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2017-04-28 06:16:13

女性のための年金の会

テーマ:デンマーク事情

銀行の招待で、女性のための年金の集まりに参加してきた。

2度目の参加だったけど、大学の事務のひともいてびっくり、聞いてみたところ、離婚して銀行を変えて、年金のこととかまったく把握していなかったから、参加することにしたとのこと。

彼女は、前にもブログに書いたけど、元旦那さんと32年間だか連れ添っていたのに、10歳年下の同僚と恋に落ち、電撃離婚し、新しい人生を歩み始めたひとである。

たぶん、元旦那さんはそれなりに稼いでいたひとなんだろう。それに対し、現在の恋人はテクニシャンなので、経済的に依存することはまったくできないと思われる。で、お金に関していろいろ気になりだしたのかもしれない。

わたしも、離婚したときに、本当に経済的にやっていけるか不安だったけれど、それでも結婚していたときから税金や年金、財産について自分で管理していたほうなんだと思う。

デンマーク人女性ってほとんどのひとが働いていて、結婚しても財布も分けているとよく聞くけど、案外、お金関係は旦那さんに任せていることも多いんだな、と思った。

たぶん、わたしの場合は、元夫との間に子供がいなかったし、わたしだけの子供がいるから、結婚していても経済的に自立していなくては、と思っていたのかもしれない。

最初に市長の話があって、突然配偶者に先立たれ思い余って市長に直訴したという不運な女性のエピソードを語ってくれたが、デンマークでもそんなことありえるんだ、、と驚いた。

なので、アドバイザーはしきりに女性の経済的自立を訴えていたが、2007年から法律が変わり、それまでは離婚時にすべての財産に対して半々に分割する、というのが、年金に関してはその対象にならなくなったそうだ。わたしなど、そんなこと考えたこともなかったので、むしろ以前は年金も分割できてたと聞いて驚いたほど。

 

最近ますます日本でいかに貯金の額を増やせるか、というトピックを聞くが、デンマークでも、年金者になってからの収入が現役時代のときの80%になるよう推奨されており、そのためには、例えば年収1000万円だったら6000万円の貯蓄が必要になるらしい。ただ、方法としては現金の貯金ではなく、

-年金基金口座での貯金

-不動産への投資

がほとんどである。せめて、それに株と債券の投資がつくくらい。

なぜなら、インフレが大きいから。なんでも、2001年に100krだった価値は、2016年にはたったの77krしかなかったという。15年間で23%も価値が下がったということである。

つまり、現金で貯金するだけで損することになってしまう。少なくとも、一年に1.5%の利息がつくような貯蓄をしなければ財産は減る、ということなのである。

それが、先週いったエンジニア年金基金は、去年一年間で7.5%の利息がついた。メインのプライベート年金基金は最悪だったけど、それでも2.5%とか。何もつかないよりはマシである。

あと、非課税で基金に入金できるのも大きいし、自動的に生命保険にもなっているのもありがたい。

不動産は、場所によってはより有効な投資になる。コペンハーゲン、および近郊はここ数年だけでも30%とか上がっているが、長い目でみても、需要は増えていくので絶対値段はあがっていくであろう。

しかしだからこそ、銀行は不動産を担保にたくさんお金を貸してくれる。借りるほうも、不動産に投資しているんだから、将来も安心、今お金が足りなければ追加で借りればいい、という感覚なんだろうと思う。

逆にいえば、日本は完全にデフレ状態から抜け出せていない、ということである。金利がほとんどつかない口座に現金をためこむというのはそういうことである。

 

ちなみに、市長の話によると、需要が高まっているのを見越して、新しい住宅建設もけっこうやっているらしい。そのひとつがうちの隣である。絶対損しないビジネスだから、だそうだ。

あと面白い、と思ったのは、うちの市は、市に払う土地にかかる固定資産税が高いのだが、その分、再分配システムでほかの貧しい市にお金がわたっているとのこと。

一応それで平準化されようとしているのだと。

 

二度目でほとんど重複する内容ではあったけれど、ほかのひとの質問とか聞いて、デンマーク人女性の感覚とかみえて興味深い会だった。

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2017-04-24 05:36:45

Statsborgerskabsdag

テーマ:デンマーク事情

 

今日は、StatsborgerskabsdagChristiansborg(国会議事堂)に行ってきた。

あんまり気乗りしなかったのだが、それは、最近あんまり郵便物をチェックしなくなったことから、インビテーションに気づいたのが申し込み締め切り3日前で、慌てて返信用はがきを郵便局まで届けにいったものの、以来ウンともスンともいってこず、本当にレジストレーションされたのかな、、と不安になっていたからである。しかも、娘はあくまでもわたしの子供としてついでに帰化しただけなのでインビテーションをもらったのはわたしのみ。葉書にはもちろん同伴者として娘の名前を書いたのだが、レジストレーションされていなければ娘が入ることもできないわけで。

 

一応インビテーションの紙とパスポートふたつ持参でドキドキしながら行ったところ、、、

長蛇の列!!!

