これからのキャリア&ビジネス書

元アマゾンのカリスマバイヤーで、現在は人気メルマガ「ビジネスブックマラソン」編集長。NHKラジオ「入門ビジネス英語」の連載や「ラジオNIKKEI」でも活躍中の土井英司が、これからのキャリア&読むべきビジネス書を指南。


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こんにちは、土井英司です。

『お金持ち入門』の責任編集をして以来、
お金について聞かれることが増えています。

本の最後でも述べましたが、最終的に大事なのはお金ではない。
お金はいつも2番目に大事なもので、本当に大事なものは他にあるのです。

では、その「本当に大事なもの」をどう見極めるか?

そのヒントは、「すべてを失った時、あなたに残るもの」です。
それこそが、人間が最後まで持ち得る資産なのです。

先日、ジョコビッチがウインブルドンで優勝して、センターコートの芝生を
食べていた時、「ああ、この人は6歳の頃見たあの夢を実現したのだな」と思い、
感動がこみ上げてきました。

ジョコビッチが持っているもの。それはかつて少年の頃抱いた夢であって、
世界ランキング1位の栄光ではない。

後から手に入れたものには、本来、価値などないのです。

本当に豊かな人とは、「結果」を手にするための「原因」を持ち続けている人。
仮にそれを失ったとしても、その根源にあった「気持ち」を失わず、
次の世代に引き継いでいける人です。

ウォーレン・バフェットは、
「成功とは望むものを手に入れることで、幸福とはそれを楽しむことだ」
と言いましたが、本当に豊かな人は、手に入れる以上に楽しむ気持ちを持っている。

年老いたら、そんな人になりたいものです。
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こんにちは、土井英司です。

株を買った直後に値段が下がると、誰だって嫌な気持ちになりますよね。

でも、それって本来はおかしいことです。

なぜなら、株を購入するということは、あなたがその企業に価値を認めたということ。
一方株価は、他人がその企業をどう評価しているかということで、両者の間に隔たりが
あるのは、当たり前のことだからです。

企業だって商品だって人材だって、初めはみんな自己評価が一番高い。
他者評価は遅れてついてくるのが当たり前なんです。

そのタイムラグは、経験上3年。
「ビジネスブックマラソン」やエリエスの活動も、認知されるまでに
それぐらいかかりました。

そして、ここからが問題なのですが、
いったん他者に認められるようになると、今度は他者評価が自己評価を上回り、
(いわゆるバブルです)本来冷静だった自分も、自分の価値を勘違いするようになるのです。
(傲慢とか、強欲とか言います)

こうなってしまうと、本来の価値を認識するのは本当に難しい。
そうしてバブルは終焉し、投資家は損をしてしまう。

だから、いつだって価値を冷静に見積もること。
自己評価だって、他社評価だって、絶対ではないのです。

だから、「自分を信じる」も「他人を信じる」も、それだけでは50点。

あくまで自己評価と他者評価のバランスを取ることが、
ビジネスや投資では必要なのではないでしょうか。
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