これからのキャリア&ビジネス書

元アマゾンのバイヤーで、現在は人気メルマガ「ビジネスブックマラソン」編集長。「ラジオNIKKEI」でも活躍中の土井英司が、これからのキャリア&読むべきビジネス書を指南。


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こんにちは、土井英司です。
先日、めでたく2600号を迎えた「ビジネス・ブック・マラソン」。
http://eliesbook.co.jp/bbm
今回も、100号ごとに行っている「BBM大賞」の発表となりました! 栄えあるBBM大賞を受賞したのは、以下のタイトルです! ■第1位『下町ロケット』 池井戸潤・著 小学館 第145回直木賞受賞作。資本金3000万円、売り上げ100億円弱、従業 員200名の佃製作所が、夢のロケット開発に挑む。一度は夢をあき らめた人間が、再び夢に向かって進んでゆく、感動のビジネス小説。 ■第2位『ぶっちぎり理論38』 後田良輔・著 ダイヤモンド社 今年のおバカ本大賞をあげたい一冊。著名人や大手クライアントの 接待など、絶妙な気配りを求められる大手広告代理店の営業マンが、 その気配り理論をまとめた一冊。各理論のネーミングがユニーク。 ■第3位『人は感情によって進化した』 石川幹人・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン なぜ怒りや嫉妬を抑えられないのか、どうしてできるリーダーほど 上下関係にこだわるのか、なぜ若者は一つの会社に落ち着かず、心 を病むのか…。仕事や人生の悩みが一瞬で解決する、すごい一冊。 4.『伝わる!文章力が身につく本』 小笠原信之・著 高橋書店 5.『スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション』 カーマイン・ガロ・著 日経BP社 6.『文は一行目から書かなくていい』 藤原智美・著 プレジデント社 7.『ビジネスプロフェッショナルの教科書』 日経ビジネスアソシエ、斎藤広達・著 日経BP社 8.『「権力」を握る人の法則』 ジェフリー・フェファー・著 日本経済新聞出版社 8.『日本の未来について話そう』 マッキンゼー・アンド・カンパニー・責任編集 小学館 10.『最強の「ビジネス理論」集中講義』 安部徹也・著 日本実業出版社 受賞した皆様、本当におめでとうございます!
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平野敦士カールさんの書いた『プラットフォーム戦略』が、韓国で
バカ売れしているようです。


※参考:『プラットフォーム戦略』
http://amzn.to/9bPsrW


キラーコンテンツを呼び水に、プラットフォームを構築して覇権を握る。


グーグルやアップルがやっている戦略に、日本人よりも韓国人の方
が興味を持つというのが、日本の凋落ぶりを示している気がしてな
りません。


やっぱり、サムスンあたりの社員が買っているんでしょうかね…。

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今日は、ワタミの代表取締役会長兼CEO、

渡邉美樹さんの『ただ成功のためでなく』 を読みました。


※毎度のことで恐縮ですが、渡邉さんの「邉」は、点が一つ少ない
 ものが正式です。ここでは「邉」で代用させていただきます。


本書は、2005年3月に刊行された、『新たなる「挑戦」』を

2010年9月現在の状況に合わせて改訂し、加筆したもので、

最近の同社の取り組みと、その裏に隠された想いをまとめています。


本書を読んで感じたのは、やはり人間には渇望が必要だということ。


著者は、10歳の時に母を亡くし、その半年後に父が会社を清算。

運転手つきの車で出勤するほど裕福だった父が、質屋の時計を眺め
ていたのが悔しくて、社長になることを決意したといいます。


そんな著者が、教育に関してこんなことを述べているのが印象的でした。


<子供が夢を持てるかどうかは、本人の「枯渇感」が影響すると思います>


昔、半自給自足の生活を送っている秋田の知人が、こんなことを言っていました。


<与えることは、奪うこと>


この精神は、土井家の教育にも生かしていこうと思います。

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こんにちは、土井英司です。


土井は、20代の頃から今にいたるまで、人生は仕事がうまくいって、
それなりの豊かさがあって、幸せな家庭を持てば、万事うまくいく
のだと思っていました。


ところが、今年36歳、最近になって思うのは、今の延長上に10年後
(40代)はない、ということ。


どうも、40代以降の自分は、非連続的な変化から生まれてくる、そ
んな気がするのです。


そんな心境で手にしたのが、本日ご紹介する、『42歳からのルール』


著者の田中和彦さんは、リクルートで「週刊ビーイング」「就職ジ
ャーナル」など4誌の編集長を歴任しながらも、その後キャリアを
ゼロリセットして映画の世界に転じた人物。