まぁギリギリにいったわたしたちも悪いのだが、Christiansborgに入るのにセキュリティを通らなければならないので、それで入口でつっかえているらしかった。

それにしても人人人。わたしが帰化したときには2000人が同時に帰化したので一年で6000人くらいかな、と思っていたが、2016年に帰化したのは7773人もいたそうである。

 

なんでも、ここ10年で大体一年2000人くらい、多くても6000人くらいだったのが、2015年から激増したとのこと。どうも、20159月に二重国籍を認められるようになったのが原因のひとつであろうと。うーん、、わたしなど申請してから帰化するまで2年半もかかったことからしてタイムラグもあるだろうし、それだけではないと思うが。。わたしが申請しに警察に行ったときは、近々帰化のルールが変わるだろうという話があるために慌てて申請するひとが増え、処理時間も14か月と長くなったと言われたものである。

わたしは、政権が変わることを懸念して申請したが、同じことを考えたひとも多かったと思う。実際にその1年半後に政権が変わり、それだけの期間があったにもかかわらず結局その影響から避けることに間に合わず、国会審議内定の手紙をもらっておきながら、急遽審議が延期されあおりをくってしまったが。

現に、わたしが国会審議にかかったときのリストをみる限り、弱いパスポート(ビザなしで訪問できる国の数が少ない)である国の出身者が95%くらいを占めており、二重国籍の合法化が動機になったひとは少ない感じであった。

もちろん今後は二重国籍合法化で敷居が低くなったと申請して帰化するひとも多くなるだろうけど(特にイギリス人は増えそう)、やっぱり移民締め付けに不安を感じ帰化して安心したいというひとがマジョリティのような気がする。

 

帰化したひと全員が来たわけではないだろうが、娘みたいにその数に入っていない子供の帰化者を含めるともっと多いだろうし、ほとんどのひとが同伴者づれだから、やっぱり5000人以上は来たのだろうか。

巨大テントはパンパンだった。

 

長蛇の列につかまって、開始時間に間に合わず、最初の国会議長であるPia Kjærsgaardの挨拶のことばは半分聞き逃してしまった。なぜか紙に書いてあるのを棒読みするだけのように思え、イマイチ印象はないスピーチだった。

最初の1時間は巨大テントの中で歌やダンスの見世物があり、それ自体はとても退屈だったのだが、そのあとのChristiansborg見学はまぁまぁ面白かった。

わたしはもう4度目とかで、しかも2aftenskoleのコースでの見学会で現役国会議員の解説つきの案内だったからすでにじっくりみてはいるけど、娘は初めてで興味深そうであった。議会場に、誰がどこに座っているかという図が貼ってあって、娘と、「あ、○○はここに座っているんだね。」と言い合った。どうも、党ごとに縦切りで陣地をとっていて、トップや重要人物が一番前に座るなど、座る順はヒエラルキーで決まっているらしかった。前のほうに座っているひとほど、よく聞く名前だったりした。

あと党ごとに部屋がわかれていて訪問できるようになっており(でも、与党は3党合同)、リベラルアライアンスのAnders Samuelsenとか、わたしの好きな、今EU KomissionにいるラディケーレのMargrethe Vestagerもいて色めき立ってしまった。

6月にまたFolkemødetに行く予定で、それも楽しみにしているのだが。

娘も結構政治に詳しくて、しかも価値観も似ていて話すのが面白い。

 

社会民主党のエリア。さすが第一党だけあって一番いい部屋をおさえている。

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2017-04-17 03:57:46

ポスキ休暇

テーマ:デンマーク事情

ポスキ休暇も残ることあと1日。

大きな予定はないものの、なんだかんだバタバタ過ぎていく。娘をエンターテインするために買い物に行ったり映画を観にいったり、おいしいものを食べにいったりする一方、わたしはわたしで自分のやりたいこととして礼拝に行ったり、お茶の練習をしたり、あいまに百人一首をやったり。そう、自作かるた大活躍で、ちょっと時間があればスマホに入れた読み上げアプリを使って一人かるたで遊んでいる。

 

ポスキなので、地元の教会で「受難」のLangfredagと、「復活」の1st Påskeの礼拝に行ってきた。たぶん、1st Påskeのほうは過去に一度行ったことがあると思うのだが、「受難」は初めて。

カソリックは、ピラトによる裁判と、十字架にかけられるまで、参列者もそのやりとりに参加するなど、その過程についてかなりフォーカスされるが、プロテスタントはそこはさらっとしていて、むしろ十字架にかけられてからのほうが重視されているような気がしたが、それでもいつもの礼拝とはかなり趣を異としていた。国旗掲揚も半旗であった。

マタイの福音書の、イエスに十字架をかつがせて丘をのぼらせ、十字架にかけ亡くなるまでの部分を、女優のBodil Jørgensenが朗読してくれた。わたしが好んで観ていたDRテレビドラマ「Lykke」で代表取締役夫人の役をチャーミングにこなした女優さんであるが、以来ほとんどメディアでみたことがない。大病していたという記事を週刊誌でみたことがある。そんな彼女が、こんな普通のプロテスタント教会の礼拝に来てくれたのが不思議だった。もう体は大丈夫なのだろうか。

それに比べて、今日の「復活」は、音楽もひときわ明るく、牧師さんの衣装も白のマントで明るく、当然御体をいただくのもありで、「受難」となんという対称だろうと思った。

しかし、この明と暗で対だからこそのポスキなのである。

ちなみに、今日の牧師さんは、わたしの結婚式の司祭をつとめてくださった方である。わたしがもっているデンマーク語の聖書に、その牧師さん直筆のメッセージも書かれている。あれから11年。。。その牧師さんとのミーティングは感慨深いものであったけれど、結婚式そのものはほとんど覚えてなく。。牧師さんのことばもきちんと受け取れていなかったのかもしれない。

 

金曜日は、そのLangfredagの礼拝のあと、お姉さまがた二人とお茶の練習をしたのだが、雑談もまた楽しかった。

思いもかけずわたしの身の上話となってしまい、久しぶりに元夫と出会ったときからのバタバタぶりを思い出したけれど、話しながら、おかげでいい学びができたし、やっぱりいい経験だったな、と思った。

