これからのキャリア&ビジネス書

元アマゾンのカリスマバイヤーで、現在は人気メルマガ「ビジネスブックマラソン」編集長。NHKラジオ「入門ビジネス英語」の連載や「ラジオNIKKEI」でも活躍中の土井英司が、これからのキャリア&読むべきビジネス書を指南。


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こんにちは、土井英司です。

 

ポケモンGOによる交通事故、そして前回書いた神宮外苑の火災事故…。これら2つは、じつはデザインの問題だと思っています。

 

先日、メキシコシティに行って、「死者の日」の聖地ミスキックに行ったのですが、道中、ずっとタクシーが「ガタガタ」言うのです。

 

というのは、メキシコシティの民家のあるところは、歩行者を守るために必ず段差があるからです。

もし車が猛スピードで突っ込んでいったら、車がこすれて大変なことになるのは運転手。そして必ずスピードダウンするので、歩行者は守られることになります。

 

これは何もメキシコに限ったことではありません。フランスの郊外でもそうでした。

 

土井はフランス旅行の際、「モネの家」を見るためにパリ郊外のジヴェルニーにレンタカーで行ったのですが、パリ郊外の村には、必ず例の段差があり、スピード制限も厳しく守られています。

日本では、「なぜか」スピードの乗りそうな道路に速度計測器が付いていたり、取り締まったりしているのですが、フランスでは、大きな道路から民家のある小さな道路に移るタイミングで速度計測器が現れるのです。もちろん、村人や子どもを守るためです。

意味のない道路を作ったり、オリンピック会場や組織運営に過剰な予算を付けるぐらいなら、ぜひ道路に安全対策を施していただきたい。

 

それが、世界に冠たる首都東京が、2020年までにやるべきことだと思っています。

メキシコシティのタクシー運転手に、「日本はこういう段差がないから、この1カ月で2件、子どもが轢かれる事故があったんだよ」と伝えたところ、「信じられない」と言って悲しい顔をされました。

今の東京は、ただでさえ人口が減少する日本にあって、将来の稼ぎ手をないがしろにする、「ダメな街」です。


世界最高のインフラを誇り、それゆえに今でも世界最大の都市である東京。インフラの輸出は、これからのメインビジネスになるはずです。観光ビジネスのことを考えても、このままで良いわけがありません。

 

ただアスファルトを盛るだけで解決できること。ぜひ関係の皆様にはご検討いただきたいと思っています。

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