現在は、人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとしてご
活躍されています。


本書は、そんな著者が、42歳からの生き方を指南した、30代、40代
必読の一冊。


40代の仕事の心構えと、上司としてのふるまい、そして何よりも個
人としてどう生きるか、そんなヒントが書かれています。


「何かを手に入れたいのなら、何かを捨てなければならない」
「この世界から、もし自分がいなくなっても、世界は何も変わらない」


40代を目前にして、もう一度、非連続的なジャンプをする気になりました。


これからのキャリアを真剣に考えたい30代、40代のビジネスパーソ
ンに、ぜひおすすめしたい一冊です。

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こんにちは、土井英司です。

今朝、メルマガ「ビジネスブックマラソン」で、初の洋書を紹介しました。

といっても、ビジネス書の世界では、話題書はすぐに翻訳・出版さ
れるので、正直、洋書を紹介する意味はありません。

ということで、メルマガでは、なかなか日本語訳になりにくいテクニ

カルな本や、マイナー著者の、でも役に立つ本を中心に紹介して
いきます。

一発目となる本書は、著名なマーケターであり、土井いちおしの書
籍『億万長者のビジネスプラン』の著者でもあるダン・ケネディの
弟子が、成功したダイレクトメールの例や、コピー例を解説した、
まさに実践的マーケティングの本です。

ぜひご堪能ください。

※参考:『億万長者のビジネスプラン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478005346/businessbookm-22/ref=nosim

先日、最近好調な出版社、S社さんからお手紙と献本をいただきま
したが、そのお手紙の内容がすごい。

手書きで、土井が以前にメルマガで書いた話に触れながら、今度売
りたい本の話題につなげてくるのです。

献本された本は、ビジネス書ではないのに、思わず読んでみようと
いう気にさせられました。

一方で、かつてベストセラー作家となったある方からの献本に添え
られたお手紙は、明らかにコピーです。

かつてはすべて手書き、あるいは最低でも手書きのひと言メッセー
ジが添えられていたのに、です。

ある出版社のエース編集者が、売れた著者がその後、売れなくなる
理由について、こう語っていました。

「初心なんて、みんな忘れるんですよ」

だから、大御所の本もいいけれど、実践につなげるには、今まさに
売るためにもがいている人の本を読むべき。

本日の一冊は、まさにそんな人物が書いた本です。

著者のビル・グレイザーは、ダン・ケネディの教えを受けて、オリ
ジナルの5ページにわたる手書きセールスレターを書き、平凡な紳
士服店の売り上げを2年で53%伸ばしたという人物。

結果、ボルチモアにあった14の紳士服店のうち、生き残ったのは、
氏のお店だけ。一人勝ちの状況になったそうです。

本書には、氏が作った5ページのセールスレターの書き方や、イン
パクトのある封筒の作り方、コピーの書き方などが、実例を交えな
がら紹介されています。

ポップコーンの袋に入ったDMや、財布のなかにクーポンが入った
DM、ココナッツを送るなど、本の題名通り、手法は過激。

なかでも、1万枚以上のポストカードを旅先から送ったエピソード
は強烈です。

そして極めつけは、巻末付録にある、著者がこれまで書いた見出し
で反応の良かった100個の型。

あまり英語が得意でない人も、ここを読んで実践するだけで売り上
げアップが期待できる、強力なコンテンツです。

顧客に興味を持たせるだけなら、誰でもできる。

本書には、相手に「今すぐ」行動を起こさせるための文章フォーマ
ットと、ツールの作り方が書かれています。

ぜひ参考にしてみてください。

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こんにちは、土井英司です。

『フリー』、『新・プラットフォーム思考』と来たら、次に読むべ
き一冊は、間違いなくこれ。
『異業種競争戦略』日本経済新聞出版社 内田和成・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532314828/businessbookm-22/ref=nosim

「ビジネスモデル構築3点セット」の最後を飾るのは、早稲田大学
ビジネススクール教授の内田和成さんが書いた、『異業種競争戦略』です。

※参考:『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814047/businessbookm-22/ref=nosim

※参考:『新・プラットフォーム思考』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023304778/businessbookm-22/ref=nosim

最近は、セブン-イレブンやイオンが銀行をやったり、コンピュータ
ー・メーカーのアップルがネット上で音楽配信を始めたり、さまざ
まな業界で、異業種からの参入が相次いでいます。

著者はこれを「異業種格闘技」と名付け、本書で異業種格闘技時代
の競争戦略について述べているのです。

では、この「異業種格闘技」の本質とは何か。

著者はこれをひと言でこう言い表わしています。

「ビジネスモデルとビジネスモデルの戦い」

かつて「業界」というものが信じられていた時代には、すべての企
業が同じビジネスモデルで戦い、どれだけ努力するか、工夫するか
で競争優位性が決まっていました。

しかし、異業種格闘技時代には、ビジネスモデル自体が違う企業同
士が戦うことになる。

ここで求められるのは、どこでオセロをひっくり返すかという、ビ
ジネスモデル構築のセンスです。

本書では、このビジネスモデル構築のヒントや、異業種格闘技時代
の戦い方、どこから競合が出てくるのかを予想するヒントなど、さ
まざまな競争上のヒントが示されています。