あのときは、なんでわたしがこんなめに、と思ったけれど、夫だけでなく、わたし自身の弱さについても考えさせられたし、その上で人間の弱さについて学ぶことができたと思う。

というか、お姉さまがたの話を聞いても、わたしに限らず、みなさんはみなさんでまたいろいろあるな、と。

おひとりは、前はひとに助けてもらうのが常だったのが、あることを機に自立せざるをえなくなったと言い、やっぱり苦しいことがひとをたくましくするなぁ、と。

 

年金など経済的な話にもなったのだが、それで最近思ったことをひとつ。

どうも娘の話を聞く限り、いくら裕福とはいえ散財しているように思えるデンマーク人が多く、その疑問をデンマーク人同僚にぶつけてみたところ、なんでも車やリフォームなどまとまった額の出費に関してはまず現金で払うひとはいない、とのこと。コペンおよび近郊に不動産をもっていれば、それを担保に現行のローンを上乗せすることができ、しかも、利息が高かったときのローンであれば、現在の低金利へのローンに組み替えれば、月々の支払額をそれほど変えることなく借りれるとのこと。その同僚は、確か2000年くらいに一軒家を購入しており、そのときの購入額に比べると今は3倍ほどにふくれあがって担保の価値が激増しただけでなく、金利も激減したので、それほどローンの負担を増やさずに、今まで車やリフォームの資金をローン上乗せで賄ってきたそうである。

わたしはたった3年前に買ったので金利はほとんど変わってないが、やはりアパートの値段が上がったのと、最初からローンをそれほど借りなかったので、車を買うくらいの資金は簡単に借りれるだろうとのこと。

お金を借りてまで何かを買うという発想がなかったので、逆にそのことにまったく抵抗がないからこそ、消費することに糸目をつけないデンマーク人の謎が解けたような気がした。

なんでも、高齢者になれば賃貸だと家賃補助もつくらしいので、別にローンを返し終わらなくてもいざとなれば住んでいる不動産を売って現金化して賃貸住居に移ればいい、というのもあるのかもしれない。

また、大体のひとが個人年金をもっているし、税金から賄われる国民年金もあるから安泰というのもあるかもしれない。(国民年金は、非デンマーク人は10年以上在住で、デンマーク人は3年以上でもらえるが、国籍関係なく40年以上在住で満額で未満だと額は年数を40で割った率になる。)

わたしは心配性なので、できる限り借金を増やしたくないし、個人年金も手堅くおさめているけど、それで消費も消極的なのかもしれない。

シングルマザーになって多少鍛えられたような気もするけれど、まだまだ先のことが気になる小心者のわたしである。

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2017-03-17 07:09:26

確定申告の季節

テーマ:デンマーク事情

確定申告の季節である。

今回は、かろうじてわずかばかりの返金があるのみで、去年はちょっとした臨時収入の気分になれたから何が違うのだと比較してみたら、なんと今回は去年まとまった株の配当金があったためそれに対し27%の税金が引かれたため、前回よりも多く税金がとられたらしい。そのわりに元手は全然増えてないのに、がっつり税金だけとられるのもなんだか腑に落ちない。普通の口座に寝かすよりは、と、投資信託をしても、手数料はとられるは税金はとられるはで、実はあまりメリットはないかもしれない、、と思った。

あと、労働控除、組合年会費、失業保険納付金やシングルマザー控除など税金控除のかかる健康税が4%から3%に下がったかわりに、そういった控除がまったく考慮されない国税が8%から9%に上がったことによって、これまた納税額が上がった。(ちなみに、個人年金は引かれたあとに税金が計算されるので、まったく関係ない。なので、大目に払っているほうが課税対象額を抑えられて得になる。もちろん、給付されるときに納税しなければならなくなるが、年金者のほうが収入は微々たるもので課税額が下がるので、やはり今たくさん年金口座に入れておく方がいい。)

それにしても、本当この時期になると、年間トータルの納税額を目の当たりにするだけに、改めてデンマークって高税金の国だなと思う。

 

ちなみに、昨日イラン人の子に、彼女が買ったアパートはどうしたのか聞いてみたら、事情があってキープはしているものの、ひとに貸していたのは先月までで、今はAirbnbに登録して、たまーに誰かに貸しているらしい。

Airbnbのほうが割高だから、てっきり普通に貸すよりも利益が出るのかと思いきや、そうでもないらしい。常にうまっているわけではないし、確かに一日単位だと割高だけど、長期になればなるほど割引するので家賃より少し高いくらい、しかもAirbnbへのマージンが年々高くなっているので利益はあまりないという。ただ、Airbnbを介すると、トラブルの責任を負ってくれるので安心だという。

隣人などは、数日家を空けるだけですぐにAirbnbで貸すという。

それもがめついというかなんというか。それだけ、Airbnbは需要が増えてきている、ということであろう。

わたしは夏に3週間家を空けるし、その間Airbnbをやってみては?と言われた。

チラっと考えたことがあるが、第三者に貸すことにどうも抵抗があり、いまだ手を出せずにいる。(大体、収入とみなされて納税もしなければいけないのかとか、面倒くさそうだし。。登録するときは、結構面倒な手続きがあるらしい。)

まぁ切羽つまったらやるかもしれないけど、街から離れているし、そううまく借り手がみつかるかはわからない。

彼女の場合、今の生活でもかなり支出があるので、自分のアパートの経費を少しでも浮かせようと貸しているわけだが、共済費、固定資産税、ローンの利子分はともかく、さすがに将来回収が見込まれる元本返済分まではカバーされないようで、意味のある投資とはいえど、手元の現金は確実にとられているわけで経済的に結構厳しいらしい。実際にはコペンハーゲンのアパートは高騰しているので、仮に今売ったとしたら確実に儲けることになるとは思うが。

