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トゥクタミシェワ選手のSPの構成の変更の意味を考える

いよいよ欧州選手権が始まりました。

女子SPは下記のように、ロシア勢が3位までを占め、その後に北欧勢が続くという結果になりました。

1.Elena RADIONOVA RUS 70.46(TES 38.44, PCS 32.02)
2.Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS 69.02(TES 36.68, PCS 32.34)
3.Anna POGORILAYA RUS 66.10(TES 35.54, PCS 30.56)
4.Kiira KORPI FIN 60.60(TES 31.17, PCS 29.43)
5.Viktoria HELGESSON SWE 60.37(TES 31.34, PCS 29.03)
6.Joshi HELGESSON SWE 59.55(TES 31.35, PCS 28.20)



今季は、シニアではトゥクタミシェワ選手とラジオノワ選手が勝ったり負けたりを繰り返しています。1つのジャンプのミス、スピンやステップのレベルの取りこぼし等のわずかな差でどちらが勝つか決まるという状況です。

そのような中、今回の欧州選手権でトゥクタミシェワ選手はSPの構成を大きく変えて来ました。その意味を考えてみたいと思います。
まず、ロシア選手権と欧州選手権のプロトコルから要素を並べてみました。
×印は後半のジャンプという意味です。

ロシア選手権
3T+3T
3Lz
FSSp
StSq
2A x
LSp
CCoSp

欧州選手権
3T+3T
3Lz
LSp
2A
FSSp
StSq
CCoSp


今季、GPS初戦のスケート・アメリカからロシア・ナショナルまでは、小さな変更はあっても、要素はずっとロシア選手権と同じです。ところが、欧州選手権では3Lzの後が大きく変わっています。
直前のインタビューで、トゥクタミシェワ選手本人が2Aの位置を変えるという発言をしていたので、確かにその通りなのですが、よく見ると、スピンの順番とステップの位置も変わっています。そして、あろうことか、2Aが前半になったことで後半ジャンプが1つもないことになっています。

この大きな変更は何かの布石ではないかと考えてみました。

そして、おそらく、近いうちに、2Aの位置に3Aを組み込んでくるつもりではないかという結論に達しました。
そのための、スピン・ステップの変更ではないかと。
フライング・シット・スピン、ステップという脚を疲れさせる要素の代わりに脚への負担の少ないレイバック・スピンを前に持って来ることで、3Aを入れやすくしたのではないかと考えました。

3Aより3Lz+3Tを入れる方が先ではないかと考える方もおられるかもしれませんが、トゥクタミシェワ選手の場合、必ずしもそれはよい方法ではないと私は思います。
何故なら、トゥクタミシェワ選手はノービスの頃から3Lz+3Tを跳んではいましたが、意外とこのジャンプを失敗しているからです。
3Lzは得意だけれど、必ずしもセカンドに3Tをつけるのは得意ではないのではないでしょうか。
それよりは、3T+3Tと単独3Lzで加点を得る方が高得点が得られる構成なのではないかと思います。

そして、「勝つために得点を得る」という意味から考えても、今、鉄板と言える程安定している3T+3Tと単独3Lzを変えることに大きなメリットはありません。
3Lz+3Tと3Loの構成にしたとしても、他の選手と同じような構成になるだけで、特にアドバンテージが得られるというわけではないからです。
また、3Lz+3Tのコンボと単独3Fにするのは、3Fがあまり得意ではないトゥクタミシェワ選手にとっては危険とさえ言えます。今季は、単独ジャンプはシニアはトリプルでなければ要素抜けとなってしまうため、特に失敗は許されないからです。
さらに、コンボを3S+3Tにしてもさほど基礎点はあがりません。

そうなると、2Aを3Aにすることが、トゥクタミシェワ選手にとって、最も良い選択なのではないかという結論になります。

2Aの基礎点3.3点(後半に入れると3.63点)に対して、3Aでは基礎点が8.5点と大きく違います。
ちなみに、ロシア選手権のSPで、後半の2Aでトゥクタミシェワ選手が得た点数は4.70点です。
例えば、3Aが回り切っていれば、転倒しても8.5点からGOE-3.0点とディダクション-1.0点としても4.5点となり、2Aの場合と同程度の点数となります。
3A<のURの場合でも、着氷の仕方によりますが2Aの場合と同程度の点数が得られる可能性が高いと言えます。
もちろん、成功すれば、大きなアドバンテージになります。

