シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>13日、横浜みなとみらいのショートフィルム専門映画館「ブリリア ショートショート シアター」にて、同館創立3周年を記念したスペシャルトークイベントが開催され、映画コメンテイター・LiLiCoと俳優の別所哲也がショートフィルムをテーマに爆笑トークを繰り広げた。

 同館の代表取締役であり、東京国際映画祭でも審査員を務めた別所にとって“映画”は、俳優として演じるばかりではなく、さまざまな視点で語ることができる素材。今回はアカデミー賞ノミネート・受賞作品の中から、映画『Cashback/キャッシュバック』、『I'll Wait for the Next One/次の方、お待ちしています』、『つみきのいえ』、『The Substitute/代理教師』の4本を上映しながらのトーク。「いい意味での驚きや意外性、そして語りすぎず未完成な部分があること」がショートフィルムの魅力と語る別所に対し、「(作りに)隙がある作品っていいですね」と同調するLiLiCo。

 それぞれの作品に対して、個性的なヒットコメントを続ける二人だったが、4本目の作品『The Substitute/代理教師』で、教師が生徒の宝物を取り上げてしまうシーンが出てくると、LiLiCoが宝物として大事にしているオノ・ヨーコとのツーショット写真のエピソードを語る。実はLiLiCoのスウェーデン人の父親は、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの結婚報道に影響を受け、日本にやってきて、母と出会いLiLiCoが生まれたのだとか……。そのエピソードをオノ・ヨーコに話すと「おもしろい話ね」と言って、一緒に写真を撮ってもらえたそうだ。

 また、自分がもしショートフィルムを作るなら? という質問には「ハッピーなエンディングのエンタメショートミュージカルみたいなのを撮ってみたいですね」と別所。一方LiLiCoは「5分でハッピーがもらえる、ラストで大どんでん返しがあるラブコメを作ってみたい」と野望を語る。

 トークショーの最後にはLiLiCoから衣装のプレゼント。ピンクの衣装を取り出すと「これは、来週放送(19日)の王様のブランチで、イ・ビョンホンにインタビューした時に着ている服なんですよ」と発言すると、場内からは歓声が上がり、大いに盛り上がった。

 「ブリリア ショートショート シアター」は日本初の映画祭と連動したショートフィルム専門の映画館。1プログラム4~6本の短編作品で構成され、世界中から選りすぐりのショートフィルムを集め上映している。



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