なので、わたしも将来娘のforældrekøbをやろうかな、とちょっと考えたけど、損はしないだろうと思いつつ、やっぱりふたつも不動産をもつのは怖いなぁ、と思ったり。

 

今日、突然アメリカから電話があって、怖くてとらなかったのだが、留守電を聞いたら、なんと、ロストバゲージをした航空会社からの電話だとわかり、すぐ折り返して電話をした。

クレームをしたのは1月中旬。さすがに2か月もたったので、証拠となる空港でのロストバゲージクレーム証やバゲージのタグ、請求のもとになるレシートすべて送ってしまったし、音沙汰ないままスルーかな、、とほぼあきらめていたのだった。

そしたら、わたしはコペンハーゲンで置き去りにされたからと、コペンハーゲン-トロントのエア・カナダにクレームしたのだが、本当は最終目的地での航空会社が責任を負うらしく、クレーム先が間違っていたことで時間がかかったらしかった。

しかも、おかしいと思いつつ、スキーマに書くところがなかったので入金先を知らせなかったら、まさにそのわたしの銀行口座を知りたいと、電話をかけてきたとのこと。道理である。

それで、メールを送ってもらい、指定のメール先に国際銀行認識記号のSWIFTコードと、国際銀行口座番号IBANコードを書いて送ったのだった。

そしたら、その自動返信メールには、68週間かかるとのこと。。

しかも、全部送ってしまってわたしのクレーム番号もわからず、名前しか書けなかったけど、ちゃんと認識してくれるのだろうか。。一応、メールを送ってくれたひとのメールからの転送メールで送ったが。

もうこの期におよんで、入金されるかどうかはもはやどうでもいいが、、、次回はロストバゲージしないことを祈るばかりである。

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2017-03-09 21:19:39

PostNord4000人レイオフ

テーマ:デンマーク事情

  

Den danske og svenske stat skal skaffe et stort milliardbeløb til Postnord.

Selskabet mangler nemlig 2,3 milliarder kroner. Det skriver selskabet i en pressemeddelelse, der samtidig lægger op til op mod 4.000 danske fyringer over de næste to til tre år.

Det tal er markant højere end de seneste udmeldinger i regnskabet for 2016 og er et voldsomt indgreb i den danske arbejdsstyrke i Postnord, der i dag tæller omkring 10.000 medarbejdere.

- Når omstillingen af den danske operation er afsluttet, vil vi have en økonomisk bæredygtig model, der gør det muligt at opretholde offentlige tjenesteydelser med en rentabel postoperation selv med små mængder af breve, siger PostNords koncernchef Håkan Ericsson i pressemeddelelsen.

   

今度リトアニアの工場にテストしにいくので、その前に確認のためのサンプルを送付しようと郵便局へ。平日の昼間はそれほど混んでいない。

 

郵便局事情がドラスティカルに変化していることは年々感じていたが、この数年でPostNord4000人もレイオフするというニュースはショックだった。

郵政局は1995年に国営の独立法人になり、2000年に民営化し、2005年に一部の株を投資会社に売却したが、2009年に国が株を買い戻し、スウェーデンのPosten ABと合併してPostNordになり(株比率はスウェーデン60%デンマーク40%で本社はストックホルムの隣街にある。だから、赤だったのがスウェーデンカラーの青になった。)、PostNord Denmarkはその子会社になった。

今合わせて10000人の従業員がいるそうなので、4000人とはかなりの割合である。

 

郵便局の建物がなくなってスーパーの中に組み込まれ、スタッフも激減して繁忙期の12月は地獄のような待ち時間に耐えなければならず、いかにも人件費と場所コストの著しい削減がみられたが、1999年から18年で80%も手紙の数が減り、それにかわる事業拡大のビジネス戦略がうまくいかなかったらしく、3800億円だかの赤字が出たとか。

まぁ、うちのような小さな会社でさえ、事業の変換を求められ、そしてまたそのための戦略構築にものすごい労力をかけている。とにかくそれがらみのミーティングが増えた。

うちの小グループはまだ事業転換がうまくいって新しいプロジェクトも得たし実現しそうな企画もたくさんあるが、簡単ではない。

ましてや、デジタル化のあおりをもろに受けている郵政事業企業は、その変化の速度もドラスティカルすぎて戦略を構築するのは相当困難である。

 

手紙の数の経時変化。今やわたしもほとんど手紙を受け取ることがなく、滅多にチェックしなくなってしまった。個人的なものはとっくにメールに置き換わっているけど、そうではない、市役所、会社の給料明細、銀行、年金会社、電力会社、ローン会社、通信会社などなど、、、も、ほとんどデジタルレターになっている。せいぜいアパート組合くらいがアナログで残っているくらい?管理がラクでいいけど、その分仕事も奪っているという。。

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2017-03-02 07:10:25

「Wasteland」再び

テーマ:デンマーク事情

 

聞いたまま忘れていたが、今日から二泊三日で娘が高校対抗全国バレーボール大会参加のためユトランドに行ったため、急遽おひとり様になり、ならば水曜日は遅くまで開いているし無料だしと、再び「Wasteland」を観にいってきた。

前回はプレミアでひとも多くじっくりみられなかったけど、今日はひともまばらでゆっくりみられた。

今、ゴミがらみの仕事が増えてきて、またリサイクルに関するアプリケーションを出すからと、日本でやっているところあるかなーとちょびっとリサーチもしたけど、案の定日本では技術がすでに確立していて、でもシステムのほうがまだ追いついていなくて、公的な支援を受けながらやっているという感じで、興味深いテーマだけど、政治的な要素もあって、なかなか難しいなと模索している最中である。

