運命は変えられるか

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易などやってますから、私のことを「運命論者なのか」と思われるかもしれませんが…、実際のところ、私も「未来が全て決まっている」などとは思っていないんですよ。


では、「運命は変えられるのか?」というと…

この点についてはちょっと、詳しい解説が必要になります。


中国語に「運命」という単語はないのですが、「命運」という言葉はあります。

日本語の命運とほぼ同じ意味だと思いますが、厳密に言うと「命運」は「命」(ミン)「運」(ユィン)の二つに分かれます。


「命」(ミン)とは、人が生まれながらに持って生まれた定めで、例えば基本的な性格、素質、家庭環境、身体的特徴、人生の大まかな青写真などです。

華人はよく「あの人は命がよい」とか「命が悪い」と言います。持って生まれた一生の結婚運とか、財運というのは確かにあります。四柱推命とか断易とかで命を見ると、確かに「子供と縁がない人」とか「金持ちの男性と結婚する人」とかいるのがわかります。


「命」(ミン)は変えられません。これは事実です。


これに対し、「運」(ユィン)とは文字通り運勢のことです。これは、本人の努力、教養、意志、積徳、そして風水によって変えることが出来るのです


昨日の「ご縁だから」で 30 でご紹介した、戴おばさんを例にとれば、「おばさんが(少なくとも中年まで)子だくさんの上に仕事もしてとても忙しい生活を送る」というのは命で決まっていたことだと思います。

そして、知的障害者の小楊と出会い、彼を世話してゆくか選択を迫られることになるのも恐らく命で決まっていたのでしょう。

(この人を占ったわけではないですが、一般的な命の概念から考察した場合)


でも、障害者の世話をすると決めたのはおばさん自身の選択であり、その後自分の人生を充実させることが出来たのは(その充実ぶりは、そのピカピカの笑顔キラキラを見れば誰でもわかります)、おばさんが徳を積んで運を落とさず、うまい具合に幸運を保ってきた結果だと言えます。


命で定められていることは、その時期が来ると(いくつかの例外を除き)ほぼ必ず起こります。例えば、結婚のチャンス、離婚の危機、留学のチャンス、キーパーソンとの出会い、別れ、経済的危機、病気…。

でも、その時どうするか、その後どのようにこれらに対処してゆくのか、その選択権は本人にあるのです


四柱推命で見ることができるのは、先天的な命だけです。断易では、命と運を総合した結果を予測することができます。

ともかく、運を大きく落としてしまうと、現実に立ち向かう気力も萎えます。結果もついてきません。だから、運気を上げること以上に、運気を大きく落とさないようにしたいものです。
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