また、3Aを入れる順番ですが、浅田選手のイメージがあるので3Aは最初に組み込むものと思いがちですが、その位置では跳ばないということです。

SPで何が怖いかというと、単独ジャンプのミスです。
万が一、2回転になってしまうと要素抜けとなり、点数が全く入らず、大きな痛手になります。
コンボや2Aの失敗以上の痛手です。
また、最初に3Aを跳んで転倒した場合、後のジャンプへの影響が心配されます。
だからこそ、最初に、コンボと単独ジャンプを確実に跳んでおき、脚に最も負担がない構成で最後のジャンプで3Aを跳ぶという構成にしようとしてるのではないかと思うのです。

もちろん、3Aがほぼ回りきって着氷できるくらいまでのレベルにあるトゥクタミシェワ選手だからこそ取れる戦略です。



この結論に至った経緯の参考に、今年に入ってからの、トゥクタミシェワ選手とミーシン教授の発言等を見てみたいと思います。
時系列に記事等を並べ、記事の簡単な内容を翻訳します。
(ほとんど、Twitterで紹介した発言を修正したものです。)


2015年1月2日
アレクセイ・ミーシン「トゥクタミシェワはタルトゥでユーロの準備をする」

http://itar-tass.com/sport/1683274
タルトゥでは定期的にサマーキャンプを行っておりその環境に満足している。ストックホルム(欧州選手権)に最高の形にもっていくことが大切。ユーロではプログラムを少し複雑にする。

2015年1月3日
新年の休暇の後、すぐに3Aの練習に取り組む

http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/769539
シニアにあがる前に3Aを跳んだことがある。けれど、シニアにあがって、3Aの時間がなかった。去年になって再び開始した。回転はしたが、この時は転倒して、二日間滑れる状態ではなかった。恐怖がないわけではないが、それを克服出来れば出来るだろう。

2015年1月5日
トゥクタミシェワ選手instagram

http://instagram.com/p/xcciy2zQdN/
今日は、自分にとって素晴らしい日だった。トリプルアクセルを跳んだ。とても幸せ。後で動画をアップするつもり!!

2015年1月7日
トゥクタミシェワ選手instagram 3Aの動画

http://instagram.com/p/xjFo45TQf8/?modal=true

2015年1月7日
アレクセイ・ミーシン「トゥクタミシェワは練習で3Aを跳んだ」

http://fsrussia.ru/news/672-tuktamysheva-prygaet-na-trenirovke-trojnoj-aksel.html
リーザは練習で3Aを跳んだ。ロシアの歴史上初めて跳んだ選手だ。前に跳んだ時は少女で今は女性だ。今の女子選手は皆3-3を跳ぶ。誰かが3Aへの道を開く必要がある。

2015年1月14日
エリザヴェータ・トゥクタミシェワ「ユーロで3Aを入れるのはリスクがある」

http://rsport.ru/figure_skating/20150114/799495417.html
SPでは3T-3Tと3Lzを跳ぶがこれは私にとってひどく難しいものではない。しかし、3Aを入れることは多分難しい。実際にはもう少し練習が必要。

2015年1月27日
トゥクタミシェワはユーロのSPに少し変更を加える

http://tass.ru/sport/1724571
「コーチと少し変更を加えることを決めた。例えば、アクセルは他の2つのスピンの間に入れる。」ミーシンは「リーザのプログラムに3Aを入れることは決定していないが、検討は続ける。」と言う。



トゥクタミシェワ選手は、2月11~15日に開催されるバヴァリアン・オープンにエントリーしています。
早ければ、ここで3Aを入れるのを見ることができるかもしれません。

バヴァリアン・オープン エントリー・リスト
http://www.bev-eissport.de/download/EntriesBavarianOpen.pdf

カミーラ・バリエワ選手 ~ 恐ろしき8歳!!