 

この展示は、廃材を建材に、というもので、ただのリサイクルというのではなく、古いものからむしろ新しいものに、という趣旨で面白い、と思ったけど、資源に関する現実を知ってせつなくなったりもした。

 

プラスチック廃材から断熱材に。プラスチック生産は指数関数的に増えていて、プラスチックゴミによる生体破壊、環境破壊は世界で深刻になっている。デンマークではデポジットを課することによって回収しているが、ほとんどが焼却処分。

 

木材廃材から断熱材へ。これまた廃棄量は膨大らしい。この消費社会でもともとあった地球の木の資源の46%が失われているという。日本はコストの問題(地形の問題で伐採が大変なのと、水分量が多すぎて乾燥させるのが手間かかるらしい。)と人材不足のせいで資源が豊富なのに有効活用されずむしろ輸入に頼っているという。。そして適度な伐採さえ充分でなくて、ますます山が荒れるという。。

 

古い二重ガラスを2つ重ねて4重にすることで、断熱効果の高いガラス壁に。おしゃれだし、エネルギー効率も高くて一石二鳥?

 

古い鉄骨材を活用して集合コロニーヘーヴの建物に。なんと、1kgの鉄を生産するのに、1.52kgもの二酸化炭素が排出されるらしい。酸化鉄を炭素で燃やして還元されるからさもありなんだけど、現在は鉄材のほとんどがリサイクルされているにもかかわらず、なお全二酸化炭素排出量の6.5%が鉄の生産によるものであるとか。なので、できるかぎり環境負荷の小さいリサイクルを、と、一部は廃材そのものを使っているらしい。マルメにあるらしいがみてみたい。

 

古いレンガ壁をきりとったものを貼りつけてできたアパート。デンマークだけで50000もの空き家があるらしく、荒れた家をどうするか、というのが大きな問題になっているらしい。知り合いのひとは、複数の物件をもっているが、いずれも安く購入したもので、今手放したくても売れないから、とりあえず普通に住めるように直したいと言うものの、なかなか進捗しないらしい。

Bornholmにもいくつもの空き家をみかけたが、友達が家を買うときに、たかだか400000kr借りるだけでもいろいろ難癖がついたそうだ。Bornholmだと将来的に売れる保障がないため、借りた分全額確実に返せることを確信してもらえないと銀行も貸し渋るらしい。西ユランとかでもしかり、とか。

それに対してわたしがLyngbyでアパートを買うときには、倍の額でも借りれる感じだった。コペンおよび郊外は圧倒的な需要高で、仮にわたしが返済能力がなかったとしても、買ったアパートが充分な担保になりうる、ということである。現に今30%値上げされていて、都心でのアパート市場は恐ろしいことになっている。

50000も空き家がある一方で、住居を探して困っているひとも多数いるという現実。

 

この展示をみて、今のこの状況が、資源はあるはずなのに足りていない、という現状にしているのだな、と思った。

グローバライズされて資源が無駄遣いされるようになったというか。

まぁかくいうわたしも、言っていることとやっていることが違って無駄遣いしている当事者なわけで。

 

うーーん、、、わたしは何をするべきなのか、、、改めて考えさせられた。

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2017-02-28 07:23:07

最後のメンタープログラムミーティング

テーマ:デンマーク事情

今日は最後のメンタープログラムミーティングだった。

ここでも、デンマークがいかに小さい世界かを認識させられ、前回のプログラムのときにメンター同志で知り合ったひとの息子さんが去年の8月に娘と同じクラスになり、保護者会のときに思わぬ再会を果たしたのだが、今は娘とその男の子は仲のいい友達で何度か家にも行っているという。

そして今日は、メンティーのひとりが、だんなさんとわたしの友達のだんなさんが一緒に働いていて、わたしの友達の家にも訪れる予定だったが病気でキャンセルして会えずじまい、ということが判明した。彼女はフィリピン人で実は日本で博士号を取得したのだが、彼女のメンターも16年だか日本に住んでいたデンマーク人で、今度あるデンマーク-日本研究者の集いをオーガナイズしており、わたしの友達もその会に来るから来たら?と誘ってみた。もちろん、メンターの彼は歓迎の意を示した。ちなみに、そのメンターも、メンタープログラムで会う前に、前回の集いの会で会ったことのあるひとなのである。

本当にデンマークはスモールワールド、、、である。先月だかにも同僚の送別レセプションで疎遠になっていた元親戚の子とも再会したし。(元夫のいとこのexガールフレンドで、同僚の娘さんでもあったという。。)

そのメンターはうちの大学のビジネス部で働いているのだが、リソースをビジネスにどう変換できるのかアイデアが豊富らしく、そのメンティーの子は物理関係でずっとアカデミックでだけ働いていたが、ならば金融関係で働くことも可能では?とアドバイスされ、初めてクレジット会社でインタビューによばれたそうだ。

それまで躊躇した会社への問い合わせ電話も、今は簡単にできるようになったとか。メンターの助けはとても大きかったようである。

 

一方で、アドバイスしてもメンティーが実行してくれなくてイライラしているメンターがいたりと、わたし自身、前回と今回とで正反対の経験をしているだけに、メンターとメンティーの相性と、メンティー自身のモチベーションによるところも大きいということを改めて思い知ったような気がする。

メンタープログラムに参加すればネットワークが広がり自ずと仕事獲得のチャンスが大きくなると期待していたとしたら、結局は自分でどれだけ行動できるかによることを知って、やる気を失うこともあるかもしれないし、逆に闘志がわくかもしれない。

いずれにしても、メンタープログラムに参加することによってデンマークの労働事情について認識を深められるということは間違いない、ただ、それを認め受容していくのに多少の時間がかかるのはしかたがない、という話であった。

 

わたしなんか、最初の数年はまったく努力していなかったし、14年たったいまだ格闘の最中だし。いつから電話に抵抗がなくなったのかは記憶にないけど、ずいぶん長いこと躊躇していたと思う。確か、ハンドボールのチケットを買ってお金も払ったのにEチケットじゃないことで不安になり、ハンドボールクラブに切羽詰って電話したのが最初くらい?

