ガスこんろの魚を焼くグリルを火元とする火災が、平成16~20年度の5年間で241件あり、うち約9割の209件は、火を消し忘れたり、受け皿に付いた魚の油や汚れが過熱し発火するなど使用者の不注意が占めていたことが11日、独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE)の調査で分かった。

 火の消し忘れやこんろ付近の可燃物への引火で起きた火災で3人が死亡、3人が重傷、45人が顔のやけどなど軽傷を負ったことも判明した。

 現在流通しているガスこんろには過熱しすぎると火が消える安全機能が付くが、機構は「受け皿をきちんと洗うなどし、思わぬ火災に気を付けてほしい」と注意喚起している。

 機構によると、グリル内の魚の油や汚れに引火した火災が124件と最も多く、火の消し忘れが56件、受け皿への水の入れ忘れが7件と続いた。このほか、付近にあったカセットこんろのボンベが過熱し爆発する事故が7件あった。

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