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2012-02-10 12:01:29

2011年度私的ベスト10

テーマ:映画
 キネマ旬報の2月下旬決算特別号を購入。毎年これで、2011年度ベスト10や、昨年の映画界の動向を知ることが出来る。
 昨年は震災の影響もあったかもしれないが、動員数は減少しているし、アメリカも、シリーズものに頼っている状況が続いているらしい。3D映画も早くも飽きられているようで、デジタル映画がこれからどれくらい浸透するかなど、先行きの予測が難しく、様々な点で過渡期に来ているようだ。
 さて、個人での2011年度ベスト10をあげてみると、
1)ゴーストライター
2)ジュリエットからの手紙
3)運命の子
4)英国王のスピーチ
5)ミケランジェロの暗号
6)マネーボール
7)ソーシャル・ネットワーク
8)しあわせの雨傘
9)ペーパーバード 幸せは翼に乗って
10)未来を生きる君たちへ
次点)猿の惑星:創世記
「運命の子」は2011年公開映画に入るようなので、これを含めれば、今年は割りとすんなり10本選べた感じ。
それでも、ゴーストライターが1位になるのは多少最大公約数的か・・・。昨年も、個人的に強く印象に残る映画との出会いは無かったかな。

Tetsuoの音楽、映画、その他諸々の日々-キネマ


2012-02-09 14:51:11

追悼 テオ・アンゲロプロス

テーマ:映画
 ギリシャの映画監督で、「旅芸人の記録」などが世界的に高く評価されている、テオ・アンゲロプロスが撮影現場で、バイク事故で死亡した。
 テオ・アンゲロプロスといえば、長回し、一切バックミュージックを使わない、360度パンなどの独自の技法が良く知られ、それがまた、一部の映画ファンからは、ただ退屈なだけ、とも言われたりしていた。
 私も「旅芸人の記録」などは個人的にあまり好きになれなかったが、それでもアメリカ映画に無い味わいに加え、ヨーロッパの風情も感じさせられることから、こまめにこの人の映画を観たりしていた。
 「こうのとり たちずさんで」辺りから少し作風が変わってきて、やや展開もスピーディーになって観やすくなった様な気がしていたが、「ユリシーズの瞳」に至っては、当時問題になっていたボスニア・ヘルツェゴビナの紛争をテーマにした社会性のある内容で、アンゲロプロスの映画とは思えないくらいになっていた。結局、この年は、この映画をベスト10の一位に選出したものだった。
 好きでないと言いながら、結構いろいろと観ていて、この人の作風の変遷なども感じ取っていたわけだったが、既に70歳を過ぎていても、まだ映画作りに情熱を燃やしていたようで、志半ばで事故死することになったのは、ファンからすればかなり残念なことだったかもしれない。
 近いうちに日本でも遺作となった新作が公開されることだろうし、このときは、やはり映画館に足を運ぶことになるだろう。

Tetsuoの音楽、映画、その他諸々の日々-テオ



2012-02-08 17:50:37

映画日誌「運命の子」

テーマ:映画
 中国・第五世代を代表するチェン・カイコー監督による、司馬遷の史記の物語を映像化した壮大な歴史スペクタクル。「さらば、わが愛/覇王別姫 」では明確な文革批判を行ったりしたチェン・カイコーだが、ここではメッセージ性よりも、とにかく娯楽性を重視した映画造りを行っている。
 中国・春秋時代の晋国で栄華を誇っていた趙氏が、謀反によって滅ぼされ、ただ一人生き残った一族の子の数奇な運命。冒頭、重厚なアクションで見る目を堪能させ、趙一族の末裔が成長するにつれ、育ての親と、父上として慕う謀反人との微妙な関係や、父子の愛憎劇が展開していく。
 チェン・カイコーの見事な演出に加え、俳優の演技もこの作品の味わいをさらに濃くしているようだ。ところどころでカンフー・アクション的なものも加えているのも、心憎い演出で、2時間以上の長さも感じさせない。
 趙氏の末裔である赤ん坊を託されることになり、はからずも実の子を趙氏の子どもと思われて殺されてしまう薬医の怨念がドラマの骨子となっているが、司馬遷の物語はこの辺りが少し違っているらしい。やはり現代の若者の感覚では、一族を絶やさないためにわが子の命まで絶つ、というところが理解しにくいだろう、という考えからのようだ。ただ、それなら、結末も、ややありきたりな人間ドラマに近い形になった感じなので、若者向けにもう一ひねりあったほうが良かったかもしれない。
 まあ、それは少し贅沢な注文であり、久しぶりに見応えのある中国の重厚な歴史ドラマに出会えたのは間違いない。
★70点

Tetsuoの音楽、映画、その他諸々の日々-運命の子


2012-01-25 22:11:41

映画日誌「瞳は静かに」

テーマ:映画
 1977年の軍政下アルゼンチンを舞台にした映画、といえば、名作「オフィシャルストーリー」を思い出すし、タイトルからして、「瞳の奥の秘密」のような重厚な内容の映画かと思えば、デジタル上映のクリアーな画面の中、ごくありきたりのホームドラマのように、淡々と家族の会話が続くし、あまりにも長すぎて退屈さを感じてしまう。アルゼンチンの恐怖政治に対する知識が無いと、なおさらこの映画のテーマがわかりづらいだろう。
 冒頭の母親の死。母親と叔父に隠された秘密。主人公の少年に近づこうとする男。謎を解くヒントのようなものがあるかと思えば、後に続かないままで、結局、政治告発のようなものも無し。
 とにかく関わることを避けようとする大人たちに対し、少年の目は何を捉えたのか?何も捉えないまま、少年も、政治に関わることを避ける、無気力・無関心な人間になっていくのか?
 人間味も感じさせないのは、ひよっとすると、現代の若者の無気力・無関心さとの対比として描かれていて、それが一つのテーマでもあるのだろうか?
 これまでのアルゼンチンの映画のような、強烈なインパクトを期待していたのが、やや期待はずれだったのは否めない。
★55点

Tetsuoの音楽、映画、その他諸々の日々-瞳

2012-01-08 12:58:41

今年の初乗り

テーマ:ブログ
 今年初のライディングは、おだやかな気候で、快適に乗ることが出来た感じ。
 馬は初めてのハイジ。乗ってみると、結構軽く、前進気勢があり、久しぶりに軽くて引く力が強い馬に乗ることになった。
 初めてで前進気勢がある馬だと、手綱のコントロールで少し苦労させられる。引く力が強いと、勿論手綱でしっかり抑える必要があるが、馬によっては、あまり引っ張りすぎるとカリカリきてしまうこともあり、やたら引っ張るのも良くない。
 幸い、この馬はあまりキレることは無いようで、後になると少しコントロールのコツもわかってきたが、とにかく、初めての馬は、まずは特徴や癖を知ることが大事。今回はそれだけで終わってしまったようだ。
 まあ、久しぶりで軽い馬に乗ることが出来、今年の初乗りは、結構汗もかいて、よい運動になったみたいだ。
 とにかく、今年も怪我は無いようにして、馬と良い付き合いを維持していきたいもの。

Tetsuoの音楽、映画、その他諸々の日々-ハイジ

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