フィリピン人の子も言っていたけど、最初はなんとかメールだけですまそうと思っていたけれど、スルーされることが多く、結局電話のほうが確実にコンタクトがとれることがわかってきて電話するようになったと言っていたが、わたしもまさにそれ、である。ホームページにあるメールフォームでメッセージを送っても、返事がきたことなんてあったかどうか。パーソナルメールでスルーされることも頻繁にあり、必要にせまられて電話するようになった、という感じであろうか。4年くらい前から仕事の責任が重くなったことと、3年前に離婚して家関係の一切をわたしが引き受けたことで外部とのやり取りの機会も一気に増えたことも大きい。しかし逆に今はその感覚で日本に電話すると先方にえらく驚かれることもあるのだが。

しかしまぁメールでも充分コンタクトが確実な日本からきてデンマークがいまだ口頭でのやりとりが重要なことのギャップを受け入れるのが難しい上、デンマーク語能力という大きな壁がある。面と向かって話すよりも電話はより高度である。

メンターにアドバイスされたからといって見知らぬひとに突然電話、しかも会社に電話するなんて相当の勇気が必要だし、なかなか難しいと思う。

 

なので、今後の改善点としては、もっと期間を長くするべきではとか、ほかのメンターの支援を受けてもいいのではとか、以前のメンターの体験談をシェアするなどの案が出たけれど、わたしが思ったのは、メンタープログラムはデンマークの労働事情の現実を知るいい場になっているのではないか、と。

こういうのに参加しなければ、そこまでしなければいけない、ということもわからないと思う。

わたしも必要にせまられてデンマーク語を学んだりデンマーク人との交流を試みたりしたけれど、それをしなくてもいいときはとことん甘えていたし怠けていた。

そういう必要性を知るだけでも充分意味はあるんじゃないかな、、と思う。それからどうするかどうかは本人次第で。

 

次回は参加するかどうかは決めてないけど、とりあえず来月にあるメンターワークショップには参加しようかな、と思っている。

どうやって異文化にインタグレートできるかはわたしにとっても大きなテーマだし永遠に取り組み続ける課題になるであろう。

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2017-02-01 00:33:41

模擬面接

テーマ:デンマーク事情

メンタープログラムで模擬面接をやった。

ケミカルエンジニアのメンターのひととペアになって、エンジニアの教育を終えて1年くらいしかたたない社会人経験に乏しい子と、10年エンジニアの勤務経験のある子二人を面接したのだが、これが正反対の二人で面白かった。

 

若い子は、ゼネコン会社で資材の調達をする仕事の経験があり、食品関係の分析機器を作る会社の研究開発部門で必要な部品や資材のコーディネートをするポジションに応募、プライベートではデンマーク人の配偶者がおり子供はいない。

30代半ばのひとは、10年間石油の分析や評価に携わる仕事の経験をもち、主に石油中の不純物を分析する検査技師のポジションに応募、同国人と結婚していて10歳の息子さんがいる。

 

なので、わたしはてっきり若い子はまったく箸にも棒にもひっかからない一方で、10年経験もっているひとは仕事的にはまったく問題ないし、カバーレターでもデンマーク語で書かれていて息子さんもローカルの小学校に通っているからデンマーク社会にインタグレートできているのだと思い、違う質問も用意していたのだが、これが思っていたのとは全然違っていて、実際に面と向かって面接してみてCVで受けた印象が翻されることもあるんだな、と思ったのである。

むしろ社会人経験の乏しい子が仕事のことをちゃんとわかっていて、わたしの「難しい課題に対してどう取り組みますか。」という難しい質問にも堂々と自分の考えを言ってきて、しかもデンマークの労働文化のこともちゃんと理解していていかにも自立している印象を受けたが、エンジニア10年のひとは、過去の仕事経験について聞いても、「英語でなんと言えばいいかわからない。」「具体的にはどういうことが忘れてしまった。」という低落で、検査技師として必要な分析精度の管理や新しい分析方法の確立に関する質問にもはかばかしい答は返ってこなく、ペアになったメンターと二人で顔を見合わせ、この子、大丈夫??と思ってしまったのだった。

最後のフィードバックで、わたしが、「仕事経験に関する説明について、もっと練習してみたらどうだろう?」とコメントを言うと、「まさかそれが必要だと思わなくて全然用意してこなくて。。」と言ってきて、おいおい、、一体何のための模擬試験?と思ってしまった。むしろわたしのほうが準備していたような。。

 

今回初めて面接らしきものをやって思ったのは、確かに、ポジションが必要とする能力とか、デンマーク語能力とかも大事なんだけど、のびしろがあるかどうか、自分でタスクを探せるか、ということも同じくらい、いやもっと大事なことなのではないかと。