(今更ですが)
あけましておめでとうございます。
本年も、できる範囲でボチボチ書いていきたいと思っています。
よろしくお願い致します。

--------

Twitterではすでに紹介したのですが、ブログでも書きとめておきたいと思います。


『恐ロシア』と呼ばれ、シニア・ジュニアの国際大会ではロシアの選手達が上位に入るのが当たり前となっていますが、ノービスの有力選手もどんどん育っています。

1月13~16日に、モスクワ選手権(2002年以降に生まれた選手の大会)が行われましたが、そこでビックリの選手が出て来ました。
2006年生まれ、8歳のカミーラ・バリエワ選手です。
2004年生まれ以降の年下の選手の部でほぼ2004年生まれの選手達の中に混じって40人中21位に入っています。


宝石赤SP
 Камила Валиева, КП, Первенство Москвы (мл.возраст) 2015



宝石赤FS
 Камила Валиева, ПП, Первенство Москвы (мл.возраст) 2015




まだ8歳なのでジャンプこそまだダブルまでしか跳べず高得点は出ませんが、それ以外の部分はとんでもないことをやってます。
特に、FSを見るとその凄さが際立って分かります。
動きの優雅さ、スケーティングの巧さ。
2Lz着氷してフリーレッグそのままでビールマンポジションのバックスパイラルとか、クリムキン・イーグルから間髪入れずタノ1Aとか・・・。
もう、とにかく見てください、としか言えません。

ノービス以下の選手にも非常に素晴らしい選手がどんどん育っているロシアですが、その中でも特にこれからがすごく楽しみな選手の1人と言えます。
怪我なく育って欲しいです。

モスクヴィッチというクラブ所属です。
元々、カザンのクラブに所属していたようです。



モスクワ選手権の全結果はこちら
 http://ffkm.ru/images/files/014-15/2015-01-13_Perv_ml_vz/results/index.htm
プロトコル(ジャッジスコア)はこちら
 http://ffkm.ru/images/files/014-15/2015-01-13_Perv_ml_vz/Protokol_perv_ml_vz_2015.pdf

アレクサンドラ・プロクロワ選手の紹介(3)~JrGPSでの大活躍~

間があいてしまいましたが、JrGPS第6戦の前にどうしても書き上げてしまいたかったので、動画のリンクは現時点で探せたもののみになっています。


宝石紫2013-14年シーズン
1.JrGPSスロバキア大会(2013.9.12-15) - 2位 (175.11点)
2.JrGPSチェコ大会(2013.10.2-5) - 1位 (181.18点)
3.セルゲイ・ヴォルコフ記念杯(2013.11.18-21) - 1位 (188.08点)
4.JrGPF(2013.12.5-8) - 5位(157.77点)
5.ロシア選手権2014(2013.12.22-27) - 4位(195.39点)
6.ロシアジュニア選手権2014(2014.1.22-25) - 3位(186.50点)
7.モスクワ選手権2014(ст. возраст)(2014.3.4-7) - 1位(173.82)



2013-14年シーズンのJrGPSで、プロクロワ選手は華々しくデビューします。
記録を残していなかったので、記憶頼りなのですが、JrGPS最初の2戦頃まではリザーブにすら入っておらず、確か、第3戦に初めてリザーブで名前が入ったと記憶しています。その後、ついに大4戦に正規エントリーされたわけですが、最終的に、第3戦と第6戦に登場することになります。

そして、第3戦ではいきなり175.11点という点数を取り、カレン・チェン選手に次いで2位と表彰台に立ちます。この時、SPで2位、FSでは1位でした。
国内のジュニア選手権にも出場したことがない選手であったことを考えると、いかに急成長したかが分かります。

そして、第6戦では181.18点を叩きだし、表彰台の一番高いところに立つことになります。この時の2位がマリア・ソツコワ選手、3位がアンバー・グレン選手でした。2位のソツコワ選手と15点以上の差で圧勝でした。

残念ながら、ファイナルではミスが出て5位という結果でしたが、その悔しさをロシア・ナショナル選手権にぶつけたのでしょう、シニアに混じって195.39点で4位という素晴らしい結果を出します。1位ソトニコワ選手、2位リプニツカヤ選手、3位ラジオノワ選手でしたから、堂々たる結果です。演技自体も満足の出来だったようで、動画ではFSの演技後とてもうれしそうな姿が映っています。ソツコワ選手・サハノヴィッチ選手・メドゥヴェージェワ選手よりも上でした。

