2009年09月22日
ワイン・フェスティバル
テーマ:近況毎年、初秋の季節になると、プラハ各所の公園で収穫祭が行われます。先週末は家から歩いて10分ほどの距離にある「ハヴリチコヴィ・サディ」(Havlíčkovy Sady) という名の丘でワイン・フェスティバルが催されました。
この丘には長い歴史を持つ葡萄園があり、そこで収穫された葡萄を使ったワインが数種類、青空市場で売られていました。収穫されたばかりの葡萄で作られた「ブルチャック」(burčák) という、アルコール度が低い発酵途中の果実酒が特に人気でした。白く濁った「ブルチャック」はスパークリング・ワインのように発泡しており、少々酸味を持った甘くて美味しい飲み物でした。また「メドヴィナ」という蜂蜜と葡萄で作られたワインもありました。
ワイン・フェスティバルは、中世時代の雰囲気を醸していました。お祭りの中心ではバイオリンやアコーディオンの音楽が奏でられ、ブルチャックにほろ酔った人々が手をつないで踊っていました。市場の露店では陶芸の食器、木製の玩具、子供用の軽い鉄細工の兜や鎧、剣などといった様々な工芸品や食べ物が売られており、働いている人の多くが伝統衣装を着ていました。
この木彫りの小天使は、フェスティバルの市場で買ったものです。彫刻家自身が露店で座っていて、彼が作業している様子を見ることが出来ました。無精ひげが生えた彼は行き交う人々と話しながら、よく笑っていました。
丘の頂上からはプラハ南部を見下ろすことが出来るので、日が暮れると、街の灯りが点々と広がる夜景を人々は楽しんでいました。
夜も遅くなり、僕と彼女が家へ帰ろうと丘を下り始めると、突然、バンッと大きな音がしました。驚いて振り向くと、花火でした。最後の方ではとても大きな花火がいくつもあり、花火の燃えかすが夜空いっぱいに残光を引きながら落ちていく光景が綺麗でした。
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