もちろんポジションにもよるけれど、基本的に仕事というのは、四角でいい表せるものではない。検査技師でさえ、分析環境を管理したり、薬品を管理したり、分析機器のメンテだとかトラブルシューティングとか自ら気をまわさないといけないことが山ほどあって、決してルーチンワークではない。

ましてやエンジニアなどは常にやることが違っていて、自分でアイデアを出さなければこなせない仕事である。

なので、そういう決まっていないことや予期しないことに対しても柔軟に対応できるかどうかというのも重要なポイントであると思う。

10年の子は、「状況が変わっても迅速に対応します。」と言っていたけど、それまでの質問でなかなか彼女自身のアイデアだとか意見というものがみえず、残念ながら彼女のポテンシャルというものが感じられなかった。

そして、意外なことに、CVでみえにくいポテンシャルは、ちょっとした質疑応答でも結構わかるもんだな、と。

 

でも、デンマークに移住してそれほど長くない外国人だからこそ、余計わかりやすいのかもしれない。

若い子は、イギリスでも教育を受けていたし、デンマーク人と結婚しているから、わりとデンマークの文化をスムーズに受容しているようにみえたが、もうひとりは経験が10年あってもまったく文化の異なる母国での経験であって、しかもいまだ共産国みたいだし、デンマークの労働環境がなじみにくいのは無理もない。

なので、彼女に、だんなさんの会社に頼み込んで無償のインターンをやってみて、実際にデンマークで働くことの疑似体験をしてみては?と勧めてみたのだが。

 

運よく最初から今に至るまでデンマークの労働市場にもぐりこめたわたしでさえ、職場で孤立感を覚え、娘の小学校の保護者との交流に入ってみたり、バスケットボールクラブに入ってみたり、エンジニア組合のアクティビティに参加してみたりとデンマーク社会に入ってデンマーク文化を受容する努力をしたものである。そのわりには、それほど溶け込んでもいないけど、それだけに何かしたからといってすぐに得られるわけではないことも痛感しているわけで。

地元の教会の聖書の会で何も話さなかったら、「それじゃああなたが参加している意味なんてないじゃないの。」とビシっと言われたこともしかり。

メンタープログラムも、それに参加したからといって、そこから何か得るものがあるかどうかは結局本人次第なのかな、と。

これに参加して、一層その「自己責任」が身に染みたし、メンター側にいながら、自分がどういう人間で何ができるのか、どのように寄与できるのか、どうやって自分をアピールするべきなのか、常に考えさせられ学ぶことが多い。

また次回のタームも参加しようかどうか思案中である。

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2017-01-28 00:29:59

Wasteland

テーマ:デンマーク事情

 

昨日、デンマーク建築センターで「Wasteland」という、廃棄物から家を建てるという展示をみにいった。

 

4年くらい前から廃棄物関係のプロジェクトがぽつぽつ入るようになったこともあってかなり興味のあるテーマであり、以前から建築のバッググラウンドをもつ友達とデンマーク建築センターにたまに行っていたこともあり、久しぶりに展示会を見にいこうと、オープニングセレモニー込みで行ったのである。

それがいつもにもましての盛況ぶりでひとがぎゅうづめ状態、環境食糧大臣Esben Lunde Larsenの挨拶付きという大掛かりなイベントで、今回は建築関係だけではなく別の業界からも参加者が殺到したことを伺えた。

 

今わたしが携わっている廃棄物関係のプロジェクトは、クライアントからのコンサル仕事とはいえ、もともとの予算は自治体からきているし、別のリサイクルプロジェクトは環境省からのグラントでやっている。いかに、廃棄物のリサイクルによる「持続可能」システムに対して、政治的に関心がもたれているということであろう。

 

デンマークは、自治体によるが、わたしが住んでいるところは今のところ自宅では生ごみを含む一般ゴミと植物ゴミ、巨大ゴミが回収されるようになっていて、ガラスと新聞紙、電池は公的スペースで捨てられるようになっている。

以前住んでいたところでは、それにプラス、プラスチックと金属ゴミが自宅で回収されていたが、今のところでもいずれはそうなるらしい。というか、今金属ゴミは市のリサイクルセンターに行かないと捨てられないので本当に不便で、早く金属の廃棄容器が来て欲しいと思う。

しかし、一般ゴミはその後の分別もなしにすべて焼却されることになっているので、焼却灰の金属含有量は高く、デンマークで埋められず、外国に送っているらしい。アルミニウムくらいだったら問題ないが、鉛の含有量も高い。結局簡単だからと、本当は捨ててはいけない電池やエレクトロニクス関係のものも一緒に捨てられているからということ。確かに公的回収スペースやリサイクルセンターにもっていくのは面倒くさい。

一般ゴミから金属が回収されればいいのに、と思ったが、それはできないようである。やっぱりそのコストが高すぎということなのだろう。

ちなみに、イギリスは焼却設備がないのか、デンマークにイギリスの一般ゴミが来るらしい。そのかわり、デンマークはスーパーで回収されるペットボトルや空き缶も含めた資源ごみがドイツなどの外国に行くそうだ。あらかじめ課金しておいて消費者に回収を促すのはスマートだが、資源ゴミを集めた後の、プラスチックの溶融、金属ゴミの溶融などの処理は外国で、ということらしい。

それをもっとデンマーク内で処理できるようにしょうという政治的関心が強まっているのだと思われる。

  

確かに、廃棄物のリサイクルで建材を作って家を建てるというのは面白いプロジェクトだな、と思った。たぶんそのプロトタイプを作るのに金に糸目をつけず、相当大きなプロジェクトになったのではないかと。

