます。


~余談2~

 

 今回の謎ときのポイントのひとつは、STEREO-Bを視点とした、ということでした。

 さて、相手も動いているが、自分も動いているようなとき、どのような見え方をするか、おもしろい例を2つほどあげてみましょう。


 その1 「月はどのように動いている?」


 お月さんは、太陽と同じように、東から昇って西に沈みます。ここでは、もうちょっと突っ込んで、天球上(星座の中)の動きを考えましょう。

 まず、月が新月のときは、太陽の方向にありますそれから太陽に対して東向きに進み、半月後には太陽と反対側の位置にきて満月となります。あと半月で再び太陽の方に戻ってきます。つまり、1周360度を約30日でまわります。実際は、ひと月たつうちに、太陽は天球上(星座の中)を30度東向きにすすむので、360+30で、390度です。

 では月は、1時間あたり何度進むことになるでしょうか?

 計算は簡単です。 390(度)÷30(日)÷24(時間)で、求めることができます。

 計算の結果は、0.54度になります。月の見かけの大きさが、約0.5度なので、ちょうど1時間で月の直径分移動することになります。

 さて本当にそうでしょうか?

 いつものように、ステラナビゲータで、「地上」からの月の見え方をシミュレーションしてみましょう。時刻は、2011年の大みそか(12月31日)正午から、年明けて2012年元旦(1月1日)正午まで、1時間間隔の月の位置です。ちょうどこのころ、月は上弦で、うお座付近にあります。

 結果の画像はこれです。


エレニンニモマケズ-月の見え方
大変です!!月が変な動きをしています。
月は、普通変な動きをしません。

 種明かし:月は、地球を中心として(正確には、地球との共通重心)、一定の速度で公転しています。そのため、「地球中心」からみると、上の画像の月の間隔は一定になります。ところが、今回観測している我々が居るところは、地上ですよね。地上にいると、地球の自転のために、1日周期で見る位置が変わってきます。そのため、上の画像のようないびつな見え方が発生します。月自体の動きが変なわけではありません。



 その2 「あのハレー彗星は今、どこに」


 1986年に太陽に接近し、一大ハレーフィーバーをおこした張本人、ハレー彗星さまさまは今、どこに?

ちゃんと、ここ「うみへび座」の方向にいます。地球上からの、見え方を1987年から約12年分まとめてシミュレーションしてみましょう。

 

エレニンニモマケズ-ハレー彗星の見え方
大変です!!ハレー彗星がぐるぐる回る回る
変な動きをしています。
ハレー彗星は、普通ぐるぐる回る回る
変な動きをしません。

 種明かし:ハレー彗星も、楕円軌道を描いて太陽の周りをまわっています。太陽から遠ざかるとスピードは遅くなっていきます。ハレー彗星の動きだけでは、こんなぐるぐる回る動きにはなりません。ところが、観測している我々が居るところは、地球ですよね。地球にいると、地球は太陽の回りを1年でひと回りする(公転)ために、1年周期で見る位置が変わってきます。そのため、上の画像のように、ハレー彗星がぐるぐる楕円を描いて回る動きをしているように見えるのです。ハレーがまだ地球に近い時は大きな楕円、遠ざかるに従って小さな楕円になります。ハレー彗星自体の動きが変なわけではありません。


 というところで、本件、「エレニン彗星、急カーブの謎」はお開きにしたいと思います。


 おわり


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 最後のハレー彗星の見え方から、「♪まーわる、まーわるよ 時代はまーわる」「時代」(中島みゆき)にしようかと思いましたが、「♪まわって、まわって、まわって、まわるぅーるぅーるー」「夢想花」(円広志)が、より回っているので、こちらにします。

ポプコン・マイ・リコメンド 円広志/円広志

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「夢想花」は、80年代にはやった曲ですが、2000年代になってもCDがでていますね。
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