これからの時代、競争優位性は経営者のアタマが作る。

勉強しない人には、チャンスのない時代が到来する、ということです。

気がついたら時代遅れのビジネスモデル、とならないよう、ぜひ読
んでおきたい一冊です。

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今朝読んだ、新将命さんの『経営の教科書』
に、
こんな言葉が書かれていました。
A man is a sum total of all the people he has met in his life.
(人間とは、その人がいままでの人生のなかで会った、すべての人の総和である)
同様のことを説いたのが、最近ベストセラーになった
『まずは、「つき合う人」を変えなさい!』 という本です。
土井は、今回監訳を務めた『アメリカCEOのベストビジネス書100』
も含め、
著書へのサインに、「人生は仕入れで決まる」というメッセージを
入れされてもらうことがあるのですが、これもほぼ同じ意味。
人生は、誰と付き合うか、どんな本を読むか、
どんなメンターと出会うかといった「仕入れ」で決まってしまうのです。
だから、現在の自分を肯定するだけでなく、時には客観的な視点で、
自分や友人を俯瞰する目が必要。
自分よりも成功している人間を見て、悪感情を持ってしまったら、
なぜそんなことを思ったのか、考えてみる。
友人と一緒に誰かの悪口を言い始めたら、「自分たち」を客観視して、
なぜ妬むのか、ひがむのか、考えたい。
経営者として、自分が正しい方向に向かっているかどうか。
迷った時には、ぜひ前述の『経営の教科書』 を読むことをおすすめします。
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明日のBBM(メルマガ)から、以下のように

フッター部分で最近読んでよかった本を紹介することにしました。


みなさん、ぜひチェックしてくださいね。


▼最近読んでよかった本はこちら


1位『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』
NHK出版 クリス・アンダーソン・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814047/businessbookm-22/ref=nosim


2位『大人げない大人になれ!』
ダイヤモンド社 成毛眞・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012245/businessbookm-22/ref=nosim


3位『プレゼンテーションZen』
ピアソン・エデュケーション ガー・レイノルズ・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894713284/businessbookm-22/ref=nosim


4位『ザ・クリスタルボール』
ダイヤモンド社 エリヤフ・ゴールドラット・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478011907/businessbookm-22/ref=nosim


5位『インセンティブ』
日経BP社 タイラー・コーエン・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822247740/businessbookm-22/ref=nosim

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こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介するのは、名著として名高いデュルケームの『自殺論』。


『自殺論』中央公論新社 デュルケーム・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122012562/businessbookm-22/ref=nosim


先日、たまたま手に取った教育書で紹介されていたのがきっかけで
読んだのですが、これはすごい一冊です。


1897年に書かれた本なのに、まるで今の社会情勢をふまえて書かれ
たかのような、示唆に富んだ内容。


経済危機や、家族の危機、そして人々の不安と自殺の増大…。

こうした問題がなぜ今起こっているのか、その理由をじつにすっき
りと説明してくれています。


ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、そもそも、土井が現在
の活動を始めたのは、人々を心の飢えから解放するためでした。

そのためにギリシアに留学したり、エンターテインメントビジネス
を学んでみたりしたわけですが、今日この本を読んで、なぜ人が自
殺するのか、なぜ現代人は幸せになれないのか、その理由がわかっ
た気がします。


500ページ以上におよぶ大著ですが、ここに書かれている「ア

ノミー的自殺」論だけでも読む価値があると思います。


現在の調査に基づいて自殺の動機を探れば、健康問題、経済問題な
ど、たくさんの要因が見えてくるわけですが、実際には問題の根本
はそこにはない。


人間の精神は社会との結びつきによって強くなるのであり、自殺が
増えるのは、じつは自由が増大するときなのです。


個人主義や経済至上主義、安易な離婚、経済事情による単身世帯の
増大…。


これらがもたらす問題と、来るべき日本社会の姿を、デュルケーム
は予言しています。


豊かな社会を作るために、そして幸せな人生を歩むために、ぜひ読
んでおきたい一冊です。

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いつもテレビでご一緒している斎藤広達さんが、新刊『疑う力、信
じる力』を出されました。

※参考:『疑う力、信じる力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806133906/businessbookm-22/ref=nosim

「前提」「仮定」「結論」のPAC思考で物事の真偽を見極める方
法を説いており、大前研一さんの『質問する力』同様、情報化社会
には必須の内容となっています。

※参考:『質問する力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167679353/businessbookm-22/ref=nosim

「おかしな本」にだまされるな、自らを「Google化」できるわけが
ない、「便所掃除をすれば会社が儲かる」のウソなど、シニカルな
視点満載。

ご興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

土井英司


土井英司が経営するビジネス書出版公式サイト(http://eliesbook.co.jp/)

土井英司が1日1冊厳選ビジネス書評を紹介「ビジネスブックマラソン」(http://eliesbook.co.jp/bbm/)

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