その後、1月末の、世界ジュニア選手権の選考を兼ねたロシア・ジュニア・ナショナル選手権ではサハノヴィッチ選手、ソツコワ選手に次いで3位となります(ソツコワ選手はシニアのロシア選手権を欠場してこちらに臨んで来ていました)。まだシニアの世界選手権に出場できないラジオノワ選手は、故障でこの大会を欠場していました。これが、結果的にプロクロワ選手にとって不幸な結果を招くことになります。

世界ジュニア選手権には、ロシア・ジュニア・ナショナル選手権での上位3人、サハノヴィッチ選手、ソツコワ選手、プロクロワ選手が正規エントリー、4位だったメドゥヴェージェワ選手と欠場だったラジオノワ選手は補欠としてエントリーされました。
その後、ラジオノワ選手の足の調子が回復したということで、プロクロワ選手に代わってラジオノワ選手が出場することになりました。

世界ジュニア選手権の頃、「ラジオノワ選手が大会への準備できており、出場の意向があるなら、2013-14年シーズンの成績を考慮して、世界ジュニア選手権に出場させると、ロシアスケート連盟がラジオノワ選手陣営に伝えた」という趣旨のインタビューがロシアスケート連盟のサイトに載りました。
今はロシアスケート連盟のサイトが引っ越したため当時のインタビュー記事等が読めない状況なのですが。
ここで、スケート連盟は、ラジオノワ選手を正規エントリーにし、プロクロワ選手の名前を補欠からも削除したのでした。

確かに、順当に行けば、シニアで活躍していて、ロシア・ナショナル選手権でも3位だったラジオノワ選手を世界ジュニア選手権の出場はおかしくはありません。これまで世界ジュニア選手権を連覇した選手がいませんでしたし、ラジオノワ選手にはその可能性が大いにあったわけですから、異を唱える人はほとんどいないでしょう。
ところが、ここでソツコワ選手が故障してしまい出場できなくなり、結果として、補欠に名前が残っていたメドゥヴェージェワ選手が世界ジュニア選手権に出場することになります。
そして、その結果、ロシア3人が表彰台を独占することになりました。
選考の大会であるロシア国内の2つの大会で結果を残していたにも関わらず、このような経緯で世界ジュニア選手権に出場できなかったプロクロワ選手の気持ちはどんなものだったのか、考えると辛くなります。

完全なロシアスケート連盟の失策であったと思います。
ロシアスケート連盟にとっては、3人が表彰台を独占するのであればメンバーが誰であっても同じと思っているのかもしれません。
しかし、選手の立場になってみれば、メドゥヴェージェワ選手とプロクロワ選手の間には埋めることができない違いがあります。

ロシアスケート連盟は、連覇のかかったラジオノワ選手を最初から出場させるつもりであったのなら、正規エントリーさせておくべきだったでしょうし(そうしても文句が出ないくらいの実績はあったでしょう)、プロクロワ選手とラジオノワ選手の正規エントリーを入れ替えた時に、プロクロワ選手の名前は残しておくべきでした。
結果的に、禍根を残すことになりました。
少なくとも、私達ファンにとっては・・・。

この春、骨折をして今季少し調整で出遅れているプロクロワ選手ですが、JrGPS第6戦・第7戦と連続で登場します。
大変ではありますが、前もってわかっていればその予定で調整もしやすいだろうと思います。
昨季のように、笑顔で溌剌と滑るプロクロワ選手が見れますように!!


1.JrGPSスロバキア大会 SP(2位)
2 Alexandra PROKLOVA (RUS) - ISU JGP Kosice 2013 Junior Ladies Short Program

60.38 (TES 35.27, PCS 25.11)
3F+3T, ×3Lo, ×2A


1.JrGPSスロバキア大会 FS(1位)
31 Alexandra PROKLOVA (RUS) - ISU JGP Kosice 2013 Junior Ladies Free Skating

114.73 (TES 60.78, PCS 53.95)
3Lz, 3F+1Lo+3S, 3Lo, ×2A+3T<, ×3F, ×2A+2T, ×3S


いきなり175.11点をもらっています。
国内大会でさえ170点を越えたことがなかったのですが、世界で一気に評価された瞬間でした。
TESもさることながら、PCSが素晴らしいです。
元々スケーティングや動き自体は素晴らしいものを持っているので、ジャンプが決まると強いです。
SPのコンボは3F+3Tにしてきました。


