これからのキャリア&ビジネス書

元アマゾンのバイヤーで、現在は人気メルマガ「ビジネスブックマラソン」編集長。「ラジオNIKKEI」でも活躍中の土井英司が、これからのキャリア&読むべきビジネス書を指南。


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こんにちは、土井英司です。

今日は、ひさびさに読書について書こうと思います。

題して、「血となり肉となる読書の秘訣」です。


ビジネスパーソンのなかには、ビジネス書を読んでもただ読んだだけで
モノにできない人がいます。

では、単なる読書と「血となり肉となる読書」の違いは何か?


それは、「なる」つもりで読むかどうかの違いだと思います。


よく、人は読書を「インプット」という言葉で語りますが、
そう捉えている限り、それは単なる情報にすぎない。

「インプット」と考えた時点で、
知っているかどうかを問題にする読書になってしまうのです。

そうではなく、「なる」を、読書の前提にする。

たとえば、先日セミナーのゲストでお越しいただきましたが、
『実践ビジネス英語』の講師である杉田敏さんのように、
第一線で世界のトップエリートと渡り合う英語が使える人に「なる」。

※参考:『NHK CD ラジオ 実践ビジネス英語 2014年11月号』

あるいは『会社四季報 業界地図』を読んで、
日本の各業界トップ企業のデータを、すらすら言える人に「なる」。

※参考:『会社四季報 業界地図』

「なる」を意識した瞬間に、「何となく知っていればいいや」ではなく、
「マスターしよう」「身につけよう」という意識に変わるのです。

そして、「なろう」と思った瞬間に、人はわかるまで繰り返し学ぶようになる。
単なる「インプット」だった読書が、

Practice makes perfect.

の世界に入っていくようになるのです。

読書における「なる」。ぜひ意識してみてください。
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こんにちは、土井英司です。


先日読んだ、『人生を励ます太宰治の言葉 』のなかで、

学問に関する太宰の言葉を見つけました。


<日常の生活に直接役に立たないような勉強こそ、将来、君たちの
人格を完成させるのだ>


これは以前、藤原正彦さんが、東京国際ブックフェアの講演で

おっしゃっていたことと通じます。


藤原正彦さんがおっしゃったのは、「何の役にも立たない学問が、大局観を作ってくれる」

というものでした。


また、ノーベル化学賞を受賞した福井謙一さんも、

広く学ぶことの重要性をおっしゃっています。


では、一体学ぶこととは何なのか。太宰はこう語ります。


<覚えるということが大事なのではなくて、大事なのは、カルチベ

ートされるということなんだ。カルチュアというのは、公式や単語
をたくさん暗記している事でなくて、心を広く持つという事なんだ。
つまり、愛するという事を知る事だ>


英語では哲学のことを「フォロソフィー」と言いますが、

これは、ギリシア語の「フィロ」(愛)+「ソフィア」(知)から来ています。


つまり、知を愛すること。


知を探求する過程で、いろんな人を理解すること。

理解することで、いろんな人を愛することができるようになること。

それが学問の素晴らしさではないかと思っています。


土井は、たくさんの本を読んでいますが、

一冊の本からつかめるのは、ほんのわずかなエッセンス。

でも、一冊を通じて得られる思考と、そのひとつかみのエッセンスが

あれば、それだけで読書した甲斐があるというものです。


ちなみに太宰も、こんなことを言っています。


<全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が
残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん>


そして、とどめはこの言葉。

すぐに学んだことを役立てようとする実業家にとっては、

耳の痛い話ですが、おっしゃる通りではないでしょうか。


<学問を生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。ゆっ
たりと、真にカルチベートされた人間になれ!>


真にカルチベートされた人間になるために学ぶ。


今一度、この姿勢に戻って、今日も読書したいと思います。

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こんにちは、土井英司です。


昔、中学2年の時に、恩師からこんな話を聞きました。


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昨日、30代の社会人の男性が、中学生向けの学参コーナーで、

数学の本を買っていた。


(生徒笑い)


いや、ここは笑うところじゃない。


恥ずかしいのを我慢して、学び直そうという姿勢が素晴らしいと

言っているんだ。


(一同静寂)


お前ら、覚えておけ。


大人になると人は、プライドが邪魔して勉強できなくなるんだ。

反対に、素直に自分に足りないものを認識し、基礎から学べる

人は何歳からだって成長できる。


先生は、お前たちにそんな大人になって欲しい。


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土井はこの話を聞いて以来、学ぶ力とは、恥を忍ぶ力だと思う