ただ、同じタイプのゴミに分別するのにまたエネルギーを必要とし、さらにそこから建材として使える材料にするのにまたエネルギーがかかるので、コスト的には実は普通の建材よりもお金かかったのでは?と思ったが。

以前、うちの学科で、アルミニウムのリサイクルでどれだけ不純物が表面処理に影響するかというプロジェクトがあったが、案外と簡単なことではないようであった。

ゴミ焼却で出る熱を地域供給熱にするのはスマートな「持続可能」システムだな、と思ったが、エネルギーとして変換することは比較的容易でも、材料資源として変換するのをコスト的に見合うものにするのは難しいのかもしれない。

それでも今後はやっていかざるをえなくなっていくとは思うが。。。

 

廃材から作った家。木くずを床材にしたり、紙ごみを断熱材に、アルミニウム缶を溶融して成形し直しして壁材に。

 

分別されたゴミ。これが難しいが。。

 

リサイクル建材。

 

プラスチックボトルの壁。といっても本当の壁ではなく、パーテーション。

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2017-01-26 07:25:09

自ら模索する

テーマ:デンマーク事情

この前の土曜日、日本から研修に来られているひとが我が家までインタビューしに来たのだが、わたしの、デンマークでは自己責任と自主性が求められるという話に興味をもったようだ。

ここでは、日本のようにすぐ得られるツールもサービスもなく、自らその解決法をみつけていなければならない。たとえ、なんらかのコースや教育を受けたとしても、そこでただいるだけでは何も得ることはできず、自ら学んでいくという姿勢がなければならないし、その外でさらに学ぶための方法を自分で考える必要がある。

デンマーク語も、語学学校に行って最終試験に合格するだけでは不十分で、それどころかあれから8年以上たった今もstruggleしているが、言語交換の子も出産間近で会わなくなってしまったので、聖書の会に参加して自分が発言する機会を得ようとしたし、同時に自宅ではデンマークのドラマを観ている。基本的には字幕をつけてみているが、字幕をつけていないときと理解度が違うことにも愕然とする。今「Arvingerne」を観ていて、最初は字幕をつけられなかったのでそのままで観たら、突然署名するだの裁判沙汰になるだの話になっても詳細がわからず、字幕をつけてやっと何に対してサインをするのかがわかり、わたしのヒアリングはまだまだだな、、と思ったりする。

その方も、一対一ならまだしも、集団になるとまるでついていけなくなると言っていたが、わたしもまさにそうで、だからこそ、デンマーク語でのワークショップに参加しようと聖書の会を始めたくらいで、それもやはり複数になるとスピードも変わるし詳細まで理解する必要が出てきて、そこに的を得た発言をするというのがより難しくなるのである。わたしの場合、100%ヒアリングできているわけではないから、いまだ集団での会話は苦手である。

  

来週、メンタープログラムで模擬面接をすることになっているので、わたしが面接するメンティー二人のカバーレターとCVと応募したジョブアナウンスをもらい、それをみながら何を質問するべきか考えているのだが、なかなか難しい。

なにせ、わたし自身就職活動をしたことがなければ、うちの会社で面接を引き受けたこともないので、エンジニア組合のジョブシーキングのページを読みながら、応募している企業の研究もして、、で、試行錯誤している。

一人は、化学エンジニアで10年ほど石油にまつわる仕事をした経験をもっており、石油精製の事業をもつ某企業の石油の不純物分析をする仕事に応募していて、専門としては申し分ない。ただ、デンマーク語能力を要件としているので、デンマーク語が現在使えないにしても、将来的に使えるよう現在そのための努力をしているのか、またテクニシャンだと同僚とのコミュニケーション能力も問われるだろうから、お子さんもいらっしゃるみたいだし小学校でほかの保護者と交流はしているのか、技師として分析手法や実験環境の改善をはかった経験はあるのかどうか聞こうかな、、と思っている。

もうひとりは、食品分野での製品開発のための資材や部品提供のコーディネートする仕事に応募していて、こちらはそれほどデンマーク語はクリティカルではないのだが、いかんせんメンティーの職業経験が一年も満たないという心元なさで、カバーレターに自分の知識がその会社での分野に生かされると思うと書いてあるものの、一体そう思う根拠はなんなのか、学生時代の経験を掘り下げて聞いてみるしかないかな、、と。

でも、いろいろと考えさせられて楽しい。自分がクオリファイされた人間だというのは簡単だけど、それを裏付けることを言いながらアピールしなければならないし、自分の足りないものに対してどのようにアプローチしていくのか戦略を考えるのが楽しいというか。

そして自らイニチアティブとって目標に向かってどうアプローチしていくのか考えることをメンティーに伝えることも大事なことで。メンタープログラムそのものはレシピになりえないので。

 

わたし自身、来月にある上司との個人面談のために一年間の振り返りと今後のプランについて書いているのだが、それでいろいろ考えている。

仕事はものすごく楽しいし、いろいろアイデアも出す機会に恵まれ、現状としては満足しているけれど、第四次産業革命が起きている最中という変化の渦中にあって、今後このままだったら仕事も失う可能性もあるこの状況で、わたしは一体何をするべきなんだろうかと。

なんでも、デンマークでは、この直近4か月で4000人が解雇されたそうだが、それは不景気のせいではなく、産業界の変革で需要のある要件が常に変わるからだそうである。まぁうちの会社も、ひとの出入りが激しく、今はハードよりもソフトに強いひとを入れているなーという印象をもっているが。

今日仕事で訪れた会社も、前に比べて活気を失っている印象を受け、どこも大変だな、、と。

そのあたりのことを上司とも話そうと思っているけど、いろいろ出かけたりひとと会ったりしながら模索していこうと思う。

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