2.JrGPSチェコ大会 SP(1位)
27 Alexandra PROKLOVA (RUS) - ISU JGP Czech Skate 2013 Junior Ladies Short

63.43 (TES 36.91, PCS 26.52)
3F+3T, ×3Lo, ×2A


2.JrGPSチェコ大会 FS(1位)
27 Alexandra PROKLOVA (RUS) - ISU JGP Czech Skate 2013 Junior Ladies Free Skating

117.75 (TES 63.18, PCS 54.57)
3Lz, 3F+1Lo+3S, 3Lo, ×2A+3T, ×3F, ×2A+2T, ×3S


第1戦目の点数を超える180点台を叩きだしました。


3.セルゲイ・ヴォルコフ記念杯 SP(1位)
64.19 (TES 36.87, PCS 27.32)
3Lz+3T, ×3Lo, ×2A

3.セルゲイ・ヴォルコフ記念杯 FS(1位)
123.89 (TES 65.36, PCS 58.53)
3Lz, 3F+1Lo+3S, 3Lo, ×2A+3T, ×3F, ×2A+2T, ×3S

そして、国内でも180点越えの点数を初めてもらうことになります。


4.JrGPF SP(4位)
4 Alexandra PROKLOVA (RUS) - ISU Grand Prix Final 2013-14 Junior Ladies Short Program

51.27 (TES 26.42, PCS 24.85)
3Lz<+COMBO, ×3Lo, ×2A


4.JrGPF FS(4位)
3 Alexandra PROKLOVA (RUS) - ISU Grand Prix Final 2013-14 Junior Ladies Free Skating

106.50 (TES 55.58, PCS 50.92)
3Lz+2T, 3F+1Lo+3S, 3Lo, ×2A+3T, ×3F<, ×1Lz, ×2A


SPはステップアウトの後2Tをつけたけれどコンボと認められませんでした。FSでも3Lzが1Lzになるミスが出てしまい、総合5位でした。
この大会で、今季初めてFSで後半に3Lzを持って来る構成にしましたが(昨季の最後の試合クリスタル・スケートと同じ構成ですね)、その大事なところでミスが出てしまいました。


5.ロシア選手権2014 SP
Alexandra PROKLOVA 2014 SP Russian Nationals

3Lz+3T, ×3Lo, ×2A


5.ロシア選手権2014 FS
Alexandra PROKLOVA 2014 FS Russian Nationals

3Lz+2T, 3F+1Lo+3S, 3Lo, ×2A+3T, ×3F, ×3Lz, ×2A


FSの後、手を叩きながら飛び上って喜ぶ姿がかわいいです。
SP・FSともにミスなく素晴らしい出来でした。


6.ロシアジュニア選手権2014 SP
Александра Проклова, КП, Russian Juniors 2014

3Lz+3T, ×3Lo fall, ×2A


6.ロシアジュニア選手権2014 FS
Александра Проклова, ПП, Russian Juniors 2014

3Lz+2T, 3F+1Lo+3S, 3Lo, ×2A+3T, ×3F, ×3Lz, ×2A


SPでミスが出たために3位という順位でした。
シニアのロシア選手権をスキップしてこの大会に備えたソツコワ選手が優勝でした。


7.モスクワ選手権2014(ст. возраст) SP
58.39 (TES 34.07, PCS 24.32)
3Lz+3T<, ×3Lo, ×2A

7.モスクワ選手権2014(ст. возраст) FS
Александра Проклова, ПП, Первенство Москвы (ст. возраст)

3Lz<+2T, 3F+1Lo+3S, 3Lo, ×2A+3T, ×3F, ×2A, ×3S


世界ジュニア選手権のために準備をしていたので、そのための代替の大会に出た、という感じでしょうか。
マラソンの世界大会の代表等だと、補欠でも大会に向けて準備をしているので、補欠のままで出場できなかった場合は同時期の別の大会に出て練習の成果を出して身体に区切りをつけてあげるのだとか。全く大会に出ないままで終えるのはよくないらしいです。フィギュアスケートでもそういうのがあるのでしょうか。
ただ、国内大会のせいか、難度は落としています。


このシーズンは、ロシアには、シニアで上位を争う選手の下に、2000年生まれのカルテットのような若い選手がどんどん育っている、ということを強く印象づけたシーズンとなりました。
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