ようになりました。


今は情報化社会の影響で、知らないことは恥ずかしいという風

潮が広がっているように感じます。


ネットで、「俺は知っているぞ」という情報があふれ、無知は叩かれる。


そんな環境では、なかなか基本に戻って学ぼうとは思わないものです。


そこであえて、基本に戻ってみる。


そうすることで、人は学ぶことができるようになるものです。


こっそり学ぶ手段として、「ビジネスブックマラソン」が活用され

るようになれば、うれしいと思っています。

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福島正伸さんの新刊

『僕の人生を変えた29通の手紙』

に、こんな言葉が書かれていました。


「人は思い通りにならないことに挑戦したいんだよ。それは楽なこと
じゃないかもしれないけど、そこに、自分の可能性や成長を感じた
いんじゃないかなぁ」


これは、読書に関しても言えることだと思います。


簡単な本ばかり読んでいると、自信がなくなってくる。

たまには読み応えのある古典や学術書を読破することで、

自分にも自信が出てくるというものです。


可能性や成長を感じられる読書。

これこそ、今求められている読書ではないでしょうか。


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明日から仕事始めですね。


土井はお正月期間、やることがなくて死にそうでした。


たまにゆっくりリラックス、なんて言われても、

働くことが楽しい人間にとっては、苦痛なだけです。


明日からまた、仕事も読書もエネルギー全開で行こうと思っています!


さて、仕事始めの前に、最近の土井の読書観について語っておこうと思います。


最近、ビジネス書の世界では、本が乱造されており、

質が低下した、みたいなことが言われていますが、

実際に読んでいる土井に言わせると、これはちょっと事実と違う気がします。


確かに駄本も多いのですが、それ以上に情報量自体が増えている。

ということは、良質な本も一定割合で含まれているわけで、

きちんと厳選して読んでいくと、じつはこれまで以上に良い本が見つかるのです。


ただ、問題は、一般の方にとっては選びようがないぐらい点数が増えていること。


人間は情報量が多くなると判断しなくなる生き物、ということで、

実際に店頭でも表紙だけで本を選ぶ人が増えているようですが、

ただ、面白そうだからという理由で手当たり次第に読んでいると、

そのうち自分の知が散漫になり、虚しさを感じてしまう。


だから、2010年の読書は、集約型がいいのではないかと思います。


現在のような情報化社会になる前から、情報自体は社会にあふれていました。

ただ、それが表現されずに組織や個人の中にとどまっていただけです。


それが、情報ツールが発達したことで、表出化してきた。

それが、現在起こっている情報化の本質です。


われわれは、このあふれる情報のなかから、

自らが血肉とすべき知を選ばなくてはならない。

そのためには、「汝自身を知れ」ということになるのです。


・自分はどんな知を身につけ、どんな人に囲まれて生きたいのか

・何を極めたいか

・そのために、誰についていけばいいのか


こういった視点を押さえつつ、

大切なことは、「知の入り口」を探すことです。

それは、土井のような書評家のおすすめでもいいでしょうし、

有名経営者のおすすめでもいい。学者が勧める本でも構わない。

※土井のメルマガ「ビジネスブックマラソン」

登録まだの方はこちらから

http://eliesbook.co.jp/bbm


そして、一冊の良書に出合ったら、読んで満足するのではなく、

知識を使えるように、語れるように、体系的に身につける。


これが、今年の読書に求められていることではないでしょうか。


土井自身は、今年、英語と中国語を習得しようと思っています。

目的は明確で、英語圏、中国語圏のビジネス情報を幅広く取得し、

みなさんにお伝えするため。


実際にやり始めたら、昨日よりも着実に成長する自分に、

うれしくなってきます。


もう、勉強法の本は、必要最低限でいいと思います。


大切なのは、自分が一体何を身につけたいか、です。


2010年、みなさまの読書が充実したものになるよう、

お祈りいたしております。


今年もよろしくお願いいたします!


















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新オフィスに移ってきて3カ月、そろそろ本格的に本棚の整理をし
ようと思っています。

カッコよく並べるのも大事ですが、やはり基本は機能的であること。

土井は、仕事がら、取材対応などでしょっちゅう本を出し入れする
ので、スタッフにもわかる「出版社別」が何だかんだ言って便利。

新書、文庫などは別にしますが、基本的にはこれで統一しておこう
と思います。

みなさんは本の整理、どうしてますか?

土井英司


土井英司が経営するビジネス書出版公式サイト(http://eliesbook.co.jp/)

土井英司が1日1冊厳選ビジネス書評を紹介「ビジネスブックマラソン」(http://eliesbook.co.jp/bbm/)

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最近、池田千恵さんの『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだ
す!』を読んで、朝早く起きたり起きなかったりしているのですが、
今朝、強力な早起きのメリットを発見しました。

※参考:『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838719930/businessbookm-22/ref=nosim

それは何かというと、早起きは「エコ」であるということ。

こんな真夏でも早朝は冷え込むため、窓を開けておくと、エアコン
がいらないのです。

つまり、暑い日中はシエスタ(昼寝)をし、夜起きて窓を全開にし
ながら読書をする。

これがじつに快適なのです。

節約できて、体にも地球にも優しい早朝読書。

みなさまもぜひお試しください。
 
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