エリクシアの産業医+MBA的落書き帳

産業医でありMBAでもある株式会社エリクシアのコンサルタントが、日常多くの企業と接して感じた企業内のココロの流れや扱い方を中心にコメントしていきます。

株式会社エリクシア代表取締役の上村紀夫(うえむらのりお)です。

企業内のココロの動き、個人のココロの状態を見える化しながら、企業経営や従業員のサポートをする会社を経営しています。
実際に役立つものをお届けしたいという想いから、医療、心理学、経営学などの要素を組み合わせ、今までの概念とは大きく異なる「産業医サービス」「ストレスチェック」「研修」「コンサルティング」を多くの企業様にご提供させていただいています。

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テーマ:

顧客企業さんのそれぞれで抱える課題は異なります。

 

トップが従業員に全く興味を持っていない会社

残業や休日出勤が常態化している会社

業務が緩すぎて従業員がやる気にならない会社

斜陽産業と言われる業界の中でどのようにして生き残るかをみんなで考えて動いている会社

などなど。

 

その中で、実際に、複数の会社で見られた現象が下記の通り。

 

経営陣:

従業員がいろいろなアイデアを出し、それが形になるような環境を整えたい。

だから性善説で自由に仕事をさせよう。

上から情報を与えすぎると思考が固まるからなるべく与えないようにしよう。

福利厚生も充実させよう、オフィスもオシャレにしよう!

フリーアドレスで毎日いろいろな従業員と話せるようにしよう。

そうすれば、従業員は気持ちよく仕事ができ、喜ぶはず!

 

 

そんな思いで、経営スタイルを設定し、先進的なオフィスを作り込む。

管理は緩め。

人事考課は社員の創造性を妨げるから行わない。

数字は経営陣が責任を持つので、従業員は気にしなくていい。

 

 

経営陣は「従業員のために」と思って行っているようなのだが、結果として出てくるのが下記の通り。

 

従業員:

経営陣が何考えているかわからない。情報が降りてこない。

福利厚生を充実させるなら給与を上げてほしい!

オフィス、オシャレなのはいいけど、使い勝手が悪すぎる。オフィス用の高機能チェアにしてほしい。

フリーアドレスと言っても、代替毎日席は決まってくるし、自分の袖机がないからむしろ不便。

 

 

従業員のためを思って経営陣が行うことが、ことごとく裏目に出ているパターン。

 

 

このような現象を大なり小なり起こしている企業のほぼすべてにあてはまるのは

 

「従業員が本当に何を望んでいるのかを把握せず、経営陣や人事が『これは喜ぶはず』と勝手な想像で話を進めてしまう病」

 

社外の顧客や関係企業に対しては、ニーズがどこにあって、それをどのように満たしていくのか、マーケティング戦略を考えているのにもかかわらず、社内になると、勝手な想いが優先し、従業員の想いとは全く別の施策に終始し、コストの無駄や従業員の帰属意識を下げる結果となっている。

 

 

経営陣の想いはすごく良いものなのに、それが従業員に届かない。これは凄くもったいない…。

 

 

その要因として最も根本にあるのは、経営者が思っている従業員像と実際の従業員が思っている事には大きなギャップが存在するということを、認識できていないことにあると思う。

 

 

B2Cで、ターゲットにしている顧客層のカスタマージャーニーマップを意識せず、会社側の一方的な想いをぶつけるということは、多くの企業はしないだろう。

(意識的にそういう戦術をとる企業はあるが…)

 

 

人事施策についてもマーケティング戦略と全く同じ。

顧客=従業員であり、ターゲットがどのような想いを持っているのか、どのような「満たされていないニーズ」を持っているのか、それを知り、そこに対して具体的な施策をぶつけていく。

(弊社では「社内マーケティング戦略」という言葉を使うことが多い)

 

 

きっと経営陣の多くがマーケティング的な発想はしっかりと持っているはずなのに、社内のココロの把握に感心が向か無いのは、何とももったいないな…。と。

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